週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

au スマホとCATVがますます接近? KDDIと住友商事がジュピターテレコムの公開買付けを発表

2012年10月24日 17時43分更新

 本日、住友商事とKDDIがジュピターテレコムの株券公開買付けを発表しました。

 KDDIのリリースによりますと(一部抜粋)

 具体的には、対象者(株式会社ジュピターテレコム)が現在、推進している地域密着サービス強化によるコミュニティーサービスパートナー、メディア・コンテンツ事業強化による総合メディア事業グループへの転換という中期的な方針を維持しつつ、対象者がその全部取得条項付普通株式の全てを取得した後にKDDI 傘下のJCN を対象者に統合する方針であり、双方のケーブルテレビ事業統合による事業規模の拡大と持続的な成長を推進する予定です。また、加えて、住友商事は、平成7年の対象者の設立以来培ってきた所轄官庁、(社)日本ケーブルテレビ連盟、事業エリアにおける地方自治体及び地元株主等、対象者事業のステークホルダーの皆様等との良好な関係並びに経験豊富な人的資源の提供も引き続き維持しつつ、事業進出以来20 年以上に亘る放送・映画分野も含めたメディア業界における知見、リテイル・IT・不動産等の多様な事業領域との連携の深耕を通じて、また、KDDI は、これまでKDDI が培ってきたケーブルテレビ事業における経営資源を対象者に提供するとともに、移動通信・固定通信の両方を併せ持つ総合通信事業者として、シームレスにつながる新しい通信環境を実現する技術開発力を、対象者のサービス開発に活用し、最先端のスマートフォンと連携した新しい映像放送サービスの体験を対象者がお客様に提供していくことを一層支援して、対象者の更なる飛躍を目指しこれまで以上の成長を実現させる所存です。

  とのことです。

 今後、auのスマートフォンと利用で『auスマートバリュー』のように月々の料金が値引かれるシステムや、auの『Smart TV Box』(関連記事)とも連携が取れるとさらに便利になりそうですね。

関連サイト
・KDDI(リリース)
・住友商事(リリース)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう