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カメラの祭典『CP+』で土日に見ておくべきモノ:CP+2013

2013年02月01日 16時00分更新

CP+ CAMERA&PHOTO IMAGING SHOW 2013
●開催期間 1月31日(木)~2月3日(日)
●会場 パシフィコ横浜/展示ホール・アネックスホール
●入場料1000円(事前にインターネットで登録すれば無料)

 登録サイトはコチラ(外部サイト)

 1月31日から2月3日までパシフィコ横浜で開催する、カメラと写真映像見本市『CP+』。各社主力モデルのお披露目の機会とあって、新製品をはじめ話題の製品が勢ぞろい。会場に行ったらぜひ見ておきたい機器を紹介!

 会場内では、実機に触れるコーナーが多く設けられているが、なかでも行列が目立ったのが富士フイルム。

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↑ブースのメインはやはりハインエンドコンパクトの『X100S』と『X20』。

 『X100S』を中心にした高級コンパクト機のラインアップを拡充。

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↑ミラーレス機『X-Pro1』の今後のラインアップとして、カールツァイスから2本のレンズ(写真手前)が展示された。
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↑皮革ふうボディーの『XF1』のバーニーズ ニューヨークモデル。
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↑ちょっとした一眼機のようなごついフォルムの『X-S1』(右)はマニュアルズーム26倍、『HS50EXR』(左)は光学42倍。
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↑ハイスペックコンパクトのFシリーズのフラグシップ『F900EXR』。

 やや硬派なイメージのあったニコンはミラーレス機『Nikon 1』をきっかけに親しみやすい方向にラインアップを広げていて、こちらの商品展開も興味深い。
 

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↑ミラーレス一眼の新モデル『Nikon 1 S1』(右)と『Nikon 1 J3』(左)。ス『S1』が入門機で表面素材も樹脂となっているなど違いはあるが、とくに安っぽさはない。
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↑ロングズーム機『P520』。従来機『P510』と同じ光学42倍ズームだが、ややボディーが小型化。背面液晶もチルト式からバリアングル型に変更。
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↑防水・耐衝撃・かんたん操作の『S31』。『S30』と比べ、軍艦部(レンズ上の膨らみ)ができてなんとなく"カメラっぽい"フォルムに。レンズは保護ガラスの内部で移動する。

 同様に一眼機EOSシリーズをメインとしているものの、ミラーレス機ではなくコンパクト機を打ち出してきたのがキヤノンだ。

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↑ブース前面はEOS。EOSの新機種はないが、ハイエンドの『EOS-1』からミラーレスの『EOS M』まで豊富なラインアップ。

『PowerShot N』はフォルムから操作性までユニーク。だが、決して奇をてらったものではなくデジタルカメラの“今ふう”な使い勝手を考えてのつくり込みがされている。

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↑デジカメの新しい潮流になるか未知数の部分は多いが、とにかく支持したい。

 HD動画撮影と豊富なレンズにより、映画用カメラとしても使われている“CINEMA EOS SYSTEM”。

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↑アメリカ・ハワイのマウナケア山の頂上にある“すばる望遠鏡”のメインの光学系パーツ。かなりデカい。

 マイクロフォーサーズによってミラーレス機にまい進しているのがオリンパス。今回『EP-3』の後継をリリースするとうたっている。

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↑ベールに覆われたままの状態。会期中に外されることはあるのか……。

 ブースはもっぱらミラーレス機『OM-D』が中心。

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↑オプションバッテリーグリップなどを装着してもさほど大きくならずゴツい印象を楽しめるのもまたいい。

 とはいえコンパクト機のほうもかなりの力の入れよう。

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↑新モデル『XZ-10』は、『XZ-2』からグリップやホットシューなどが廃されたこともあって、さほどクラシカルなデザインというわけではないものの、こんな皮革ふうカバーも似合う。
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↑『XZ-10』用のシリコンジャケット。ジャケットの色で印象が変わるのがユニーク。

 ミラーレス機NEXシリーズで大きくシェアを伸ばしたソニーだが、なにより目立つのはブース最前面に設置された4Kの『84型ブラビア』。

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↑大画面がブースの正面を占める。カメラ中心の他メーカーの展示からすると異色に見えるが、画像・映像をとりまく環境はこれからかなり大きな変化を迎えることになりそうだ。
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↑参考出品ながらEマウント用レンズも展示。『E 20mmF2.8』のパンケーキレンズがかなり気になる。
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↑映画用カメラに仕立てられているα。映像機器分野はプロ専用機器とコンシューマー用の境があまりなくなってきているのも特徴的だ。
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↑先ほど紹介した大画面前にはソニーの4本柱が並ぶ。
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↑フルHD動画や3D動画を撮影できるデジタル双眼鏡『DEV-3』の後継モデルを参考展示。サイズダウンし、形状もふつうの双眼鏡と変わらない。
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↑機能をカメラに追加できる“PlayMemories Camera Apps”の配信予定アプリを紹介。高速連写を生かして動きのある静止画を撮影できる“モーションショット”と、光源と光芒エリアを指定して、光線を表現できる“ライトシャフト”。

 ペンタックスリコーは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』との“Q”コラボモデル『Q10』を大プッシュ。

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↑アスカと綾波が、それぞれの『Q10』コラボモデルを身に着けている。箱も特別仕様だった。
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↑決して触っちゃダメです(でした)。

 海外発表のみだが『MX-1』も展示。

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↑渋さ・ゴツさをアピールする『MX-1』。このエッジの塗装が剥げたようなエイジングモデルを展示。ちょっとやりすぎ感はあるものの、いっそこれくらいの演出がいいかも。

 クラシカルデザインに突っ走る『MX-1』と、オモチャっぽさを隠さないQ10との対比が奇妙な印象だ。

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↑アウトドア用防水・防塵カメラ『WG-3 GPS』も展示。初号機カラー?
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↑リコーブランドで、奇抜な形状で360度撮影できるカメラを参考展示。
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↑こちらは『Q10』用のレンズ。ピンホールカメラふうだが、撮影できるレンズキャップ。こちらも参考展示。

 シグマは先日発表、2月22日に発売する『DP3 Merrill』を展示したほか、レンズを参考展示。

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『60mm F2.8 DN』

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『30mm F2.8 DN』

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『19mm F2.8 DN』

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 ハッセルブラッドからは『Lunar』。木目や皮革などのバリエーションで、実機に触れるとあって盛況。

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 そして、『H5D』も。

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 カシオは、高速連射性能を高めた『EXILIM EX-ZR700』と『ZR400』を展示。デモンストレーションでもスポーツシーン向けをアピールしていた。

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 パナソニックは、レンズが試せる“レンズバー”を今年も設置。残念ながら触れなかったが、2本の新レンズが参考出品された。

『150mm/F2.8』

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『42.5mm/F1.2』

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 新コンパクト機もズラリと勢ぞろい。

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↑デジカメが"薄さ競争"をやっていたころような印象の新製品『XS-1』。今では逆に目新しく感じる。

 エプソンは、236万画素を誇るEVF向けパネル『ULTIMICRON』の最新版を展示。実際にのぞけるコーナーもある。

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 また、会場では印刷時に大事な“紙”を3つのメーカーが展示。

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↑『フレスコジクレー』は、独自の漆喰の薄層化成形技術をベースに、インクジェット印刷向けに開発。
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↑“ミュージアム”グレードをうたうキャンソンの『インフィニティ』。世界の画廊や美術館が要求する紙の長期保存に関する国際基準ISO9706を満たす。
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↑アワガミファクトリーは、阿波伝統工芸による和紙の『アワガミ』を展示。

 最後にお得な情報を!

 Eye-Fiジャパンのブースでは、既存のEye-Fiユーザーを対象にした、くじ引きを開催。

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↑ブースはココ。

 ……結構豪華らしいので、来場の際は自前のEye-Fiカードを忘れずに!!

■関連サイト
CP+

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