週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

手書きノートアプリ『Note Anytime』待望のAndroid版登場

2013年03月26日 14時00分更新

 MetaMoJiがAndroid版の『Note Anytime』β版と、手書き変換エンジン『mazec2』β版の提供を開始しました。Android端末の液晶面の個体差という問題にぶつかり、それでも書き心地にこだわってこだわって、こだわり続け、ようやく納得できるレベルで公開に踏み切った模様です。

 4月30日までは無料使用期間を設けて、ユーザーの意見をフィードバックし、4月に製品版(有料版)のNote Anytimeおよびmazec2提供を予定するとのこと。試すなら今がチャンスです!

 以下、リリースより。

MetaMoJi
MetaMoJi

MetaMoJi が、モバイル端末用手書きノートアプリ「Note Anytime」の Android 版と手書き変換エンジン「mazec2」のβ版提供を開始
~iPad/iPhone 版、Windows 8/RT 版と合わせて全ての主要モバイル OS 上で「いつでもノートを書く環境」を実現~

株式会社 MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川和宣)は本日、モバイル端末用の手書 きノートアプリ「Note Anytime(ノート・エニイタイム)」Android 版のβ版を、ワールドワイドで提供開始します。また、日本語手書き変換「mazec」の進化版「mazec2」のβ版の提供も合わせて開始します。製品版の「Note Anytime」および「mazec2」は、2013 年 4 月に提供開始予定です。

Note Anytime は、タッチスクリーンを搭載したモバイル端末において、文字や図形を自由自在に入力し編集することができる手書きノートアプリです。紙と鉛筆を進化させる新世代のデジタルノートとして、これから未来にかけて世界のあらゆる場所で、広く、末永く愛用されるものになることを目指して開発されました。Android 版に先立ち、2012 年 9 月 26 日に iPad 版、10 月 26 日にWindows 8/RT 版、12 月 5 日にiPhone 版の提供を開始しています。 

Note AnytimeのAndroid 版では、iPad/iPhone 版、Windows 8/RT 版で好評を博している、最大 2,500 倍の拡大率を有するピンチを駆使した自由自在な手書き編集機能、PDF アノテーション機能、カリグラフィーペン等、全ての機能をAndroidタブレット/スマートフォン上で実現しました。iOS、Windows 8/RT、Androidと主要モバイルOS全てに対応することで、端末の違いを気にすることなく、同じ操作性で 「いつでもノートを書く環境」を実現しました。作成したノートを別の OS の端末で再編集することが、いとも簡単に実現し、利便性が大幅に向上します。

2013 年 4 月より提供開始を予定している、製品版の「Note Anytime」および「mazec2」では、パーソナルクラウド「デジタル・キャビネット」の利用が可能となり、OSの異なる複数のモバイル端末で作成したノ ートの自動同期をすることで、ベッドサイドにおいたスマートフォンに書いたメモを、次の日オフィスのタブレット端末で再編集する、といった新しいノートの世界を実現します。

MetaMoJiでは、今後もさらなる機能拡張を進めて、スマートフォン、タブレット端末でのコンピューティングの世界を拡げてまいります。

※「Note Anytime for Android (β版)」および「mazec2 (β版)」は以下 Google Play サイトからダウン
ロードいただけます。

●Note Anytime for Android (β版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.metamoji.noteanytime_beta
●mazec2 (β版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.metamoji.mazecbeta

【Note Anytime for Android および mazec2 概要】
<動作環境>
・Note Anytime for Android (β版) : Android 4.0 以上
・mazec2 for Android (β版): Android 2.2 以上

<対応機種>
・上記、Android OS が動作している機種(スマートフォン、タブレット)

<Note Anytime のコンセプト>
あなたの”想い”を自由自在に - Note Anytime を使えば、思いついたことを手書きですぐ書いて、後 から自由自在に編集・再利用できます。また、無機質になりがちなコンピュータ文字(フォント文字)であふれる既存の文書の上に、重要ポイントや強調したい内容を自由自在な手書きの表現で追記できるため、上司と部下、取引先などの間で、コミュニケーションがより明確になり、ビジネススピードを加速することに繋がります。

<Note Anytime の特徴>
1. わかりやすい直感的なメニューでだれにでも簡単に利用可能
基本となるフルスクリーンモードではボタンが一つだけ表示され、そのボタンを押すと様々な編集操作を 行うことができます。分かり易さと高機能を両立したコマンドメニュー体系により、短い習得時間で利用で きるようになります。

2. 文書作成における多様な表現力
Note Anytimeには、自由に手書きで書くこと以外に、ワープロのようなテキスト編集を可能とする「テキストボックス」、PC 内のアルバムやその場で撮影した写真の取り込み機能があり、これらを拡大/縮小、 回転させて思い通りに配置することができます。また、写真の背景設定、ノートブックのような種々の表紙および中の用紙を設定することも可能。PDFを取り込み、手書き文字を書き込むアノテーション機能もあり、多くのビジネスシーンや編集プロセスにおいて利用できます。さらに登録されている手書きイラストを呼び出したり、自分の手書き文書を登録できる「アイテム・ライブラリ」により、高品質の手書き文書作成を効率よく行うことができます。

3. タブレット画面上にびっしり書くことができる広大な編集領域
画面上に自由なレイアウトで文字や図形を書き込み、編集することができます。ピンチイン・アウト*1 やデ ィテールウィンドウ*2 により、緻密な文書の作成も可能。編集領域は、最大縦 4.0m 横 5.3m に及ぶ広大なもので、約 12 畳の広さの大画面に相当します。

4. カリグラフィーペン*3 による美しい手書き文字手書きでも文字を美しく見せることができるカリグラフィーペン機能を搭載しており、タイトル文字だけでなく、文章全体を見栄えの良い手書き文字で作成することができます。カリグラフィー文字は、ベクターグラ フィック*4 で描かれ、拡大・縮小しても美しさを保ちます。また、有償のカスタマイズカリグラフィーペンを使うと、ペンの角度などの詳細なパラメータ設定が可能となり、オリジナルのカリグラフィー文字を作成することができます。


<Note Anytime for Android の主な機能>
作成機能
• 文書新規作成
• 用紙の設定
• 表紙の設定
• PDF 読み込み・アノテーション*5
• 背景画像の取り込み
• 写真の読み込み・編集 編集機能
• 描画
• ペン、消しゴム、テキスト
• 4 種のペン (丸ペン、カリグラフィーペン2種、点線)
• Undo & Redo*6
• グループ化
• ユニット編集(追加、拡大・縮小、回転、消去) ユニット作成/編集機能
• テキストユニット(ラインエディティング*7)
• イメージユニット(図形の読み込み) 表示機能
• ページ一覧表示
• 全画面表示
• ホバーセレクター*8
• ディテール•ウィンドウ
• ピンチイン&アウト 表示倍率の変更 アイテム•ライブラリ機能
• 予め登録されている 「ベーシック・アイテム」
• 自分が作成している手書き文書の一部を登録する「マイ・アイテム」
• サーバーからダウンロードして使うことのできる「アイテム・ライブラリ」 文書管理機能
• MetaMoJi が運営するクラウド・ストレージ「デジタル・キャビネット」への保存(製品版出荷までに 提供予定)
• 文書タグの設定
• 文書一覧
• タグからフォルダを生成
SNS 連携機能
• メールで送る(Note Anytime 形式、Image)
• アプリケーション連携(Twitter、Facebook、Tumblr、Dropbox、Evernote 等)

*1 ピンチイン・アウト:画面に二本指をスライドさせて、画面を拡大したり縮小したりする機能。
*2 ディテールウィンドウ:Note Anytime の機能。描画画面の一部分を拡大して編集できるようにしたもの。
*3 カリグラフィーペン:西洋で美しく文字を書くことをカリグラフィーと言う。そのカリグラフィーをエミュレートしたペン。
*4 ベクターグラフィック:コンピュータグラフィックスの画像データ形式の一種。拡大、縮小、その他の変形を施しても図形イメージが基本的に劣化しないのが特徴。
*5 アノテーション:文書の上に注釈を書いていくこと。
*6 Undo & Redo:Undo は操作の取り消し、Redo は Undo したものを改めて実行する機能。
*7 ラインエディティング:ワープロのように行毎に編集していくこと。
*8 ホバーセレクター:編集画面で コマンド表示、全画面表示を切り替える Note Anytime のボタン。

<mazec2 の主な機能強化>
「mazec2」は「mazec」から UI デザインを一新、「Note Anytime (Android 版)」と連携可能になりました。 Note Anytime 上で「書き流し」や「交ぜ書き」、「後から変換」などすべての変換方法をご利用いただけます。さらに 「英数字認識モード」の追加、先頭変換候補の「確定」ボタンによる確定、「認識」メニューボタ ンの変更、駅名変換の強化等の変換辞書のアップデートなど、細かな機能向上にも取り組んでいます。

■日本語手書き変換「mazec」 について キーボードを前提としたこれまでの PC に比べ、タッチスクリーンと、より洗練されたインターフェースを持つタブレットなどモバイル端末では、人間とコンピュータの間の距離をもっと縮めることができると、 MetaMoJi は考えています。この新しいユーザー・インターフェースを実現するため、MetaMoJi では、従来のかな漢字変換とは全く別の発想で、モバイル端末の特性を最大限に生かし、手書き文字からかな漢字変換を行う新しい手書き変換「mazec」を開発しました。

「mazec」には、画数が多い漢字や思い出せない漢字は、読みをひらがなで書くことでスムーズに入力で きる「交ぜ書き変換入力」機能があります。 例えば、「会議」と入力する場合、「会議」、「かいぎ」、「会 ぎ」、「かい議」のように、どのように書いても、「会議」と変換することが可能となり、誰でも使える、手書き日本語入力環境を実現しています。

キーボードでのかな漢字変換入力の普及により、漢字を書くことが苦手な人が増えてしまった現代社会 に適合した変換処理を「mazec」では実現し、より多くの人々や多様なシーンで、ストレスの少ない「日本語入力」が実現しました。

■関連サイト
Note Anytime
mazec2

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう