2013年02月20日17時00分

Windows情報局ななふぉ出張所

MWCのWindows Phoneを大予測

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 来週よりスペイン・バルセロナで、Mobile World Congress 2013が開催されます。昨年同様、筆者もバルセロナに乗り込み、最新の製品やサービス、新技術を体感してくる予定です。

 そこで今回はMWCの予習を兼ねて、Windows Phoneについてどのような発表が期待できるのか、ご紹介します。

MWCでのWindows Phone予想
↑Mobile World Congress 2013。会場は変わるものの、バルセロナ中心部で開催される。

■ノキアがプレスカンファレンスを開催、複数のWP8端末か

 Windows Phone関連でもっとも注目したいのは、MWC2013のイベント初日となる、2月25日に開催予定のノキアによるプレスカンファレンスです。昨年同様に最新のWindows Phoneの発表が期待できます。ノキアはCESで発表を行なわなかったことから、特にMWCでの発表には注目が集まっていると言えます。

MWCでのWindows Phone予想
↑ノキアの発表は25日の“朝イチ”。

 期待の声が高い端末として、PureView対応のWindows Phone 8があります。現在のフラッグシップ機『Lumia 920』もPureView技術は採用されていますが、イメージセンサーの画素数という点では従来と同じ8メガピクセルでした。しかし次のフラッグシップ機では、『Nokia 808 PureView』に搭載された41メガピクセルクラスのセンサーが期待されています。

MWCのWindows Phoneはここに期待
↑『Nokia 808 PureView』に近いセンサーを搭載する?

 Windows PhoneをメインのスマートフォンOSとして採用するノキアには、ほかにも複数のWindows Phone端末が期待されています。ローエンドについてはすでに『Lumia 620』をリリースしましたが、さらに下位に位置付けられる安価なWindows Phone 8端末も期待されています。

 新興市場については、基調講演にも注目です。2月26日の午前9時からは、ノキアCEOのステファン・エロップ氏による基調講演が予定されています。この基調講演は「次の10億人をインターネットへつなぐ」という新興市場をターゲットとしたテーマとなっており、複数のキーパーソンがスピーチするという形式となっています。エロップ氏以外のスピーカーとしてカタールのQtel CEO、インドのAirtel CEO、そしてFirefox OSで注目を集めるMozillaのCEOが登壇予定となっています。

■ファーウェイはハイエンドWindows Phoneを発表か

 1月のCESでは『Ascend W1』を発表したファーウェイですが、MWCでもWindows Phoneの発表が期待されています。W1がローエンドに近い位置付けだったのに対し、ファーウェイはすでに『W2』や『W3』といった端末の開発を進めているとのこと。これらはMWCでハイエンドのWindows Phoneとしての登場が期待できます。

 また、マイクロソフトのアフリカ向けプロジェクト“Microsoft 4Afrika”(外部サイト)の一環として、Ascend W1の4Afrikaモデルが発表されています。外観はAscend W1と同様に見えますが、アプリやサービスがアフリカ向けにカスタマイズされています。ファーウェイブースでの実機展示に期待しましょう。

MWCでのWindows Phone予想
MWCでのWindows Phone予想 MWCでのWindows Phone予想

↑『Huawei 4Afrika』シリーズ。アフリカ市場向けのアプリを搭載する。

■カメラボタンのない『ALCATEL ONE TOUCH VIEW』の展示は?

 Windows Phone 7.8の新端末として注目を集めるのが、TCL Communicationの『ALCATEL ONE TOUCH VIEW』です。Androidを中心に展開する“ALCATEL ONE TOUCH”ブランドとしては初となるWindows Phone端末で、ロシアで発売されています。

MWCでのWindows Phone予想
↑『ALCATEL ONE TOUCH VIEW』。物理的なカメラボタンが省略された。

 特徴はカメラボタンがないこと。これまでのWindows Phoneには全機種に物理的なカメラボタンが搭載されてきましたが、ALCATEL ONE TOUCH VIEWでは初めてカメラボタンが省略されています。Windows Phone共通の特徴は犠牲になったものの、さらなるコストダウンを可能にした端末と言えます。MWC2013の会場ではホール6に大きめのブースを構えており、実機の展示が期待できそうです。

■サムスン、HTCはMWCと異なるタイミングで発表か

 Windows Phone 8端末のローンチパートナーとして『ATIV S』や『Windows Phone 8X』などを発表したサムスンとHTCですが、MWC会場でのプレスカンファレンスは予定されていません。しかしHTCはMWC直前の2月19日(現地時間)、ニューヨークで発表会を開催し、4.7インチ・フルHDのフラッグシップAndroid端末『HTC One』を発表しました。Windows Phoneの新端末は残念ながら発表されませんでした。

MWCのWindows Phoneを大予測
↑2月19日発表の『HTC One』。金属的な質感のAndroid端末だ。

 また、SamsungについてはMWC後にGALAXY SシリーズのAndroidスマートフォンを発表するとみられています。

■Windows Phoneの次バージョンは『Blue』?

 今回のMWC2013では、マイクロソフトによるキーノートやプレス向けのイベントは予定されていないようです。そのため、Windows PhoneのOSアップデートに関するアナウンスも、とりあえずはないと見られています。

 国内外で報じられているとおり、マイクロソフトの求人情報からは『Windows Blue』や『Windows Phone Blue』といった、新バージョンを示すと見られるコードネームが発見されています。これらの新バージョンの内容はもちろん未知数ですが、求人情報を見る限り、少なくともWindowsのユーザーインターフェースに関する改良が期待できます。また、よりタッチ操作に最適化された新しいOfficeアプリが、Windows Phone Blueに搭載されると見られます。

 米国のテレビ番組でビル・ゲイツ氏は、Windows 8やSurfaceを高く評価しつつも、マイクロソフトの携帯電話ビジネスが主導権を握れなかったことを認め、「明らかな間違いだった」と発言しています(外部サイト)。これらの情報から推測すると、MWCでの大きな発表はないとしても、昨年6月のWindows Phone Summitのように、もっと別のタイミングで新しいWindows Phoneについて発表する可能性もあります。

山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ

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