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iPhone/iPadは画面ロック中でもSiriから操作できるのでご注意を|Mac

2013年04月25日 21時00分更新

 iPhoneを音声で操作できる画期的な音声認識機能「Siri」。iOS5で搭載され、iOS6でさらに使いやすくなりましたが、当初は使っていたものの、いまはあまり……。という方も多いかもしれません。最近使っていないのなら、きちんとオフにしていますか? オンにしたままだと、画面ロック中でもSiriは使えてしまいます!

siri

 「Siri」をオンにすると、自動的に「設定」→「一般」→「パスコードロック」→「ロック中にアクセスを許可」の「Siri」がオンになります。このおかげで、いちいち画面ロックを解除しなくても電話をかけたり、音声でメモをとったりできるというわけです。

 しかし、裏を返すとパスコードロックをかけていてもiPhoneを操作できるということ。もちろん、全機能というわけではありません。「○○○(アプリ)を開く」「○○○を調べる」と話しかけると、図のような画面が現れます。

siri

 これは安心ですね。解除しなければ、先に進めません。続いて、ロックをかけた状態でいろいろと話しかけてみました。

■「私は誰ですか?」

siri

 な、なんと、私の登録情報がすべて表示されてしまいました。iPhoneを落としてしまったら、拾った人に個人情報が漏れてしまうということです。

■「明日の予定は?」

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 はい、表示されました。もちろん明日に限りません。昨日も、明後日も、来月の予定もすべて確認できました。

■「母に電話」「母にメール」

siri
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 電話もメールもお手のもの。すんなりと言うことを聞いてくれます。

■「こんにちは、とつぶやく」「仕事中です、とFacebookに投稿する」

siri
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 TwitterもFacebookも、「投稿しますか?」「はい」と答えれば、すぐさま送信されました。

 このほか、「○○○の連絡先」「○○○とメモ」「○時に起こして」「音楽を聴きたい」といった操作もすべてロック中に実行できました。

 これらは、自分が使うぶんにはもちろん便利なのですが、iPhoneやiPadを紛失してしまったときが怖いですね。「ロック中にアクセスを許可」の「Siri」はオフにしておいたほうがいいかもしれません。もしかしたら、もう密かに誰かに見られているかも……? みなさん、気を付けましょう!

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