レノボは10月18日、グランドハイアット東京で今冬モデルの新製品発表会を行なった。おもな新製品は、10月26日に発売が予定されているWindows8搭載パソコンおよびタブレットだ。
新製品は、Windows8を搭載した新モデルと、従来の製品にWindows8を搭載し販売するモデルを含め計10シリーズ14モデルにのぼる。また、エンターテインメント機能を注視したYモデルが今後発表される予定だ。
【Windows8搭載の新製品】
・IdeaPad Yoga13
・IdeaTab K3011W
・IdeaPad Z500/Z480
・IdeaPad U510
・IdeaCenter A520
・Lenovo C345
・Lenovo H505s
【Windows8搭載製品(従来モデルバージョンアップ)】
・IdeaPad S300
・IdeaPad U310
・Lenovo C580
・IdeaCenter A720
・IdeaCenter K430
・Lenovo H520s
●IdeaPad Yoga13
今年1月に米国のCESで発表され話題となっていた『IdeaPad Yoga13』は、10点マルチタッチに対応した13.3インチのIPS液晶を採用。
2つのヒンジが360°回転し”ノートブック”、”タブレット”、”テント”、”スタンド”の4つのモードでの利用が可能な製品だ。回転が180°(液晶とキーボードが水平)を超えると自動的にキーボード操作がロックされ、誤動作を防止するしくみになっている。
ヒンジ部分が回転することで強度が心配になるところだが、ヒンジのパーツは液晶、キーボードとほぼ一体になるほど長く、全体で支えるような構造とのこと。そのため、2~3年などの短い期間で壊れる心配はないようだ。
ビジネスシーンで文字入力する際はノートブック、手に持って使う場合はタブレット、狭いスペースに置いて動画視聴などを行なう際はテントなどといった、利用シーンに合わせた使い方ができるのが特徴だ。
↑テントモードは、カフェのテーブルなど狭いスペースにおいて、複数の人に画面を見せるときに活躍すると語るIdeaPad製品担当の櫛田氏。
↑スタンドモードは、ソファーなどに座ったときに膝の上に置いて、両手でホールドしながらタッチ操作ができて便利とのこと。
また、レノボ独自のソフトウェアを搭載。内蔵カメラの前で手を振ることで音楽再生の曲送りなどができるモーションコントロールや、システムバックアップ、高性能なバッテリー管理ソフトを備える。
スパイグッズ? が40名に当たるキャンペーン実施
なお、IdeaPad Yogaの発表を記念したプレゼントキャンペーンを実施する。全国の量販店または公式通販サイト“レノボ・ショッピング”にてIdeaPad Yogaを購入すると、4つの“スパイグッズ”(小型スキャナー、指装着型マウス、ポータブルブルーレイドライブ、小型デジタルカメラ)がセットで抽選で40名にプレゼントされる。
さらに、応募時に事前予約したと証明できる画像を送ると、ポータブルSSDドライブが追加でプレゼントされる。詳細はキャンペーンサイト(関連サイト)を参照のこと。
●IdeaPad K3011W
キーボードの着脱が可能なタブレット『IdeaTab K3011W』は、11.6インチのIPS液晶を採用。キーボード部(8時間)と液晶部(8時間)の両方にバッテリーを内蔵し、合計16時間の長時間駆動が可能。就寝時間などを除けば、ほぼ1日中使用できるのが嬉しい。現状、タブレットのみの販売は予定されていない。
↑キーボード上部中央のボタンひとつで液晶部を取り外せる。キーボードにセットする場合もガイドが大きくて差し込みやすく、使いやすさが重視された設計。
その他、今回新しく追加されたモデルの特徴、おすすめポイントは以下のとおりだ。
『IdeaPad U510』は、6月に発表されたU310の姉妹製品。画面サイズが大きくなったことで、DVDスーパーマルチドライブを搭載したことが特徴。
『IdeaPad Z500』は、一般的なノートブック製品の中では薄く軽いのが特徴。従来のZ580よりも厚さで7.5ミリ、重さで0.45キロも薄く軽くなっている。
一体型の『IdeaCenter A520』は、従来のA720(27インチ)と同じく画面角度が-5~90度の角度調整が行なえる。従来のモデルよりも23インチと液晶は小さくなったが、低価格になる見込み(価格は未発表)。
『Lenovo H505s』は、ACアダプター採用。電源ファンがないため静音かつ省電力を実現している。
●関連サイト
・レノボ・ジャパン
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