週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アキバ顔負け!? タイムズスクエアでもWindows8発売カウントダウン!!

2012年10月26日 19時52分更新

 世界的に有名な、ニューヨークの繁華街タイムズスクエア。米マイクロソフトは、その超一等地にWindows8の発売に合わせてWindows Storeのホリデーストア(臨時店舗)を10月25日午後10時(現地時間)にオープン。そして、日付の変わった10月26日0時より、SurfaceやWindows8、Windows8搭載PCなどの販売を開始した。

タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑ニューヨークの繁華街、タイムズスクエアのど真ん中に用意された、Microsoft Storeのシーズンストア。25日午後10時前は、このようにストア自体がベールに包まれていた。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑タイムズスクエアの広告用ビジョンのほとんどをWindows8がジャック。街中がWindowsカラーで埋め尽くされた。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑午後9時40分頃の様子。ストア周辺は身動きが取れないほどの人で埋め尽くされた。

 タイムズスクエアでのカウントダウンは、ストアがオープンする午後10時にあわせて行なわれた。その1時間半ほど前には、すでにSurfaceの購入列ができており、その時点で150人近くが並んでいた。また、タイムズスクエアの歩道にはWindows8搭載PCのハンズオンコーナーが設置され、通行者や観光客がWindows8 PCを実際に試す姿も見られた。さらに午後9時頃からは、ストア周辺のビルに設置されている広告用ビジョンの大多数をWindows8がジャック。とにかく、タイムズスクエア自体がWindows8で完全に埋め尽くされたかのような雰囲気となったのだ。

タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑オープン1時間半前の購入者の行列。先頭付近の人には、グレーのSurfaceパーカーが配られたようだ。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑オープン1時間半前で約150人ほどの行列。オープン時には300人以上の行列になっていた。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑タイムズスクエア周辺では、このようなブースが用意され、Windows8搭載PCのハンズオンイベントも同時に行われていた。

 そして、午後9時45分頃から、Windows Storeホリデーストアの開店イベントが始まった。Windows8の発売や、ホリデーストアのオープンについてのスピーチが行われた後にカウントダウンが開始。カウントダウンはWindows8にちなんで8から始まり、10時ちょうどに、米マイクロソフトCOOのケビン・ターナー氏や、シーズンストア店長のメリンダ・ジョージ氏などによるテープカットが行なわれ、ストアのベールが落とされた。このカウントダウンの瞬間は、ストア前の通り”ブロードウェイ”が通行止めとなり、実際にSurfaceやWindows8を購入する客だけでなく、多くの観光客も集まり、一帯のほとんどが人で埋め尽くされた。お祭り好きのアメリカ人の気性もあってか、圧倒的な盛り上がりを見せていた。これは、さすがにアキバのカウントダウンも敵わないかも、と思ってしまうほどだった。

タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑午後9時50分頃から、米マイクロソフトCOOのケビン・ターナー氏(中央)や、シーズンストア店長のメリンダ・ジョージ氏(左)のスピーチが開始。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑テープカットの直後にストアのベールがはがされ、ストアがオープン!
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑店内のスタッフや周囲の人たちはお祭り騒ぎ状態。

 その後は、並んでいた購入者が順に店内に誘導され、さっそくSurfaceやWindows8、Windows8 PCの販売が開始となった。ただし、実際のWindows8の発売は26日の午前0時からなので、午後10時の時点で会計をすませて、実際に購入した商品が渡されるのは26日午前0時以降という形となっていた。これは、秋葉原での深夜販売とほぼ同じ形式だ。ちなみに、このタイムズスクエアのホリデーストアは、26日から28日までの3日間は24時間営業となるそうだ。イベントの盛り上がりもそうだが、いろいろな意味でアメリカらしいスケールと言っていいかもしれない。

 マイクロソフトがニューヨークで新OS発売の盛大なイベントを行なうのは、2001年のWindows XP以来となる。このことからも、マイクロソフトがWindows8に対して非常に大きな期待を寄せていることが強く伝わってくる。とはいえ、ニューヨークでのカウントダウンイベントの盛り上がりは、場所柄やアメリカ人の気質によるところも非常に大きく、このイベントの盛況ぶりが、そのままWindows8の売れ行きを反映するものとは言えないだろう。Windows8がどういった評価を受け、どのような売れ行きを示すかは、もうしばらく様子を見る必要がある。それでも、多数の通行人や観光客などへのアピールはもちろん、実際の購入者も最終的には300人以上集まっており、このイベント自体は大成功だったと言って良さそうだ。

タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑ほとんどの客の目当てはSurface。Surfaceのデモ機にも人が群がっている。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑タイムズスクエアのホリデーストアでは、Surfaceだけでなく、Windows8搭載PCやWindows8のパッケージも販売。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑Windows8パッケージデザインは5種類。好きなデザインのパッケージを選んで購入できるようだ。
タイムズスクエアでもWindows 8発売
↑というわけで、筆者も1台ゲット! 開封および起動の詳細は別記事で!
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう