週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

5月21日は何の日? 本当はこんな歌の日

2013年05月11日 22時30分更新

 週刊アスキーで好評連載していた町山智浩さんの『本当はこんな歌』ですが、5月21日(火)に発売することになりました! お問い合わせ頂いたみなさま、お待たせしたぶん、納得してもらえる本になりましたよ。

 洋楽を空耳している人にぜひ読んでほしいこの書籍は、英語の歌詞はよくわからないけどに、いつも口にしていた名曲の本当の意味を探る本です。恋人に振られたから腹いせに書いた曲だとか、隠語になっているけど実は犯罪のことだったりエロいことだったりと、思いもよらぬ展開の話になる楽曲解説を収録しています。

 表紙イラストやカバーはちょこっと先行公開されているので、今回は帯を含めた書店で実際に手にするバージョンを紹介しましょう。

本当はこんな歌(5月21日発売)
本当はこんな歌

 「アメリカのペーパーブックみたいなイメージにしよう」ことでスタートした書籍とあって、表紙はロッキン・ジェリービーンさんにお願いしました! エロかわいくて最高ですよね。帯を取ると、納得度合いがさらに高まると思います。ぜひ手にとって確かめてください。帯には大槻ケンヂさんのコメントを頂きました。

町山さんの解説は全40話。主な話を紹介しましょう。

■このコーラスはミックのヨガリ声!
『ブラウン・シュガー』 ローリング・ストーンズ
歌詞の3番にある俺とはミック・ジャガーとのこと。とすると、そのあとに続く歌詞の喘ぎ声はミックのもの!?

■あのスティーヴン・タイラーも童貞だった!
『ウォーク・ディス・ウェイ』エアロスミス
曲名は映画『ヤング・フランケンシュタイン』のセリフ。ただし歌詞は自慰ばかりする少年に童貞を捨てなさい、という内容!?

■飛び降り自殺しなかった少年の言葉
『ジャンパー』サード・アイ・ブラインド
曲名は飛び降り自殺する人のこと。その歌詞にはボーカルのステファン・ジェンキンスの苦難に打ち勝った意味が込められている。

■「僕はキモい」とみんなで合唱?
『クリープ』㆑ディオヘッド
曲名は“気持ち悪い”という意味。実はこれ、ボーカルのトム・ヨークのあだ名だった。しかし、今ではコンサートでみんなでコーラスすることに。

■美しさというファシズムと戦え!
『ビューティフル・ピープル』マリリン・マンソン
曲名の“美しい人”とは偽善者のこと。アンチクライスト・スーパースターと名乗る彼が戦う偽善者とは一体誰なのか?

■問題児ラッパーがファンに見せた素顔
『スタン』エミネム
ラップの過激な歌詞はプロレスのようなもの。それを本気にしてしまった過激なファンと、その行動おびえるアーティストという舞台裏を歌ったのがこの曲。

 そのほかの曲も、アーティストがどんな思いで歌詞を書いたり歌っているのか知りたくないですか? 『本当はこんな歌』の発売日は5月21日(木)、価格1000円(税込1050円)で発売です!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう