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アンドロイドマツケン降臨 Android4.0搭載STB『Smart TV Box』提供開始

2012年11月28日 23時19分更新

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 ジャパンケーブルネットワーク(以下JCN)とKDDIは11月28日、都内でJCN×KDDI『Smart TV Box』サービス開始発表会を開催しました。

 Smart TV BoxはAndroid4.0を採用したセットトップボックス(STB)で、3波トリプルチューナーを搭載。外付けHDDを接続することで、2番組の同時録画が行なえます。

 CPUはデュアルコアのOMAP4460で、無線LANは11a/b/g/n(5GHz)に対応。視聴など通常のセットトップボックスの機能に加えて、Google Playに対応したことでゲームなどさまざまな機能を追加して多目的に活用できるのが魅力。

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 発表会では、まず最初にJCN代表取締役社長の藤本勇治氏が登壇。スマートテレビやスマホ、タブレットの普及が世界的な潮流になりつつあるとコメント。

 Android4.0搭載のSmart TV Boxの投入で、「今までは壁に向かってひとりで接続していたネットが、お茶の間で家族みんなで楽しめるようになる」と語り、家族が集まるテレビライフを提案しました。

 従来は、スマートテレビを導入するためにはテレビの買い換えが必要でしたが、Smart TV Boxは現在使用中のテレビをスマートテレビ化できることも利点と強調。

 JCNは11月28日からSmart TV Boxを利用できる新サービス『JCN スマートテレビ』を新設。“スマートマックス”プランは月額9450円で72チャンネル以上のテレビ視聴に加えて下り最大100Mbpsのインターネット回線、メールアドレスやホームページサービスなどを提供します。

 “スマートマックス with タブレット”は、スマートマックスプランに加えてSTBのリモコンや番組表確認、ケーブルテレビ視聴のほか、通常のタブレットとしても使えるNEC製のアンドロイドタブレット『Life Touch L for JCN』を4935円でユーザーに販売、月額1万1025円でサービスを提供します。

 Smart TV Boxでの番組録画には外付けHDDが必須ですが、JCNは容量1TBの外付けHDDを6930円、2TB HDDを9345円で販売。さらにデビューキャンペーン実施により購入者に3000円がキャッシュバックされます。

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 続いて、壇上にはKDDI代表取締役執行役員専務の高橋誠氏が登壇し、Smart TV Boxの機能面を説明。Smart TV Boxはauスマートパスやビデオパス、うたパスなどのauサービスに対応し、auスマートパスのアプリのほか、Google Playの200以上のアプリも実行可能とコメント。

 さらに、スマートマップスプランにはauスマートバリューが適用されるので、auスマホを4台利用している家族なら、ネット電話機能を加えても実質月額4055円で利用できるとプレゼンしました。

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 満を持して登場したのは、JCN スマートテレビのCMキャラクターである“アンドロイドマツケン”こと俳優の松平健さん。マツケンサンバとは一線を画するサイバーな衣装をまとって堂々と登壇! CM収録時の苦労などを語りました。この衣装、近くでみるとすっごく格好よかったです。PV:JCNスマートテレビ『アンドロイドマツケンサンバ』はこちらから!(外部サイト)

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 Android4.0搭載に加えてGoogle Play対応と、さまざまな目的に使えそうなSmart TV Box。今後は多目的かつ汎用性の高いSTBが主流になりそうです。

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