2013年02月20日18時30分

Google Project Glassより早く買えるメガネ型コンピューターを試してみた

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日本初お披露目
Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた

 主に『電脳コイル』ファンから、一刻も早い登場が期待されるメガネ型コンピューター。グーグルの『Google Project Glass』が本命視されていますが、Vuzixの『M100 Smart Glass』は今年買えるメガネ型コンピューター。2013年度冬商戦に発売予定です。

 すでにCESでお披露目されていますが、数少ない貴重な実機による体験会が本日開催されました。そのレポートをお届けします。

これが『M100 Smart Glass』
Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた

 『M100 Smart Glass』はAndroidを搭載したメガネ型コンピューター。ちょっと長いですが、気になるスペックをすべて掲載しますね。

■光学エンジン
 ディスプレー解像度:WQVGA(428×240ドット)、カラー
 アスペクト比:16:9
 視野角(対角):16度
 約35センチ先に4インチ相当の感覚
 輝度:2000mits以下
 左目、右目どちらでも利用可能
 OMAP4プロセッサーとグラフィックエンジン搭載
 OS:Android4.01※発売時にはAndroid4.1または4.2を搭載予定
 メモリー:4GB※ROM、RAMそれぞれの容量は未発表
■内蔵バッテリー
 最大8時間(画面を表示し、なにも動作させないとき)
 2時間(フルスペック駆動時)
■ハンズフリー
 ノイズサプレッションイヤスピーカー
 ノイズキャンセリングマイク
■マウンティングオプション
 イヤーフック
 ヘッドセット
 後頭部セット
 ※いずれかひとつを同梱、ほかはオプション
■ボタンコントロール
 電源オン・オフ
 メニュー選択
 ボリュームアップ・ダウン
■ヘッドトラッカー(センサー)&GPS
 3自由度ヘッドトラッキング
 コンパス、GPS
■外部接続対応OS
 Android
 iOS
 ※提供されるアプリはAndroid用
■外部フラッシュスロット
 マイクロSDカードスロット(最大8GBまでサポート)
■カメラ
 動画HD 1080p、静止画800万画素
 アスペクト比:16:9
 写真、動画撮影記録が可能
■接続
 マイクロUSB:コントロール
 電源供給・充電
 ファームウェアアップデート
 WiFi 802.11b/g/n、Bluetooth4.0、GPS
 ホストデバイスソフトウェア、リクエストに応じてSDKが利用可能

 想定されるアプリケーションとしては、拡張現実(バーコードを認識しPOSなどのデータベースからデータ表示、ナビゲーションなど)、電話帳情報(名前や顔写真など)を着信前に確認、視線録画(作業記録、歩行記録など)、音声・ジェスチャー認識機能と連動した写真またはビデオ撮影(SDカードに保存可能)などが挙げられるそうです。

装着感は?
Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた

 装着感はそれほど悪くありません。連続動作時間を抑え、小型化を優先しただけあって、少し重たい眼鏡……という体感でしょうか。重さによる違和感よりも、目の前にディスプレーが存在するということに対する違和感のほうが強かったですね。

画面はどのように見える?
Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた

 画面は見た目からの想像どおり、アームで保持されているディスプレー部の奥に画面が表示されるというもので、『電脳コイル』のそれのような拡張現実感はありません。いわゆるヘッドマウントディスプレーがやや小ぶりな片眼仕様となっているというイメージで大きなずれはないです。

 なお、ピントを合わせる機能はないので、アームを伸ばしディスプレー部の距離を変えることでピントを調節する仕様になっています。

Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた
↑黒い穴が800万画素カメラ。イン側にはカメラは存在しない。
Google Project Glassより早く出るスマートグラスを試してみた
↑操作ボタンは上に配置されている。ボタン操作時画面が揺れてしまうし、またハンズフリーの利点が活かせなくなるため、基本的に操作は音声入力またはワイヤレス接続したスマホやタブレットで行なわれるだろうとのこと。

 SDK(ソフトウェア開発キット)はすでに提供されており、M100ビデオアイウェア用SDK Silver Packageが9万9800円、M100ビデオアイウェア用SDK Gold Packageが73万5000円となっています。Silver PackageとGold Packageの大きな差は端末の数で、Silver Packageは量産試作ユニットM100が1台提供されるだけに対し、Gold PackageはカスタムプロトタイプユニットM100が1台、量産試作ユニットM100が1台、量産サンプルユニットM100が2台……計4台提供されます。2月20日時点でSilver Packageは約30台、Gold Packageも一桁ではあるがすでに受注があったとのことです。

 コンシューマー向けに魅力的な製品になるかどうかは、アプリがどのくらい充実するか次第です。解像度の制限でPlayストアのアプリのほとんどは『M100 Smart Glass』で動きません。そのためVuzixがアプリケーションストアを立ち上げ、そこで『M100 Smart Glass』用アプリを配信する予定とのこと。革新的な技術が盛り込まれているわけではありませんが、Google Project Glassより早く手に入るメガネ型コンピューターとして、発売が楽しみな製品です。つけているだけでカッコいいですし!

M100 Smart Glass
メーカー:Vuzix
発売日:2013年度冬商戦ごろ
価格:499ドル以下
製品公式サイト

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