2013年06月02日17時00分

アスキー・メディアワークスがエンジニアを募集 来たれ! 好き者の技術者

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 アスキー・メディアワークス(以下 AMW)では、ウェブ系のシステム設計・開発を担当するエンジニアを募集中。その弊社ではどんな技術者が求められているのか、AMW技術部のスタッフが熱い思いを語ります。

正社員(ソフトウェア・エンジニア)募集

業務内容 / 主にWeb 系のシステム設計・開発

【具体的な業務】
◎ CMS の開発・改修
◎ EC の開発・改修
◎ 社内システム開発・改修
◎ システムの要件定義、基本設計 など

※募集要項はこちら(外部サイト)をご参照ください。

弊社で求められている人材像とは

――AMWで必要とされる人材をお話しいただく前に、現在のIT業界では一般にどういう人材が求められているのか、お話しいただけますか。

西村:まずはサクサクっとプロダクトをつくれるプログラマーでしょうね。PHPなどいまどきのフレームワークを使って、イテレーションを1~2回行なって、2~3週間でアジャイルにプロダクトをローンチする。そんな仕事に対応できる人が求められていると思います。

 長い期間にわたって使われるプロダクトは長い時間をかけて作るべきですが、たとえば「○○フェアのために1ヵ月しか使わないプロダクト」とか、「ウェブ上でこんな掲出方法をしたい」といったリクエストに対しては、短いタームでの開発になるでしょう。

技術部人材募集
AMW技術部部長 西村卓也。'06年アスキー入社。

――それではAMWでは、どんな開発を行なっているんでしょうか。

西村:ウチはトレンドとズレていて(笑)、アプリケーション志向です。先ほどの話は、ワープロにたとえて言えば「履歴書専用のワープロ」を作るようなもの。「要件はこれこれなんで簡単に作ってね」というものを次々と作っている感じですが、それではもったいないですよね。

 だからワープロソフトなら、どんな書類でも作れるものを作りたい。要するに『MS Word』を作りたいんですね。それを作っておけば、あとから要件を追加したくなったら「そこのスイッチをこうして、こうデータを入れればできるよ」と、プログラムには修正を掛けなくて済む。そのソフトウェアで将来発生するであろう要件に対して柔軟に対応できるようなものをカッチリ作りたいんです。

――そんな環境のAMWで、新しい人材や若い人材を募集する狙いは?

西村:AMWの技術部門では15年先の人事計画を考えています。15年後にはいま30歳の人が45歳になって、部の中核としてまとめる立場になっているでしょう。そういう人材にいまのうちに入ってもらい、我々と考え方を共有してもらえれば、次の世代につながっていくと思います。もし10年後になってからあわてて中核の人材を探し、40歳の人をヘッドハンティングするとなっても、それではAMWの志向と合わないかもしれません。それは大きなリスクです。

末武:ボクは技術部の中では若手ですが、プロパー(正社員)として技術部門の考え方を吸収してきました。エンジニアの世界では業務委託など短期で働く人も少なくありませんが、プロダクトを作っては叩かれ、それを繰り返すことで部の考え方が刷り込まれていくというプロセスがあるので、業務委託の方だけでは部署としての考え方を維持していくのは難しいと思います。

技術部人材募集
AMW技術部主任 末武靖志。

みんな好き者ぞろい、チャンスがあれば新しいことをやりたい

――AMW技術部門の現在の陣容について教えてください。

西村:旧アスキーの技術開発部を引き継いでいる部分もありますし、ここに集まっているのは「開発のプロ」ぞろいなんです。そういう意味ではインハウスの技術部というより、エンジニアとしてメシを喰ってきた人たちの集団であり、小さな SIer みたいな雰囲気もあります。

 だから業務の現場でも、きちんと要件を定義しようよ、スケジュール管理しようよと考えますし、そういう意味では SIer クォリティですね。だから若いエンジニアがここで経験を積めば、IT業界でどこにいっても通用すると思います。

 もうひとつ特徴的なのは、みんな好き者ぞろいなんですよ。なにかチャンスがあれば新しいことをやりたいと思っちゃうんですね。「OpenFlowって楽しそうだよね」とか、「こんな技術書買わないよね、オレたち以外は」みたいな(笑)。そんな理系ヲタクの部分もいいバランスで共存しています。これが純粋な SIer だと、新しいことを提案しても「そんな動作実績のない案件なんてダメだ」となりかねない。

末武:たしかにダメだって言われますし、SIer にいたら自分でも言いますね。でもAMWでは逆で、「こっちのほうが早く動作する」とか「低スペックマシンでも動く」と、試してみようという文化があります。

西村:みんなやっぱりITでメシを喰ってきた人ばかりなので、好き者なんです。逆に言えば、好き者じゃないと残らない。そういう人にぜひ来てもらいたいですね。

――そういえば先ほど、部内でコードを見ながらやり取りされていました。

西村:あれは部員が書いたコードを見ながら「ここの1文字がいらないんじゃないか?」とか、喧々諤々やっていたんです。みんな好き者なんで、コードが芸術的じゃないとイヤだとか、汚いコードはイヤだったりするんです。でもキレイなコードだからといって効率がいいとも限らない。そんなところもまた、開発のおもしろいところなんですよ。

技術部人材募集
技術部の片隅で、部長の西村が部員の書いたコードを見ながら「ここいらないんじゃないの〜」とワイワイ。

システムのすべてを把握して、どこまでも作れる開発体制

――では、部署としてのアピールポイントについて教えてください。1点目として「システムのすべてを把握して、どこまでも作れる開発体制」だそうですが。

西村:SIer だと部品しか作らせてもらえないことが多いです。自分の作ったものが製品のなかのどこにあるかわからない。でもエンジニアとしては、お客さんとのヒアリングを通じて製品全体を手掛けてみたいという人は多いですし、AMWではそれができます。

――2点目として、「システム構築に必要ならネットワークやハードウェアにまで口が出せる」

西村:ソフトウェア屋さんって、ネットワークのことを知らない人が多いんです。たとえばアプリケーションからデータベースを叩いて、出てきた結果をブラウザー経由で戻す。そんなシステムだと、1日1000件くらいだったらどんな書き方でもどんなハードウェア(H/W)でも動くんです。でもそれが1日数十万PVだったりすると、H/Wの性能次第では1回問い合わせた内容を保存しておかないと間に合わない。そういった判断が必要になります。

 でも H/W 部隊が別にあるような組織で仕事していると、そういった全体像が見えないんですね。それがAMWだと、『魔法のiらんど』みたいに1日1億PVなんてサイトもあったりする、そういう環境で仕事をすれば、自分の書いたプログラムはこんなネットワークでこれくらいの速度が出るから大丈夫だ、といった判断ができるようになります。

 そもそも H/W って素材じゃないですか。システムを動かすには素材を知らなきゃいけない。「ブリの照り焼き」の作り方は知っているけど、素材はよく知らないから用意してもらいました、でもそれはブリじゃなくて鮭だった、では困るんです(苦笑)。エンジニアも若いころはコーディングが楽しいけど、上流工程に行って全体を設計するようになったときは、H/Wも含めて全体がわからないとダメなんです。

技術部人材募集
アスキー・メディアワークスの社内ネットワークやウェブサイトを支えるマシンルーム。ここも技術部の管轄だ。

――それに関連して3点目として、「機材やリソースの調達もできる」

西村:たとえば、こんな性能の機材があればこのコードは何行か端折れるとか、この機材なら1億PVあってもオレのコードで動くとか、そういった判断ができます。Interop Tokyoに行って、このネットワークスイッチいいじゃん! って思えたりするんですよ。これが楽しいのにねえ(笑)。

末武:社内のマシンルームも、そうやって部員自らが調達してきたマシンばかりです。たとえばなんらかの障害が発生したとして、ディスクはエラーしているけどアラートは出ていないなんてこともある。そんなとき、「これはファームウェアのバグじゃないか」とか想像できるわけです。自分が書いたコードに自信があれば、動作が遅いと感じたらディスクを単体試験したり、VMのログを見たりと、あれこれできるんですね。

技術部人材募集 技術部人材募集
マシンルームには天井まで届くラックがズラリと並ぶ。これらの機材は基本的に技術部スタッフ自らが調達している。 無数のケーブルが映えるネットワークススイッチとファイヤウォール。ケーブルは単位ごとに結索されている。

――そして4点目は、「出版社の技術部門であることが魅力」

西村:もしエンジニアとして大手の SIer にいたとしたら、いまここでやっていることの全部を任せてもらうことはできないんです。いっぽうで小さな SIer だとイチから十まで全部できるんですが、肝心の案件が受注次第だったりする。

 いっぽうで出版社の技術部門は、電子書籍のようなトレンドもありますし、ネットがビジネスの舞台になってきています。そんなとき技術部門をもたない出版社は勝負ができないんじゃないでしょうか。しかも角川グループは技術に対して理解のある社風で、もともとマルチメディアを展開してきた文化もあるし、『BOOK☆WALKER』のような電子書籍プラットフォームも手掛けている。そんな会社の技術部門というのはエンジニアにとっていい環境ですね。

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ブレードサーバーの単体試験も技術部のお仕事。コードを書くのと同じようにH/Wのチェックも欠かさない。

面接ではメールシステムの話で意気投合

――では人材募集ということですので、若手エンジニアである末武さんのキャリアについて教えてもらえますか。

末武:最初は独立系のSIerで銀行系や保険会社のシステムなどを作っていました。その次はサーバー周りのパッケージを手掛ける小さ目の会社に入って、コーディングも設計も客先回りもサポートもやっていました。そのうち開発や設計に専念したくなってきて、転職先を探していたら、アスキーを紹介されたんです。そこで面接に行ったら西村さんに会いまして、前職でメールシステムを手掛けていたという話から『LMTP』の話で盛り上がったんです。

西村:ああ、そのころ『LMTP』がマイブームだったんだよねえ(笑)。

末武:それで意気投合できましたし、なにより自分が気になる技術についてオープンに話せる環境に魅力を感じて、アスキーに入りました。入社してからは、出版に関する知識がなかったので、最初は戸惑う部分もありました。CMSの知識もなかったし、書いた記事をウェブ上に即時投入するといった速度感は、それまでやってきた仕事とはスピード感がまるで違いましたね。

技術部人材募集
AMW社内の床下を這う無数のネットワークケーブルも管理。その総延長は東京〜浜松間にも及ぶという。

――今回の人材募集でも、末武さんのような人材が求められていると思いますが、いっぽうでエンジニアの側から見てAMWで働く際のハードルの高さはどんな感じでしょうか?

西村:結局は、好きならいいんです。たとえば「私はプロでやった経験がない」という人もいると思いますが、それなら我々が仕事のやり方を教えます。それよりも、自分でなんでも作ってみたい人とか、人とは違うものを作りたいという人が欲しいですね。

末武:自分の思いを明確にできる人がいいですね。自分がやりたいものを明確に描ける人。言われたものをただ作るのではなく、社内のシステムでも社外のシステムでも、クリティカルでもそうじゃなくても、「それってこうしたほうがもっと良くなるのでは?」と提案できれば、どんな技術を使えばいいのかなどと話が広がると思います。

西村:テクニカルな部分は最低限あればよくて、なんらかの手続き型言語できちんとコーディングできればいいんです。Perlしか書けない、Javaしかやったことがないという人でも大歓迎です。なにかの言語に精通していれば、どんな言語でも書けますからね。

 あとはやる気、そして好きだという気持ち。なかには「コードを書くのが好きなんです!」と言うからどんどんやらせてみたら、めげちゃって1ヵ月で辞める人もいたりしますが、それは本当に「好き」ではなかったんですね。エンジニアだったら寝食を忘れてコーディングしたという経験があるものだと思うんです。

末武:そもそも技術に正解ってないと思います。エンジニアそれぞれが「オレはこう思う」というのをいろんな方向からもちよって、作り上げていくものだと思います。

――今回は固い話ばかりでしたが、社内で見ていると技術部って愉快な感じの人たちが多いですよね。

西村:部内の飲み会とか、角川グループ内の技術者同士で飲んだりするんですが、そういう時って冗談もIT用語になったりするんです。いやあ腹痛いよね、ブロークンパイプだよねえ、口からコアダンプしちゃったよ、とか(笑)。

末武:そういう冗談って、年齢が出ますよね。使う技術用語に時代を感じるっていうか(苦笑)。

西村:だから新しく入ってくれる人には、そんなノリについてきてもらえるといいなあ。汗のにおいが同じ人だといいなあって思ってます。

末武:エンジニアの世界では外注スタッフを使うことも多いんですが、できれば長く一緒にやっていける人に来てもらえるとうれしいですね。

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機能別に色分けされたネットワークケーブル。その配色ではエヴァを意識したという遊び心も効いている。

●関連サイト
アスキー・メディアワークス正社員
(ソフトウェア・エンジニア)募集要項

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