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個性派アイテムで注目を集めるエレコムブース:MWC2013

2013年03月01日 18時30分更新

 端末メーカーや通信キャリアだけでなく、ケースやケーブル、モバイルバッテリーなど周辺アイテムのメーカーも数多く参加しているMWC。そんななか、日本からはエレコムが初出展していました。

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↑巨大なイラストが目をひくエレコムブース。

 目玉はHDMI端子に直挿しするDLNAプレーヤー『SkyLink TV』。OSはアンドロイド4.0ベースを採用していて、DTCP-IPにも対応しています。

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↑無線LAN搭載のスティック型プレーヤー。
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↑給電はUSBから行なえ、USBの有線LANアダプターも利用可能。
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↑コントロールはスマホやタブレットの専用アプリから。Android、iOSともにリリース。

 動画や音楽の再生だけでなく、ウェブブラウザーでのウェブサイト閲覧も可能。現状ではメディアレシーバー、メディアレンダラー、ウェブブラウザーの3機能だけですが、動画配信サービスなどにも対応していく予定。
 発売は4月末。説明員さんによると価格は「Apple TVと同じ(直販価格8800円)くらい」とのことです。

 そのほかにも発売予定や参考出品の製品を多数展示。なかでも反響が大きかったのが、iPhone5用のモバイルバッテリー『Delicious Charge』。バッテリーの形状が魚やバナナ、骨の形をしていて、ライトニングコネクターに挿すと専用アプリが起動し、魚ななら
ネコ、バナナはサル、骨は犬のキャラクターが登場。それぞれパクパクと食べ始めるアニメーションが表示されます。

ELECOM MWC 005
↑アニメーションすること自体には意味はないですが、なんか楽しい。

 こういったシャレが欧米人は好きなようで、大声でゲラゲラと笑っている来場者も多く、説明員さんも「参考出品なんですが、発売してもいいかな」と語っていました。

ELECOM MWC 006
↑こちらは4月発売予定のNFC対応スピーカー『LBT-MPSPP11』。通常のスピーカーのほか、振動スピーカーも搭載している。価格は4980円前後。

 国外ではケースはケース、ケーブルはケーブルと単一ジャンルでビジネスを行なう企業が多く、エレコムのように幅広いジャンルを扱う企業は珍しい。初出展ながら、そういった点でも来場者から注目を集めていました。

 同社の葉田順治社長は今回の出展について、「うちは取り扱う製品が多いから、海外で説明するのが大変。こうやってまとめて見てもらうのもひとつの手かな」とのこと。さらに「最近は海外で営業回りするのもしんどいんで、エレコムショップを作ってまとめて売るという方式をすすめてますよ」と海外戦略について語っていました。

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↑会場でお話を伺ったエレコムの葉田順治社長。日本企業は元気がないので海外でもっとガンバレ!と渇を入れていました。
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↑ブースには日本の観光地のようなパネルも。デモがあれば体験する。穴があれば顔を出す。なんでもやってみるのが週アスふう。

●関連サイト
エレコム

MWC2013まとめ

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