モトローラは5日(現地時間)にニューヨークで新製品発表会を開催。日本での発売も予定されている『MOTOROLA RAZR M』(関連記事)のほか、『RAZR HD』、『RAZR MAXX HD』を発表した。
■現行モデルのようにスマートな『RAZR HD』
『RAZR HD』は、日本でもauから発売されている『MOTOROLA RAZR IS12M』の直接的な後継機。
ディスプレーは、720×1280ドットの4.7インチ有機ELを採用。画面サイズも解像度も強化されている。だが、サイズは67.9(W)×8.4(D)×131.9(H)ミリと、前モデルからほとんど大きくなっていない。
厚みがやや増しているが、GALAXY S IIIを上回る2530mAhのバッテリーを搭載。LTEももちろん使える。
↑背面は平べったくなっており、電池の取り外しは不可。 |
↑2530mAhのバッテリーを備えつつ、厚さは8.4ミリ。 |
■3300mAhの大容量バッテリーを搭載した『RAZR MAXX HD』
『RAZR MAXX HD』では、3300mAhのバッテリーを搭載。LTE環境下でのストリーミング動画再生で、10時間連続再生が可能なので、丸1日使い続けても大丈夫そうだ。厚みは9.3ミリと『RAZR HD』よりも膨らんでしまうが、バッテリー容量を考えるとAndroidスマホの中では最薄の部類。
発売が決まっているアメリカのベライゾンのラインナップ中でもハイエンドに位置づけされており、内蔵ストレージは32GBと、『RAZR HD』の約2倍の容量を誇る。
↑上が『RAZR HD』、下が『RAZR MAXX HD』。背面が『RAZR HD』に比べ膨らんでいる。 |
↑側面にマイクロUSBとミニHDMIポートを装備。 |
■日本での発売は……未定です
RAZRシリーズの特徴である背面のケブラー繊維やゴリラガラスは、3モデルすべてで継続。どれも側面のアルミフレームがいいアクセントとなっており、高級感がある。
見た目のかっこよさはもちろんだが、大容量のバッテリーはスマホユーザーの悩みを解決するいちばん有効な手段である。日本を含む広い地域での発売をぜひ期待したい。
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