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堀江貴文のJAILぶれいく第75回 近未来の操作はすぐソコまで来ている!

2013年02月15日 10時00分更新

文● 堀江貴文 構成●杉原光徳(ミドルマン) 編集●相川 イラスト●桜玉吉

堀江貴文のJAILぶれいく

 電化製品の性能などは飛躍的に進化しているが、その操作性は昔と変わらず。もちろんジェスチャー操作などは浸透していない。

 なので、さまざまな機器がKinectのように操作できるようになれば……と思っていたところ、ジェスチャー操作を行なえる機器を発見した。アメリカのLeap Motionが発売する『LEAP』だ。

『LEAP』
堀江貴文のJAILぶれいく

 機能的にはKinectと同じ。iPodサイズの小型センサー装置をPCに接続しディスプレー前に配置すると、画面タッチをせず操作が可能となる。使用している映像を観たスタッフいわく「スゴイ!」とのこと。画面上に手をかざしてピンチインやピンチアウト、ペンタブを使うように絵を描くこともできるようなのである。わかりやすくいえば、壁にかかっているiPadに触らず操作ができる、という感じ。

 よく映画で観ていた「あればいいな」の近未来的な技術にも感じるだろうが、現実にも登場しているのである。

堀江貴文のJAILぶれいく

 しかも値段が、69.99ドルとKinectに比べて安い!

 なんでも処理の機能をLEAP端末側ではなく、接続された先の機器に行なわせるので、安価なセンサーの費用だけで製品を販売することができた様子。

 今後はLEAP自体に処理を行なえる機能をつけてもらい、さまざまな家電などとBluetoothで無線接続できるようにしてほしい。そして、カーナビやテレビなど、リモコンいらずにできれば最高だよね。

 

■今週のガジェット■
LEAP

堀江貴文のJAILぶれいく

 人やものなど動きにあわせて入力ができるモーション・センサーを使った次世代インターフェース。

堀江貴文のJAILぶれいく

↑現在プレオーダー受付中で、2013年の前期には出荷予定とのこと。

発売 LEAP MOTION(関連サイト)
直販価格 69.99ドル(本体のみ)
 

■今週の近況■

重力で光る照明『GravityLight』の量産に向け出資募集中らしい。コレおもしろい! 重さ9キロの物なら何でも30分間、位置エネルギーを光に変換しLEDが光る。LEDはエネルギー変換効率が高いがゆえに、こんなことが可能。クラウドファンディングならではのネタだ!

堀江貴文のJAILぶれいく

※この連載は週刊アスキー2013年2/26(2013年2月12日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。

●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』

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