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iPhoneとiPadに大型モデルが登場?Apple噂まとめ(5/26〜6/1)|Mac

2013年06月02日 16時00分更新

 国内外の噂系サイト・ニュースサイトで5月26日から6月1日までに出回った内容をまとめました。iPhone5Sは、Apple A7プロセッサーを搭載するといった、仕様についての具体的な噂も出てきました。そのほか、9.7インチの現行iPadよりもさらに大きな液晶パネルを採用した「iPad Maxi」が出るという噂もあります。

5/26
iDownloadBlog(外部サイト)によると、iPad miniの試作機には背面上部にもう1つのマイクが搭載されていたそうです。実はこれ、結構有名な話で実際にiPad miniが登場してすぐに発売されたシリコンケースなどではこの部分に穴が空いてるものもありました。おそらくこのマイクはiMacなどと同様のノイズキャンセリング用の集音マイクだと思われます。ちなみにこういう試作機は、主に台湾フォックスコン社の中国の組み立て工場から盗み出され、3万8000元(約62万円)程度でケースメーカーなどに売られるそうです。

5/27
VR-Zone(外部サイト)によると、韓国サムスン電子社は指紋認証センサーを搭載したホームボタンの特許を2011年に取得していたことが判明したそうです。まさに今、AppleがiPhone5Sに実装しようとしていた技術ですね。ホームボタンといっても、iOSとAndroidでは形状も役割も異なるので、ガチンコで特許侵害というのもないかもしれませんが、キナ臭い話ではあります。

5/27
ウォール・ストリート・ジャーナル(外部サイト)によると、iPhoneなどの組み立てで知られる台湾フォックスコン社が、コンテンツや端末などの独自開発に乗り出すかもしれないそうです。電子機器の組み立てメーカーとして世界中のエレクトロニクス企業から寵愛されている同社ですが、相手先の業績をモロに受ける下請けから脱却する狙いがあるみたいですね。でも、真剣にやるならデザイン部門をしっかり育てたほうがいいと思います。そこそこ使えて低価格の中華スマホや中華タブレットはすでにかなりの種類が出回ってるので、そこに参入して意味ないですからね。

5/27
DigiTimes(外部サイト)によると、台湾HTC社がリキッドメタルを採用したスマホを年内に発売するそうです。リキッドメタルと言えば、Appleが排他的使用権を獲得してiPhoneなどに搭載するのはないかと言われていた合金です。チタン、ニッケル、銅の合金で、硬度はステンレスの約3倍でありながら、プラスチックのように加工がしやすいのが特徴です。もうなんだか夢の素材なんですが、果たしてAppleに先駆けてHTCが使ってくるのでしょうか。じゃあ、あの排他的使用権はどうなったのか疑問ですが。

5/28
Apple Insider(外部サイト)によると、AppleはiPhoneと利用者の距離を感知して音量を調整するという特許を申請しているとのこと。現在のiPhoneでも液晶面に搭載された近接センサーによって、顔を近づけるとタッチパネルが誤作動しないような仕組みが取り入れられていますが、この特許によって音量調整まで可能になるみたいですね。距離が離れると自動的にスピーカーフォンに切り替わったりするそうなので便利かも。

5/28
ETnews(外部サイト)によると、アップルは12.9型のタブレット端末「iPad Maxi」を2014年前半に発売するとのこと。もの凄く嘘くさいなぁと思う半面、嘘だと断定できない根拠もあります。というのも実は、アップルは単純に大型化したMacを出した過去があるからです。このときも教育用かシニア用かといわれましたが、スペックやロジックボードの構成、画面解像度も同じで、液晶パネルの大きさだけが異なる12インチと14インチのiBookをリリースしました。ただ画面が大きいだけですが操作性は向上します。タッチパネルで操作するiPadならなおさらでしょう。アップルは教育市場向けにG3 All-In-OneやeMacを開発していましたし、eMacはしばらくして一般発売されました。となると、教育向けに大きなiPadというのもあり得ない話ではありません。iPad Maxiが出るとしたら、解像度はRetinaディスプレイモデルのiPadと同じで画面サイズだけが大きいものにするでしょうね。

5/28
Wei Phone Network(外部サイト)によると、iPhone5Sは液晶サイズは4インチのままですが、画素数は2倍になり、ベゼルが狭くなるとのこと。現行のiPhone5の画面は画素数で換算すると73万画素、一方iPhone5Sは150万画素になるそうです。そのほか、背面にあるiSightカメラが1300万画素になり、カラバリが追加。生産開始は6月で、発売は9月とのこと。この噂、ちょっと信じられませんね。倍になればもちろんより高精細ですが、アプリの互換性を考えるとそれはやらないんじゃないかと。まだiPhone4Sを売っている国もたくさんあるので、iPhoneで3種類の画面解像度なんで用意したら開発者はブチ切れますよ。

5/28
Apple Insider(外部サイト)によると、iOS 7はジョナサン・アイブによって大幅に刷新されると、 AllThingsDのイベント「D11カンファレンス」でティム・クックCEOが明らかにしたそうです。これまでの噂でも、写実的なインターフェースやテクスチャーなどのUI部品を使わずに、フラットデザインになるといわれてきましたが、いったいどうなるのでしょうか。期待が高まるばかりです。

5/28
TheVerge(外部サイト)によると、Appleのティム・クックCEOがiOSのAPIの公開を前向きに進めると、AllThingsDが開催した「D11カンファレンス」で語ったそうです。ここでいうAPIは、アップル純正アプリなどが非公開で使っているプライベートAPIのことなんでしょうか。App Storeではときどき、Appleが使用を許可していないAPIを使ったアプリがいつの間にか消えているということがありましたが、今後は公開してもセキュリティーレベルが低下しないAPIはどんどん使えるようにしていってほしいものです。とにかくiOS 7が待ち遠しいですね。

5/28
iDownload Blog(外部サイト)によると、iOSデバイスでサードパーティーアプリのアップデート通知がプッシュ配信されるかもしれないとのこと。通知が出た端末は、脱獄(ジェイルブレイク)しているものなのでちょっと環境がアレですが、通知アプリなどは特に入れていないとのこと。まあでも、現在のように「App Store」アイコンにアップデートできるアプリの数がバッジ表示されるだけで十分な気がしますけど。アップデートは毎日のように発生するので、毎日頻繁にプッシュ通知されたら煩わしすぎるでしょう。セキュリティーホールが見つかったとか、もの凄く重要なアップデートだけプッシュ通知というのはアリかもしれませんね。

5/28
ETnews(外部サイト)によると、Appleは韓国サムスン・ディスプレイ社との取引を再開したとのこと。訴訟問題などで徹底的なサムスン排除に向かっていたと思っていましたが、ここにきての方針転換。サムスン・ディスプレイは薄型ガラスのサプライヤーとして復帰するようです。同社はRetinaディスプレイクラスの高精細液晶パネルを作る能力もありますし、将来的にはIGZO液晶の量産体制も整えるかもしれませんので、手打ちといったところでしょうか。

5/28
DigiTimes(外部サイト)によると、AppleはiPhone5Sと廉価版iPhoneを7〜9月に発売するとのこと。サプライチェーンに月産2000万台の生産能力を要求しているそうです。1機種は早ければ6月に発表される可能性もあるそうです。廉価版のiPhoneは枯れた技術を結集してくるでしょうから、株価対策も兼ねて6月に発表しちゃうのもアリかもしれません。まずは、チャイナ・モバイルだけで売ればいいと思いますしね。

5/28
Barron’s(外部サイト)によると、Appleは廉価版のiPad miniを発売予定とのこと。廉価版の価格は200〜250ドル(約2万円〜2万5000円)になる見込みだそうです。iPad miniはいまでも結構売れていますので、次期モデルでRetina化を果たせば、現行モデル=廉価版として売るのもありかと思います。とはいえ日本だと円安効果でiPad miniは最も安価な16GB Wi-Fiモデルでも3万2800円。筐体の素材をアルミからプラスチックに変更するとか、液晶パネルも質を落とすとかしないと価格を抑えるのは厳しそうですね。

5/29
The Loop(外部サイト)によると、WWDC 2013ではiPhone5Sや新iPadは発表されず、新MacBookシリーズが登場するとのこと。まあ、順当な予想ですね。iOS 7は、iOS史上で最もインターフェースが変化すると言われているので、開発者アピールを考えるとこの説明にかなりを時間を費やすと思われます。もしかすると、新MacBookシリーズすらプレスリリースレベルで基調講演ではスルーされるかもしれません。

5/29
ウォールストリート・ジャーナル(外部サイト)によると、AppleはiPhoneやiPadの生産を従来の台湾フォックスコン社から、同じく台湾のペガトロン社に移行するかもしれないそうです。フォックスコンは、Appleには内緒で部品の供給元を変更したり、従業員が自殺したりといろいろ問題もあるため、リスク分散の意味があるようです。ティム・クック体制になってからは、iPad miniの一部はペガトロンで生産されているようですね。フォックスコンは独自開発の端末やコンテンツに意欲を示しているという噂もありますので、同社もApple依存からの脱却を図っているのでしょうね。

5/29
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone5Sと廉価版iPhoneは9月に発売されるとのこと。廉価版は450ドル程度になるそうです。さらに2014年第2四半期(4〜6月)には大画面版を出すかもしれないとのこと。iPhoneも5インチのスマホ市場に参入するのでしょうか。5.5インチのGALAXY Noteを使っている人はときどき見かけるので、需要はあるのでしょうね。

5/30
9to5Mac(外部サイト)によると、米グーグル社が5月に発表した聴き放題の音楽ストリーミングサービス「Google Music All Access」を、iOSデバイス向けにも提供するとのこと。提供時期はAndroid向けサービス開始の数週間後だそうです。Androidの開発責任者のサンダー・ピチャイ氏が、AllThingsDのイベント「D11カンファレンス」で明らかにしました。

5/30
Apple Insider(外部サイト)によると、新iPad用のケースが流失したそうです。このケースを見ると、新iPadはiPad miniと同様にベゼルが非常に細くなっているそうです。新iPadのタッチセンサー部分は、従来のガラス2枚を張り合わせたものから、薄膜フィルムに変更するという話もあるので、本体もベゼルも細くなると思われます。

5/30
EMSOne(外部サイト)によると、次世代iPad用のプロセッサーは、2013年第3四半期(7〜9月)に決定され、iPhone5SにはApple A7が搭載されるとのこと。新iPad用のプロセッサーの製造は、台湾TSMC社が主に請け負うそうです。この新プロセッサーの製造プロセスが20nmとなった場合は、TSMC社の製造シェアがさらに拡大するとのこと。ちなみに別の情報で、iPhone5Sに搭載される見込みのApple A7プロセッサーは、韓国サムスン電子社が中心になって製造するそうです。

5/31
EMSOne(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社がAppleに報告せずに部品調達先を変更したとのこと。この前、100万台のiPhone5をAppleがフォックスコンに突き返したというニュースがありましたが、これは部品調達先の変更に関連があるのでしょうか。これをきっかけに、AppleはiPhoneなどの組み立ての委託先をフォックスコン一辺倒ではなく、台湾ペガトロン社などに拡大しているそうです。

5/31
MacTrast(外部サイト)によると、AppleはWWDC 2013でMac Proの最新モデルを発表するかもしれないそうです。現行のMac Proの在庫が減少傾向にあることが理由のようです。Mac Proが採用するデュアルCPU構成が可能なXeonプロセッサーは、現在Sandy Bridgeアーキテクチャーのものしかありません。Ivy BridgeアーキテクチャーのXeonは今年後半のリリースなので、ローエンド、ハイエンドで発売時期を分けるなどの可能性も考えられます。しかし、Mac Proのラインアップを増やすメリットは少ないので果たしてどうなることやら。

5/31
ロイター(外部サイト)によると、韓国サムスン電子社のタブレット端末「Galaxy Tab」に米インテル社製のプロセッサーが搭載されるとのこと。サムスンといえば、自社でもARMアーキテクチャーのCPU「Exynos」(エクシノス)を開発・製造していますが、インテルCPUといえばAtomになりますね。評判の高い「Clovertrail+」世代のAtomを「Galaxy Tab 3 10.1」で採用するそうです。CPUのアーキテクチャーが変わると、アプリなどもそのままでは動かなくなりますが、Atomのパワーならエミュレーション動作でも十分な速度になるのでしょうか。いまのところARM一辺倒のiOSデバイスですが、MacでCPUアーキテクチャーの移行を2度を断行して成功させているAppleも、いつの日かAtom搭載があり得るかもしれません。

5/31
Caminoのブログ(外部サイト)によると、Firefoxなどと同じGecko系のレンダリングエンジンを利用して、オープンソースで開発が進められてきたOS X専用のウェブブラウザー「Camino」が開発を終了したとのこと。これまでお疲れさまでした。なお、同ブラウザーを中心となって開発していた人物は、現在は、FirefoxやSafariの開発を手伝っているようです。ひと昔前、Mac用ブラウザーはSafari派とFirefox派で2分されており、Firefox派の一部がCaminoを愛用するという流れがありましたが、Google Chromeの登場ですべてひっくり返ってしまいましたね。

5/31
MacRumors(外部サイト)によると、OS X 10.8.4はまもなく配布されるとのこと。開発者向けにベータプログラムの終了を通知しているそうです。あと8日後に迫ったWWDCに向けてOS Xは準備完了ということですね。MacBookかMac ProかiMacか。いずれにしろ新機種が出るのは確実でしょう。しかし、同時に円安基調に合わせた価格の見直しが発生して、日本では各機種が値上がりするのも確実でしょう。

6/1
iFixit(外部サイト)が、先日に突如発売された背面(iSight)カメラなしのiPod touchの分解写真を公開しました。512MBのRAM、デュアルコアのApple A5チップなどを搭載しているようです。背面カメラがないのでその周辺の基板は従来のiPod touchと異なりますが、写真を見る限り大幅な変更点はないようです。

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