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スタートボタン復活? Windows8.1の内容が一部正式公開される

2013年05月31日 01時58分更新

 米マイクロソフトが公式ブログにて、Windows 8.1のアップデート内容を画面付きで一部公開した。ユーザーからのフィードバックを受け、さまざなな端末からWindowsを操作しやすいよう改良している模様。主なアップデート内容は以下。

Windows8.1

●ログイン画面の改良
 ロック画面はローカルやSkyDrive内の写真を使ってスライドショー表示ができ、ピクチャーフレームのようになる。また、ログインしていない状態でも内蔵カメラで即時写真撮影が可能に。

●スタート画面のカスタマイズに自由度が増す
 スタート画面は、よりたくさんの色や壁紙を利用できるように。壁紙には動きのあるものも用意されるようだ。今よりも大きなタイル、さらに小さいタイルで表示でき、まとめてタイルを整理したりアンインストールできる。タイルは誤って動かさないように移動方法を改善している。また、画面下をスワイプすることによってすべてのアプリを表示でき、日付やカテゴリーなどでフィルタリングも可能に。新規インストールしたアプリは、まずこの画面下に隠れている一覧に追加され、必要なものだけ、スタート画面にピン留めできる。

Windows8.1
Windows8.1

●グローバル検索に対応
 入力した検索語に対し、Bing検索を使い、Webやアプリ、ファイルなどのあちこちの検索対象から最適な結果を出してくれる。曲やビデオの簡易再生も可能だ。ローカルファイルやアプリ、設定の検索結果を左にスクロールすると同様の簡易画面が出現して、操作画面にアクセスしやすい。

Windows8.1

●標準アプリ機能の強化
 写真アプリやミュージックアプリなどの使い勝手を改良。また、起動したアプリを2つ並べるスナップビューは、サイズ変更に対応するようになり、マルチディスプレーにしていれば最大3画面を同時に表示できるようになる。そのほか、スカイドライブとの連携も強化され、自動保存やオフラインでのアクセスが可能になるため、常に最新のデータを共有できる。また、ストアアプリはバックグラウンドで自動アップデート可能に。

Windows8.1

●設定まわりの使い勝手を強化
 ディスプレー解像度や電源オプションなど、従来のコントロールパネルからたどって行なう必要があった設定も、8.1からはアップデートしたPC設定画面で行なえるように。

●IE11を提供
 アドレスバーをつねに表示しておく、タブをたくさん開くといった細かい外観の調整が可能に。別のWindows8.1搭載PCなどとも環境を同期できる機能も追加した。

Windows8.1

●スタートボタンが復活……だけど?
 新しいデスクトップ画面では、左下にWindowsのロゴが表示されるようになる。これはいわゆる8でのスタート画面に戻るためのアイコンであり、7以前のスタートボタンとは違うもののよう(キーボードのウィンドウズキーのような役割なのかも)。

 詳しいアップデート内容は今後数週間にわたり公式ブログを通じて紹介していくという。また、6月26日から始まるMicrosoft Build 2013でPreview版が公開される予定だ。

■関連サイト
Blogging Windows“Continuing the Windows 8 vision with Windows 8.1”
 

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