お世話になっております、週間リスキーのACCNです。仏Archosといえば、Androidが産声を上げるはるか以前から、リナックスベースのポータブルメディア再生機をリリースしてきた老舗なので、ハタチの人は知らないと思いますが、おじさまであられるみんなたちの中には不覚にもピンと来てしまっている方もいらっしゃるかと思います。同社が昨年、発表したラインアップから『GamePad』が漂着しましたので、ファーストインプレッションをば。8GBモデルが日本円で15000円くらい、アキバ辺りでは+1万円くらいでお取り扱いされてるショップもある模様です。
開けます開けます |
↑箱、ボックスでございます。私はリアルタイムで読者のみんなたちと感情を共有したいタイプなので、開封前の写真とかマジで開封前だったするんですよ。 |
コレがGamePad本体っ |
↑画面サイズは7インチ(1024×600ドット)。PS Vitaをプレッサーでぺったんこに引き延ばしたふうですね。デュアルコアCPUのRK3066(1.6GHz)+クアッドコアGPUのMali-400を搭載、画面はもちろんマルチタッチで、加速度センサーも搭載しています。通信はWi-Fiのみ。 |
裏面でござい |
↑プラスチック製ですが質感GOOD。約330グラムと軽量で長時間持っていても疲れません。 |
HDMI出力も可 |
↑上部にマイクロUSB・HDMI端子、電源・音量調整ボタンなど。 |
左右に大量にボタン類 |
↑PS的な方向キー&アナログスティック。キーはストロークが深すぎる気もしますが、いずれもしっかりとした感触で安心感あります。 |
右側も対称的 |
↑方向キーと同じデザインの独立ボタン。ん、スワンぽい? ワンダー? ハタチの私には、なんのことやら……。 |
iPad miniと比較 |
↑週アスの比較三原則に(最新の)iPhoneと〜というのがありますが、タブレット端末の場合、この項目が(サイズの近い)iPadと〜に変更されます。オッペンハイマーが言っていました。 |
厚みを比較 |
↑miniにはかないまへんが、十分薄いと思いますよ。 |
これは現代のZodiacや! |
↑TwitterでZodiacの写真アップしたらおさーんホイホイだった件。これはイトーくんのなんですが(モノ持ちがよろしい)、GamePadってまんま現代のZodiac的な端末ですな。Palm時代とAndrod時代はスケールこそ違えど、よくリンクします。 |
説明しよう! Zodiacとは、米Tapwave社(もうないよ)が2003年に発表した、スマートフォンの前身ともいえる情報端末"PDA"向けOS、"Palm"(もうないよ)を採用した携帯ゲーム端末だ。ATIのGPUを採用するなど本格的な仕様で、“大人の携帯ゲーム機”としての需要を見込むも、登場時点ですでにPalm OSが下火となりつつあったことなどもあり、ソフトウェアに恵まれず、あっという間にバニッシュ。日本ではイトーくんはじめ謎パー好きの「コレ、知ってる?」ネタとなっているが、今日のAndroidの用途の広がりに「Palmの面影を偲ばせているのは私だけではないはず」と、アックン・オッペンハイマーは述べています。
OSはAndroid4.1 |
↑Jelly Beanなので、日本語ロケール入ってございます。フォントも中華じゃございません。 |
標準ドロワーはこんな感じ
もっとたんまりゲームがプリインストールされていてもと思うのですが、割と素のAndroidタブレット。Xperia Playのほうが中身的にもゲーム専用機らしい。
週アスPLUSを表示 |
↑描画速度は問題ないですが、やはり縦600ドットだと……。 |
あ、縦にすればいいのか… |
Google Playにも対応してますから、活用法はゲームに止まりません。でも、やはりポータブルゲームマシンとしてのポテンシャルを徹底追求しなくては、リスキーの名に恥じます。あ、リスキーじゃなかったですねコレ。
Androidタブレットをゲーム専用機として活用されている方がどれほどいらっしゃるか甚だ疑問ですが、確かに物理キーを割り当てたほうが遊びやすいというゲームはあります。ゲームの入手性なども含め、続報をお届けしますので、今回のことはお忘れください。
常時表示のこのアイコンは? |
↑ゲームパッドのアイコンをタップすると出現するダイヤログ。これでソフトウェア・インプット・パネル(SIP)を各物理キーに割り当てることができます。 |
ゲーム編につづく… |
↑肝心のゲームプレーはどうでげしょ。ジャイアンさんにバトンタッチして続きます! |
いじょ。続報もリスキーではないですよ、ご理解くだされ、アレだけは……。
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