1枚目のマザーボードは『Z87 Extreme9/ac』の上位となる『Z87 Extreme11/ac』。基本となるスペックは“Z87 Extreme”と同じで、『Z87 Extreme9/ac』からの変更点は、10基搭載されていたSATA3が6基に減らされた代わりに、16基のSAS3/SATA3を搭載している点。
ASRockブースでは、SSDを22基接続したデモンストレーションを実施していた。
発売時期や価格は未定。日本での発売もまだ決まっていないが、ブーススタッフは「日本でも需要があると思うので販売したい」と話していた。
↑“Z87 Extreme”の最上位モデルになると思われる『Z87 Extreme11/ac』。
↑22基のSSDを搭載して稼働デモンストレーションを実施。
SPEC
フォームファクター:ATX
チップセット:Intel Z87 Extreme
対応ソケット:LGA1150
拡張スロット:PCIエクスプレス3.0x16(4基)、PCIエクスプレス2.0x1(1基)、mSATA(2基)
マルチGPU対応:NVIDIA SLI(4way、CrossFireX)、RADEON SLI(4way、PLX PEX 8747 Bridge)
通信機能:802.11ac対応、Bluetooth4.0
有線LAN :Intel Dual Gigabit LANおよびTeaming
インターフェース:Thunderbolt×2、HDMI出力×1、ディスプレーポート入力×1(テスト専用)、D-Sub15ピン出力、SAS3/SATA3×16、SATA3×6、eSATA×1、USB3.0×10、USB2.0×7
2枚目は“Z87 Extreme4”に2基のThunderboltポートが追加された『Z87 Extreme4/TB4』。こちらの基本スペックは、すでに発表されている“Z87 Extreme4”にThunderboltポートが追加されただけとのこと。価格は未定だが、夏までには発売されるだろうとのこと。日本での発売時期は未定。
↑Thunderboltを背面に2基搭載する『Z87 Extreme4/TB4』。
最後の1枚は、日本では発売予定のない、中国向けの廉価マザーボード『Z87iCafe4』。
スペックも現在の標準レベルから見ると大きくスペックダウンした仕様となっているほか、製品コストを落とすために簡略化や製品品質を一部安いものを使用しているとのこと。とはいえ、“Haswell”搭載可能なマザーとして最低限必要な機能は搭載されており、日本でもオフィス向けPCなどで需要がありそうだ。
↑LGA1150対応の廉価マザーボード『Z87iCafe4』。
SPEC
フォームファクター:ATX
チップセット:Intel Z87
対応ソケット:LGA1150
拡張スロット:PCIエクスプレス3.0×16(1基)、PCIエクスプレス2.0(2基)、PCI(3基)
有線LAN :ギガビットLAN
インターフェース:HDMI出力×1、DVI-D×1、D-Sub15ピン×1ミニD-Sub15ピン、SATA3×6、USB3.0×6、USB2.0×6
■関連サイト
ASRock
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