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そうだタブレットを買おう。iPadかAndroidかWindows8か、それが問題

2012年12月14日 08時30分更新

 iPad mini欲しいなあ、iPad4欲しいなあ、でもNexus10も気になるし、Windows8のタブレットもボチボチ出はじめたぞ。さて、どうしよう。……あ、うちには新しかったiPadが2台あるんだった(ほかにもあれとかアレとか)と、思い直したアタラシです。

 じゃあ、仮にあと1台だけ何か買っていいよって言われたとしましょう。言われる可能性、ゼロじゃないと思うんです。そしたら何買おうかなって悩むじゃないですか。悩みますよね? そこで週アスの特集制作にかこつけて、以下の7機種を触りたおしてみることにしました。


■一貫した操作性は洗練度抜群なiPadシリーズ

アップルiPad mini
タブレット
小型版iPad。解像度は1024×768ドットで初代iPadやiPad 2と同じだが、携帯性が大きく向上。このクラスの中では液晶が大きめだが、ベゼル幅が狭いので、片手でもホールドできる。実売価格 4万4800円前後(64GB、WiFiモデル)。
アップルiPad(第4世代)
タブレット
2048×1536ドットのRetina液晶を搭載。液晶やサイズは第3世代iPadと同じだが、CPUがA6Xに変更され、性能が従来の最大2倍に向上。DockコネクターもLightningコネクターになった。実売価格 5万8800円前後(64GB、WiFiモデル)。


■最新機種が次々に登場するAndroidタブレット

サムスン/ドコモ GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E
タブレット
タブレットとしては世界最大級の有機ELディスプレーを搭載。ドコモのLTE“Xi”に対応し、下り最大75Mbpsで通信が可能。テザリングにも対応するほか、NOTTVやワンセグもサポート。実売価格 2万8000円前後(新規一括で、月々サポート適用後の実質負担額)。
サムスン/グーグル Nexus10
タブレット
グーグルブランドのアンドロイドタブレット。最新のアンドロイド4.2をいち早く搭載し、マルチユーザーに対応。液晶解像度が2560×1600ドットと高く、精細度はiPadのRetina液晶を上回る。直販価格 4万4800円(32GB、WiFiモデル)。


■PCと同じ環境を再現できるのが魅力のWindowsタブレット

日本エイサーICONIA W700
タブレット
11.6インチ液晶を搭載し、CPUにCore i3を採用するなど高い性能を実現。フルHD液晶の採用やUSB3.0への対応も魅力だ。USBポートを3基搭載した充電用クレードルが付属する。実売価格 7万5000円前後。
富士通ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J
タブレット
10.1インチ液晶モデルながら、消費電力の小さなAtom Z2760の採用により、薄型ボディーを実現。本格的な防水・防塵機能を実現していることが魅力で、風呂場や屋外でも安心して使える。実売価格 9万7000円前後。
ASUS VivoTab RT TF600T
タブレット
10.1インチ液晶搭載のRTモデル。Office 2013 RT Previewがプリインストールされており、オプションのキーボードドックを装着すれば、ノートPC感覚でオフィス文書の作成も可能。実売価格 6万円前後。


 

基本スペック
タブレット

 CPUはプラットフォームを問わずにデュアルコアが主流。メモリーとストレージはウィンドウズ機が大容量。ストレージはmicroSDカードで拡張可能な製品もあります。

 うーん、目移りしますね。サイズも違えばOSも違いますし、単純に考えても、用途によって向き不向きは当然出てくるでしょう。搭載OSが異なると、横並びでの性能を比較するのは難しいのですが、たとえば、画面回転が速いのはどれなんだろう?とかとか。あえて同列に並べて比較してみることにしました。

 ちなみに、横持ち→縦持ち→横持ちを10回繰り返し、画面のローテーション速度を計測してみた結果は以下のとおり。

ICONIA W700 16.5秒
ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J 16秒
ASUS VivoTab RT TF600T 16.3秒
GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E 19秒
Nexus10 15.3秒
iPad mini 10秒
iPad(第4世代) 9.4秒

 

 意外に差が出たのに驚きました。その中で、iPad系が最も速く画面回転することにあらためて感心。細かいところでもストレスを感じさせない設計がなされているんですね。


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