2013年01月13日09時00分

今年のPCトレンドは? 会場で見た最新Windows8搭載PCまとめ:CES2013

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 CES2013では、Ultrabookやタブレットをはじめとする多くの最新PCが展示されました。その中から気になったものを、まとめてご紹介します。

CES2013PC

 なお、最新PCについては、CESのサテライトイベントDigital Experienceや、Lenovoのプライベートブースの記事も合わせてご覧ください。


■パナソニック

 パナソニックによるCESの基調講演で披露された、“4K”の画面解像度をもつ20インチの大型タブレットが、パナソニックブースに展示されていました。

CES2013PC

↑パナソニックの4Kタブレット。こちらは自動車ディーラーの電子カタログを想定した展示。

 この『20 inch 4K Tablet』のディスプレーは、3840×2560(4K2K)ドット、230ppiという圧倒的な解像度を誇っているのが特徴です。しかも最近主流の16:9のワイド画面ではなく、15:10(3:2)という珍しい比率を採用しています。これはA3サイズと同じ大きさになるよう意識したとのことです。

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↑こちらは建築図面やレイアウト図を表示したサンプル。

 4Kの高解像度画面により、紙のカタログや図面を電子化するにあたって、プロフェッショナルが要求する画質を実現できるとのこと。自動車ディーラー、建築家、写真家などを想定しています。

 第3世代のCoreプロセッサーやSSDを搭載するなど、PCとしてのスペックは標準的ですが、高解像度画面を描画するためにNVIDIAの外部GPUを搭載しています。これはIntelの内蔵グラフィックが4K解像度に対応できなかったためとのこと。

 タブレット本体は約2.4kgと、20インチのディスプレーであることを考えれば十分に軽いといえるレベルです。まだプロトタイプのためスタンドなどはありませんが、製品化にあたっては充電にも対応したクレードルの提供を予定しています。製品化は年内を予定しているものの、製品の性格上、PCとして単体で売るというよりはB2Bのソリューションとして販売することを計画しています。

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↑プロトタイプのためスタンドはない。展示用のアクリルスタンドで立てている。

 最終的にどのような位置付けの製品になるかはまだまだ検討中とのこと。筆者が「Let'snoteのディスプレーに採用してみては?」と提案したところ、ブース担当者は苦笑いしつつも、「可能性はなくはない」と回答しました。


■ソニー

 CES2013のソニーは、大型のOLEDテレビやXperia Zの発表が中心で、PCについては比較的地味な展示となりました。しかしソニーブースにはしっかり新機種がありました。

 新機種『VAIO T Series 15』は、15インチ・フルHDのタッチ対応ディスプレーを備えたUltrabook。光学ドライブ、D-Sub15ピン、HDMI、有線LANなど、インターフェースも豊富に搭載しています。キーボードはテンキー付きで、タッチパッドが大きく左に寄っているのが特徴です。価格は800~950ドル(7万2000~8万5000円)で今春発売予定。

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↑VAIO T15。15インチ・フルHDのUltrabookだ。

 従来モデルの14インチバージョンにも、タッチ対応モデルが追加されました。こちらは13インチと同じく、画面解像度は1366×768ドットのままでした。

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↑VAIO T14。タッチ対応モデルが追加された。

 “Surf Slider”によるタブレットへの変形が人気の『VAIO Duo 11』には、キーボード部分のカラーがシルバーのモデルが追加されました。また、ストレージのオプションとして512GB SSDが加わっています。

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↑VAIO Duo 11。キーボード側が従来よりも明るいシルバー色が追加。


■GIGABYTE

 インテルブースに展示のあった『GIGABYTE U2142』は、ディスプレー回転式のコンバーチブルUltrabookです。ヒンジ中央を軸にディスプレーを水平方向に回転させることが可能で、180度回転させてから倒すことでタブレットに変形します。

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↑ディスプレー回転式のコンバーチブルUltrabook『GIGABYTE U2142』。

 ディスプレーは11.6型で第3世代のCoreプロセッサーを搭載。最大16GBのメモリをー搭載できます。USB3.0が2ポート、USB2.0が2ポート、D-Sub15ピン、HDMI、有線LANなど豊富なインターフェースを搭載します。厚さは20mm、重さは約1.4kgとなっています。価格は1000ドル(約9万円)で、2月に発売予定。

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↑ディスプレーは180度回転させることも可能。

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↑キーボード側に倒すことでタブレットとしても使える。


■Samsung

 Samsungはプレスカンファレンスで新Ultrabookを発表、Digital Experienceに展示しました。ブースにもこれらの最新機種が多数展示されていました。

 なお『New Series 7 Chronos』はUltrabookとしての要件を満たしているように思えますが、プレスリリースにUltrabookという説明はなく、展示機にもUltrabookのロゴシールはありませんでした。

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↑『New Series 7 Chronos』。AccelRAMによりアプリの読み込みが1.5倍高速化、外部GPU、クアッドコアCore i7などが特徴の15インチノートPC。2.35kg。

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↑『Series 7 Ultra』。13.3インチ・フルHDのディスプレー、RADEON HD8570Mを搭載するパワフルなUltrabook。

 また、13インチモデルが厚さ12.9mm、重さ1.16kgと超薄型軽量の『New Series 9』に、ボディーカラーがホワイトのモデルが追加されていました。キーボードや天板を含め、筐体全体がホワイトで統一されている非常に珍しいUltrabookとなっています。

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↑『New Series 9』のホワイトカラーバージョン。

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↑どこから見てもホワイトカラーに統一されている。金属を白く塗装したような手触りで質感も高い。


■LG

 LGは、スライダー式のコンバーチブルUltrabook『Tab-book』2機種と、13.3インチ・フルHDディスプレーのUltrabookを展示しました。

 Tab-boookは、Atomプロセッサー搭載の『Tab-book H160』と、Coreプロセッサー搭載の『Tab-book Ultra Z160』の2機種。いずれもディスプレーがスライド式で、ノートPCとタブレットの両方に変形するのが特徴です。Atomプロセッサーモデルは最大13時間のバッテリー駆動が可能で、1.05kgと軽量。Coreプロセッサーモデルでも1.23kgと十分に軽量です。

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↑LGの『Tab-book』。これはAtom版だが、Core版も外観はほぼ同じ。

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↑ディスプレーをスライドさせ、タブレットに変形させた状態。

 クラムシェル型のUltrabook『Z360』は、13.3インチ・フルHDのIPS液晶を搭載。1.15kgと軽量です。

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↑LGのUltrabook『Z360』。薄型軽量のUltrabook。

 ところでこのZ360、説明パネルには“4th generation Intel Core i3/i5/i7”を搭載すると書かれていました。“4th”といえば第4世代Core“Haswell”を意味するはず。ブース担当者に聞いても要領を得ない回答で、誤表示の可能性もあります。展示機が搭載するプロセッサーは第3世代のCore i5でした。1月下旬の発売予定となっています。


■Haier

 中国の白物家電メーカー大手であり、最近ではテレビ、スマートフォン、タブレットも手がけるHaierが、ついにコンバーチブルUltrabook『Sailing Pro』を展示しました。

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↑Haierの『Sailing Pro』。Sailing=航海から、ヨットのようなイメージを受ける。

 ディスプレーを水平に倒してからスライドさせることでタブレットに変形する、コンバーチブルUltrabookです。ディスプレーは11.6インチ・フルHDのIPS液晶で、10点までのマルチタッチ入力に対応します。Core i5、4GBメモリー、128GBのSSDを搭載。Mini HDMIや有線LANも搭載します。

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↑後ろから見た様子。有線LANを搭載する。

 これだけ多くのメーカーがコンバーチブルUltrabookを発表すると、どうしても外観や変形方法は似通ってくるものですが、とはいえ東芝のUltrabookを彷彿とさせる変形機構が印象的です。

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↑ディスプレーは180度に倒すことができる。

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↑さらにキーボード側にスライドすることでタブレットに変形する。


■ZTE

 中国のZTEは、Atomプロセッサー搭載のタブレット『V98』を展示しました。

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↑ZTEの『V98』。

 最新のAtomプラットフォーム“Clover Trail”採用のタブレットとして、3GやLTEでの通信に対応する貴重な存在となっています。ディスプレーは10.1インチ、画面解像度は1366×768ドット。メモリーは2GB、ストレージは32GBです。キャリア向けの展示となっており、単体での発売は予定されていませんが、通信ができるWindows8タブレットとして期待したいところです。

CES2013まとめ:世界最大家電ショウ

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