Raspberry Pi
直販価格2950円(販売:アールエスコンポーネンツ)
『Raspberry Pi』(ラズベリーパイ)は35ドルという低価格ながら、CPUにARMプロセッサーを採用し、USBやLANポート、HDMI出力まで備えたシングルボードコンピューター。買ったまんまだと、なんかかわいくないのでナノブロックを使ってラズベリーパイ風にしてみました。
ラズベリー型とパイ型の2種類を制作 |
ひとつは、Raspberry Piのトレードマークであるラズベリー型。もうひとつは、直径24センチぐらいのパイ型です。前者は、基板サイズギリギリとなるように作った小型(長さ16センチぐらい)なもの、後者は基板搭載部以外にはモバイルバッテリーを搭載し、電源レスで駆動できるようにしました。
おいしそうでしょ? |
パイ型はリアリティーを追及するためにかなり大きくなり、ナノブロックも8000円ぶんぐらい投入しました。より“パイ感”を追求するために、格子上に違う色のナノブロックを組み、あえて“抜き”を作ったり、とだいぶ苦労しました。
ラズベリー型の中身 |
パイ型の中身 |
ちなみに性能は価格相応。ブルートゥース機器はコマンドで解決しなければならないし、“X Window”でのウェブブラウジングは、週アスPLUSのサイトを開くのに1分待ったりと、GUIでの動作は普通のPCと違ってかなり遅い。
OS『Raspbian』(Linux)で“X Window”を起動 |
ウェブブラウジングの遅さに唖然 |
でも、こういったコンピューターは本来ふつうのPCとして使うことを想定されていないのでしょうがないのです。自作好きとして、いろいろいじれて楽しかったー!ってなるだけで3000円ぶんの価値は十分あります。
でも楽しいんだよね |
もうちょっと詳しい内容は4月26日発売の自作増刊号にて掲載しましたので、興味のある方はぜひご覧くださいませ。
■関連サイト
アールエスコンポーネンツ
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