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eBookJapanからAndroid搭載7インチタブレットが12月中旬に発売

2012年10月31日 18時45分更新

 イーブックイニシアティブジャパンは、同社の電子書籍販売サイト『eBookJapan』を利用できる7インチAndroidタブレットを発売する。

 発売予定時期は12月中旬。価格は未定だが、“電子書籍を身近なものに”できるよう、手ごろな値段設定にするとのこと。

eBooksJapan

『eBookJapan』はコミックを中心に約6万5000冊の電子書籍を販売中で、今回のタブレットは実際のコミックの大きさに近い7インチとなる。フルカラー表示の作品もあるため、電子ペーパーではなく液晶画面が採用となった。

 詳細は今後の発表を待つことになるが、Kindle Fire HD、iPad mini、NEXUS 7などと比べてどのような特徴があるのか、非常に楽しみだ。

 国内最大級の電子書籍販売サイト「eBookJapan」(http://www.ebookjapan.jp/ebj/)を運営する株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区西神田2-5-2、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし)、略称eBookJapan)は、『電子書籍を身近なものに』することを目指して、7インチのAndroidタブレット端末を12月中旬頃より発売することを決定致しました。

 eBookJapanは、2000年創業の電子書籍業界における老舗企業です。当社では、出版社出身で創業者(現会長)の鈴木雄介が打ち立てた「電子書籍でマンガを読む時代が来る」、「手のひらの図書館」(売筋だけを扱うのではなく、これまで生み出されてきた作品をすべて丁寧に扱っていこう。しかも手のひらにのる手軽な読書端末で。)という創業時の思いに忠実に、マンガを中心にコンテンツを増やしてまいりました。その思い通り、電子書籍市場はマンガを中心に拡大し、2011年度629億円の市場規模のうち、8割の514億円をマンガが占めております。(出典: 株式会社インプレスR&D社刊 『電子コミックビジネス調査報告書2012』)

 近年、著者や出版社の電子書籍に対する取り組み方針がとても積極化しており、当社のマンガ配信冊数もかつてないペースで増えております。eBookJapanは、著者・出版社から「マンガを売らせたら右に出る電子書店は無い!」と高く評価されているため、いち早く電子書籍の許諾を受けることができており、本年5月には業界に先がけてマンガ5万冊のラインナップを達成し、現在5万6千冊を超える世界最大級のマンガ保有数となっています。

 当社ではこれを『電子書籍を身近なものに』する好機ととらえ、eBookJapanオリジナルの7インチAndroidタブレット端末を発売することといたしました。これにより、紙のコミックスの大きさに近い7インチで、マンガをお楽しみ頂けるようになります。さらに、カラー原稿をカラーで再現できるように液晶画面を採用しましたので、マンガのカラーページや写真集なども存分にお楽しみ頂けます。価格は未定ですが、『電子書籍を身近なものに』できるよう、手頃な価格を設定する予定です。

 当社代表取締役社長の小出斉は次のように述べています。「当社は、創業以来の志として、『電子書籍を身近なものに』すべく取り組んでまいりました。そのためには、①豊富な品揃え、②楽しい蔵書管理、③手頃な端末が必要と考えています。①はダントツのマンガに続いて小説や雑誌に拡げる準備を進めていますし、②では「トランクルーム」という名称の電子書籍のクラウドサービスを2007年から提供しています。そして③は、パナソニックから送り出して頂いたΣBook以来、手頃な端末をずっと追い求めてまいりました。このたび7インチのAndroidタブレット端末を発売することで、『電子書籍を身近なものに』の完成に大きく近づくこととなります。」

 eBookJapanの新しい時代を創り出す取り組みにご期待ください。

●関連サイト
eBookJapan該当ニュースリリース

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