2013年05月30日18時30分

iPhone5S発表か? WWDC2013を楽しむための重要キーワードまとめ|Mac

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 日本時間で6月11日の深夜2時にスタートするWWDC2013。iOS 7やOS X 10.9、新MacBook Air(Retina?)など、さまざまなサービスやプロダクトが発表されると噂されています。ここでは、 WWDCの基調講演当日に備えて気になる疑問を解決していきましょう。

■WWDCって何するイベント?

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 WWDCは、Apple製品のサードパーティー開発者(要デベロッパー登録)に対して技術開発のロードマップを示し、社内スタッフと直接交流できる場として'80年代にスタートしました。キーノート(基調講演)以外は、秘守義務契約対象の専門的な技術セッションで構成されます。参加費は日本円で約16万円ですが、今年は5000枚以上のチケットがわずか2分で完売しました。iPhone 3G~4や、iCloud、OS X Mountain Lionなども、近年のWWDCで発表されてきたんですよ。

■過去の基調講演って見られるの?

 WWDC のライブ配信を見逃した、あるいはネットの混雑で安定して見られなかったとしても、あとから見る方法があります。それは、Appleの公式Podcastです。Podcastは、コンピューターの場合はiTunes Storeで、iOSデバイスでは「Podcast」アプリをインストールして、「Apple WWDC」を検索すればOKです。こちらの連載では、Podcastの内容について詳しく解説しています(Apple基調講演の歴史)。

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■iOSデバイスに搭載されると言われる「IGZO」パネルって何?

 iOS デバイスのバッテリー消費率は、モニターのバックライトによる消費が大きな比重を占めます。解像度が高くなると光の透過率が下がり同じ明るさを得るには大きな電力が必要になるため、屋外でも見やすい高解像度とバッテリー駆動色時間の両立に各社が苦慮しています。

 そこで光の透過率を向上させてバックライトの光源を有効活用し、省電力化に結びつけようという技術が「IGZO TFT」です。インジウム(Indium)、ガリウム(Gallium)、亜鉛(Zinc)、酸素(Oxygen)といったアモルファス半導体が使用されていることから、頭文字を取って名称としています。リーク電流が少ない、TFT回路を小型化できるといった理由から電力消費を抑え、高精細パネルのバッテリー駆動時間を大幅に延ばせる技術なのです。

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 上の写真は液晶パネルを拡大した図。各色の画素の片隅にはTFT(グレー部分)があり、ここは光を通しません。解像度を上げるとTFT部分の面積比率が増えて光透過率が低下します。この面積を縮小するのがIGZOの狙いです。

■次期iPhoneに備わるといわれる「指紋認証技術」って?

 '12年7月、Appleは指紋認証技術のエキスパートである米オーセンテック社を買収しました。同社はパソコンやモバイル機器向けの指紋センサーモジュール、コントローラーチップ、認証管理ソフトウェアなどのセキュリティー製品を開発や製造しています。Appleが同社を買収したということは、今後の製品に指紋認証技術が導入される可能性を示唆しているのです。

 指紋センサーには大きく分けてエリアセンサー型とラインセンサー型があります。前者は四角いセンサーに指先を乗せるだけで、後者は細長いセンサー窓の上で指を縦に滑らせることで、それぞれ指紋を読み取ります。

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 富士通モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「ARROWS X F-02E」は、背面にエリアセンサー型の指紋センサーを備えます。デバイスのロック解除のみならず、個別のアプリやフォルダーにもロックをかけられます。

 搭載場所が限られるスマートフォンでは、小型化が容易なラインセンサーが有利と思われがちですが、デザインや操作性を最重視するAppleのiPhoneとなると話が違います。エリアセンサー型の特徴のひとつは、それ自体がタッチセンサーとして動作すること。うまく設計すれば、ホームボタンとの一体化も可能です。ログイン時は指紋認証センサーとして、操作時はタッチセンサーとして動作する高機能な「ホーム」ボタンとなります。Appleならそれくらいのことはやってのけるでしょう。

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 iPhone5のホームボタン。この程度のサイズがあれば、エリアセンサー型の指紋センサーを組み込めます。静電容量検出型であれば、指先の細かな動きを読み取ってさまざまな操作を追加することも可能です。

■iOS 7が採用すると言われるフラットUIに似た「Windows Phone」ってどんなもの?

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 Windows Phoneは、「スタート画面」のデザインなど基本部分はWindows 8と共通です。スタート画面には、タイルがすべてきっちりと収まっているのではなく、はみ出したように配置されているものがあります。これは、その方向に画面の続きがあることを示しており、画面をフリックしてその方向にスクロールすれば、隠れている部分が表示されます。

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 スタート画面のタイルをフリックすると、スクロールしてすべてのタイルを表示できます。レイアウトの底には右矢印があり、タップすればアプリ一覧が表示されます。

 また、スタート画面上のタイルを長押しすると、タイルの角に「ピン留め」を解除するボタンと、タイルの大きさを変更するボタンが表示されます。タイル自体を長押ししてからドラッグすることで位置も変更可能です。スタート画面の構成、配置はユーザーのニーズや好みに合わせて柔軟にカスタマイズできるというわけです。

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 スタート画面に登録されているタイルは、長押しで操作できます。タイルの右上角に表示されたボタンをタップすれば、スタート画面から削除でき、右下のボタンをタップすれば、タイルの大きさを変更できます。

 このように、MacPeople7月号(5月29日発売)の第1特集では、WWDCをより深く理解できるように、アップルの経営陣や経営手法、新iPhoneや新MacBookに搭載されるであろうハードウェア技術、iOS 7やOS X 10.9の登場を踏まえたほかのスマホ用OS、パソコン用OSのUI/UXなどを詳しく紹介しています。これを読んで、来たるWWDC2013に備えましょう!

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