アップルのサイトをよくみてみると、iPhone5は周波数違いで少なくとも3種類ある模様。そこで利用周波数をまとめてみたら、ドコモやイーモバでも使えるかも知れないことが判明!
iPhoneモデル名 | 通信方式 | 利用周波数 | 対応キャリア |
---|---|---|---|
GSM モデル A1428 | UMTS/HSPA+/DC-HSDPA | 850、900、1900、2100MHz | 海外向け |
GSM/EDGE | 850、900、1800、1900MHz | 海外向け | |
LTE | 700b MHz, AWS(1700&2100MHz) | 米国 AT&T、カナダ Bell、Rogers、Telus | |
CDMA モデル A1429 | CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B | 800、1900、2100MHz | au、そのほか海外多数 |
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA | 850、900、1900、2100MHz | 海外向け | |
GSM/EDGE | 850、900、1800、1900MHz | 海外向け | |
LTE | 700c、850、1800、1900、2100MHz | au、米国 Sprint、Verizon | |
GSM モデル A1429 | UMTS/HSPA+/DC-HSDPA | 850、900、1900、2100MHz | ソフトバンク、そのほか海外多数 |
GSM/EDGE | 850、900、1800、1900MHz | 海外向け | |
LTE | 850、1800、2100MHz | ソフトバンク、ドイツ Deutsche Telekom、イギリス Orange、T-Mobile、オーストラリア Optus、Telstra、韓国 SK Telecom、KT、香港 SmarTone、シンガポール M1、SingTel |
↑LTEは表中のキャリア以外は利用できないようだ。2G、3Gは、日本以外であれば世界中の国々で利用できる。太字は日本のキャリアが利用する周波数。
アップルの発表どおりにまとめると、こんな感じになります。でもコレは、キャリアを限定した国内仕様の場合です。おそらく登場するであろう“SIMフリー版iPhone 5”であれば、キャリアの壁を越えられるかも知れない!
ということで脳内で妄想しまくって、もうひとつ表をつくってみました。
キャリア | 通信方式 | 利用周波数 | 対応可能なiPhone |
---|---|---|---|
ドコモ | 3G | 850、1700MHz、1900MHz | CDMAモデル A1429、GSMモデル A1429 |
LTE | 2100MHz | CDMAモデル A1429、GSMモデル A1429 | |
イー・モバイル | 3G | 1700MHz | なし |
LTE | 1800MHz | CDMAモデル A1429、GSMモデル A1429 |
↑SIMフリー版が登場すれば、ドコモは3GとLTE、イー・モバイルはLTE限定となるが使える“かも”しれない。
周波数だけみると、ドコモもイー・モバイルもLTEが使えることになってます。コレはヤバイ! ただ、3Gはドコモのみの対応となるので、LTEエリアのみになってしまうイー・モバイルで常用するのはキビシイかも。
ま、妄想なんですけどね。
●関連サイト
・iPhone 5スペック
・LTEサポート情報
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