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ボカロPの生DJに燃え、超初音ミク展も ニコニコ超会議2もボーカロイド三昧

2013年04月11日 13時00分更新

 ゴールデンウィークの頭にあたる4月27日、28日、今年も幕張メッセにてniconicoの祭典“ニコニコ超会議2”が開催される。ニコニコ動画のほとんどすべてを地上に再現するというコンセプトのもと、着々と準備が進んでいる最中だ。週アスでも、毎週アップデートされる最新情報をお届けしている。今回は4月1日の特番生放送“超ボーカロイドエリアの最新情報をお届け編”をまとめていこう。

超ボーカロイド

↑司会はゲーム実況のドグマ風見さん(写真左)、アシスタントはニコニコ生放送のふでぱさん(右)。ボーカロイド特集ということで、冒頭、2人はロボット声で登場し、コメントでは“出落ち”とつっこまれていた。

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↑紹介してくれるのは、運営長の中野真さん。放送では、“超ボカニコ村”、“THE VOC@LOiD 超 M@STER24”、“超ボーカロイドエリア”、“超☆初音ミク展”という4つが紹介された。

■あのDJイベントを再現した“超ボカニコ村”

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↑“超ボカニコ村”は、ニコファーレで行われているDJイベント“VocaNicoNight”の超会議版。会場にニコファーレをつくれないということで、中野さんいわく、「村っぽい雰囲気でやればいいと思って」この名称になったという。真ん中がやぐらになっていて、そこでボカロPがDJプレーをする予定。左右から出ているのはフルカラーレーザーで、ここは運営長のこだわりだという。

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↑超ボカニコ村に出演するボカロPも紹介された。発表済みのsasakure.UKさん、八王子Pさん、きくおさんに加え、DJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a.ゆよゆっぺさん、かめりあさん、samfreeさん、emonさん、すけっちPさん、takamattさん、若Gさんが参戦。ひとりひとり発表していくたび、コメントが「おおおお!」とわき上がる。

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↑ゲストとして、ゆよゆっぺさんがスタジオに登場。自分のDJ名義について「長くてすいません」と言いつつも、「このとおり言わないとダメです」と譲らない発言。DJではなく「DJ的な何か」ということでこの名義だそうだ。

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↑もうひとりのゲスト、八王子PはSkypeで出演。「DJはその場の空気を呼んで選曲するので、ぜひ当日来て確かめてほしい」と意気込みを語る。なぜか髪を染めたゆよゆっぺさんと髪色の話題で盛り上がり、ドグマさんに「あとで電話で話してください」とあきれられることに。

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↑過去のボカニコナイトの映像紹介として、八王子PとゆよゆっぺさんのDJプレー動画を放送。「かっけえええええ」や「すげええええ」など称賛のコメントが相次いでいた。

“超ボカニコ村”の紹介中、DJのかっこよさに憧れたドグマさんは、ボーカロイドに詳しくないにも関わらず自分もDJをしたいと謎のアピール。出演者から「そもそもボカロPじゃない」とつっこまれるも、めげずに「みんなも俺のDJを見たいよな?」と訴えかける。しかし、「見たい」というコメントは全然流れず、これにはドグマさんも「コメントがピタッと止まったやないか」と自虐せざるを得ない状況に。

■ボーカロイドのオンリーイベント“ボーマス”も超会議で

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↑“THE VOC@LOiD 超 M@STER24”は、過去に23回行なわれているボーカロイドのオンリーイベント(即売会)“THE VOC@LOiD M@STER”の超会議版。2日間合わせて、507ものサークルが参加。総入替制なので、2日間とも違うサークルが参加している。過去に参加したことのあるゆよゆっぺさんいわく、「会場の熱気もすごいし、参加者さんのテンションがとても高いイベント」。エリアの中で、飛び入りで自由にライブできるスペースも設けられているそうだ。

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↑放送内では、イラストコンテストで優勝したカタログ表紙も発表された。参加サークルをスムーズにチェックするためにも、カタログは手に入れておきたいところ。どの日に誰のサークルが参加するかは、公式サイトのサークルリストで事前にチェックしよう。

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↑“超ボーマス”参加サークルが、頒布品の楽曲をクロスフェードで紹介する動画もいくつか紹介された。もっと観たいという場合は、“超ボーマス24クロス”という動画タグでニコ動を検索すべし。

■2次元を飛び出した! 超ボーカロイドエリアに3Dキャラが出現

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↑“超ボーカロイドエリア”は、ボーカロイド関連の様々な展示や、最新技術に触れられるスペースだ。エントランスでは、アージュが製造している巨大3Dモニター『SORIS』がお出迎え。台の中にディスプレーがあり、上の特殊なフィルムが貼られるガラスに映る仕組みだ。実際に3Dモデルが動いている動画も披露した。

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↑スタジオに、小型の3Dディスプレーが運ばれることに。上にiPadが置いてあり、その映像を使って3Dにしている。運営長いわく、市販の予定も「なくはない」ということなので、超会議で感動した人は「欲しい」と声を上げるといいかも、とのこと。このモニターをなぜかドグマさんとゆよゆっぺさんは下から覗きこみ、コメントで総ツッコミを受けていた。

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↑放送では、会場に用意されるディスプレーの小型版も紹介され、ドグマさんとゆよゆっぺさんが“手乗り”を楽しんでいた。今回はニコニコ動画でもおなじみの3Dモデル製作ソフト『MikuMikuDance』を使って、実際に動いているものが展示される予定だ。

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↑ボーカロイドに関連のある企業が参加する“企業横丁”。各社の製品販売やCDの販売、サンプラーの配布などを行なう。

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↑協賛企業各社によるライブ、公開収録、トークイベントなどを行なうステージも用意されている。ボカロPのリリースを行なっている音楽レーベル“UMAA Inc.”と“1st PLACE”のコラボや、テレビ東京『ドリームクリエイター』の公開録音などが発表された。

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↑3Dディスプレーを開発した株式会社アージュの展示ブースや、ここでしか買えないオリジナルグッズなどが販売されるブースなどもある。

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↑ヤマハの“ボカロワゴン”も展示。音楽制作ソフト『VOCALOID Editor for Cubase』など、最近のボーカロイド技術に直接体験できる車だ。コメントを求められたゆよゆっぺさんは、「入りたい!」とわかりやすい感想を語っていた。

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↑エリア内には、ユーザーから選ばれたボカロP達の制作部屋をパネルで紹介する「ボカロ部屋」という展示がある。今回は、ゲストのゆよゆっぺさんの部屋を特別に公開。ボカロPだけあって多くの機材が並んでいるが、「全部そろえるのにいろんな信用を失いました」と、司会がリアクションに困るコメントをしていた。

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↑参加者を募集して、『ボカロでドン』というボーカロイドにまつわるイントロクイズを行なうことも発表。放送では、イメージをつかむために実際にやってみることとなり、ゆよゆっぺさんが急遽MCに、司会2人と運営長が回答者に。

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↑さらにアドリブで「ボカロでドン!」の決めポーズまで決定。

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↑ボカロに詳しくないドグマさんは大苦戦……。1問も正解できず、罰ゲームで辛いドリンクを飲むことになってしまったドグマさん、もちろんブースでは罰ゲームがないので安心してほしい。

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↑放送では紹介しきれなかったが、“超☆初音ミク展”では等身大の初音ミクや、モチーフになった楽器の、パネルの展示などが行なわれる予定。さらに、ARを使ってミクと遊べる企画もあるそうだ。こちらは近日中に情報が発表される予定なので、ウェブをまめにチェックしよう。

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↑というわけで超会議2特番も9回目。次回の記念すべき10回目は“踊ってみた”特集だ。

■関連サイト
ニコニコ超会議2
ローソンチケット

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