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まさにワンソニーなタブレット『Xperia Tablet Z』の超魅力

2013年03月28日 12時30分更新

『Xperia Tablet Z SO-03E』
●ソニーモバイルコミュニケーションズ(関連サイト
●実売価格 2万9400円前後
(新規で“Xiデータプラン フラット にねん”契約した場合の実質本体価格)

Xperia Tablet Z

ワンソニーを具現化するソニー渾身のタブレット

 Nexus7やiPad mini、Kindleなど、7インチタブレットは今まさに群雄割拠な状況だが、10インチタブレットはiPadがほぼひとり勝ちの無風状態。ソニーモバイルの『Xperia Tablet Z』は、そこに大きなくさびを打ち込む製品だ。

 前モデルでは“Xperiaタブレット”とブランド名を変更し、本製品からはソニーモバイルが中心となって開発している。また、ブラビアから映像補正技術“ブラビアエンジン2”、サイバーショットの“スイングパノラマショット”、ウォークマンの高音質技術“クリアオーディオ”など、ソニーの誇る技術を惜しみなく注入。まさに、ソニーの平井社長が掲げる“One Sony”を具現化した1台だ。

 それだけに、完成度は数あるタブレットのなかで完全に頭ひとつ抜け出ている。1920×1200ドットの高解像度ディスプレーを投資ながら、同じデザインコンセプトのスマホ『Xperia Z』よりも薄いボディーを実現。そして、6000mAhの大容量バッテリーからは同スマホへの給電までできる。

■タブレットを振ってパノラマ撮影
Xperia Tablet Z
↑サイバーショットではおなじみの、スイングパノラマショットに対応。もちろんパノラマは縦でも横でもいける。カメラの撮像素子は“Exmor R for mobile”で画質も優秀だ。

機能からサービスまで全方位で死角なし

 本製品はドコモから販売されることもあり、Xi対応の通信機能を搭載。防水・防塵にも対応し、使う場所を選ばない点がうれしい。また、ワンセグやNOTTV、NFCなどスマホでおなじみの機能も備えており、機能面の充実度も非常に高い。

 特に“ムービー”アプリによる『nasne』との連携では、録画番組のストリーミングはもちろん、タブレットへの持ち出しまでできるのがうれしい。クラウドサービス『PlayMemories Online』では、同社のハンディカムやサイバーショットで撮った思い出を簡単に共有できる点もいい。ハードからソフトまで、ソニー自前の技術とデザインで相互に引き立てあい、高画質な10インチタブレットの魅力を再認識させてくれる製品と言えそうだ。

■nasneと連携できる
Xperia Tablet Z
↑プリインストールの“ムービー”アプリでnasneと連携。リアルタイムストリーミングや録画番組の視聴、“おでかけ転送”が可能だ。
■10時間近いYouTube連続再生も可能
Xperia Tablet Z
↑バックライト輝度50パーセントで無線LAN接続した場合で、YouTube動画の連続再生が9時間50分とiPadよりも1時間以上長く使えた。なお、YouTube動画再生アプリはXperia Tablet Zは『PVSTAR+』、iPadでは『LoopTube』を利用し、常に新しい動画をキャッシュして連続再生できるように設定した。

SPEC
OS Android4.1
通信機能 LTE(下り100Mbps/上り37.5Mbps)
ディスプレー 10.1インチ(1920×1200ドット、224ppi)
CPU APQ8064(1.5GHz、4コア)
メモリー 2GB
ストレージ 32GB
カメラ 有効画素810万画素(インカメラ220万画素)
バッテリー容量 6000mAh
サイズ/重量 約266(W)×6.9-7.2(D)×172(H)mm/495g
その他 ワンセグ、防水/防塵(IPX5/7)、テザリング、NOTTVほか

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