2012年08月09日08時00分

ニコニコ町会議佐賀ほぼ完全レポ 県知事も“ニコ厨”とはアツかねー!!

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 ニコニコ動画といえば、ちょっと変わった新しいことに挑戦しつづける動画共有サービスだ。今年は、'12年4月末に幕張メッセを貸し切って、ユーザーといっしょにニコ動内の各カテゴリーを地上に再現する“ニコニコ超会議”を実施した。さらに、その超会議の場で発表したのが“ニコニコ町会議全国ツアー2012”だ。

ニコニコ町会議佐賀

 コンセプトは、ニコ動が全国の“町”を訪問し、地元のお祭りとコラボしていっしょに盛り上がるというもの。イベント名の“超”を市町村の“町”に変えたジョークのような企画だが、ユーザーに来てほしい町を呼びかけたところ何と4400通もの応募があった。そこから選ばれた、鳥取県・八頭町、佐賀県・呼子町、北海道・長万部、福島県・三春町、東京・八丈島──という5ヵ所を、この7、8月で回る。初回となった鳥取からはや1週間。8月5日に開かれた2ヵ所目にあたる佐賀県・呼子町(よぶこちょう)の町会議を徹底レポートしていこう。まだニコニコ生放送でも視聴できるので、興味をもった人はチェックだ! 佐賀県唐津市呼子町の会場には約1万6000人が来場し、ネット視聴者も約8万5000人にのぼる大盛況ぶりとなった。

■キレイな海をのぞむ港のお祭り オープニングでは県知事も登場
 舞台となる呼子町は、佐賀県の最北部、玄界灘に面した場所にある。'05年に周囲の8市町村で合併し、現在は“唐津市呼子町”となった。町の名物といえば、玄界灘で捕れるケンサキイカだ。生き造りや天ぷら、シュウマイなど、想像しただけでもよだれが止まらない!? ケンサキイカにあやかった、ケンちゃん、サキちゃんというゆるキャラまで存在している(……のだが残念ながら今回は会えなかった)その呼子町の呼子港で5日に実施した“水光呼子港まつり”に、町会議が併設された。

 当日は台風11号が沖縄に近づいていて天気が心配されたが、まさに祭り日和な快晴でのスタートとなった。この日の佐賀県の気温は最高35度。海から会場に向けて潮風が常に吹いてくるものの、デジカメの液晶ディスプレーが見えないほど日差しがキョーレツなため、日なたにいると汗がにじんでくる。

ニコニコ町会議佐賀

↑右上が呼子港で、海から左下にかけて水路が伸びている。その水路と、中央の二階建ての建物(JAからつ呼子支所)の間が、主に町会議の会場だ。

ニコニコ町会議佐賀 ニコニコ町会議佐賀

↑港ではイカ釣りなどの漁船が多くつなぎとめられていた。その近くの“朝市通り”では、一夜干しのイカがくるくる……。回すことでハエなどがつかない効果があるそうです。

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↑港近くの電光掲示板では“ニコニコ町会議イン佐賀”の文字が流れており、周囲のお店にも町会議のポスターが貼られていた。ここまで地元のみなさんに歓迎していただいたら、何としてでも成功しないと! イベントに先立って出演者と運営、ボランティアが円陣を組み、「超会議いくばい!!」、「よかばい!!」の掛け声で気合いを入れる。

ニコニコ町会議佐賀 ニコニコ町会議佐賀

↑15時、ユーザーから募集した「ニコニコ町会議が午後3時をおしらせすっばい」の時報で町会議がスタート! 実は呼子港の近くには駅がない。鳥取のときに多かった中高生は鉄道を使ってやってきていたが、今回はクルマやバスでの移動が必要だ。はたしてお客さんはどれくらい……ってまったく心配する必要ないくらいに大勢いらっしゃってました。中には某ゲームキャラ風やる夫のコスプレをした人も。暑いのにその根性! おみそれいたしました。

 今回は特に地元の熱烈な歓迎ぶりが伝わってきた。オープニングイベントでは、呼子で町会議が開かれるきっかけをつくった“ぼん”さんが登場。「まさか4400通の中から選んでもらえるなんて思ってもみなかった。せっかくなので呼子の方にはニコ動を知ってもらって、県外から来た方はニコ動のお祭りを楽しみつつ唐津呼子のよさを知ってもらいたい」と語る。

 次いで挨拶した水光呼子港まつり実行委員会会長、古賀和裕さんは、「1週間ほど前まではニコニコ動画って何? という感じでしたが、3日ぐらい前に調べたら鳥取のデータがあって大騒ぎになりました。人が来るかどうか心配だったが、これだけの人を見ると、何がなんだかわからない」と話して観客の笑いを取る。「僕も今朝、プレミアム会員になりました」と宣言すると、会場から歓声があがる。

 佐賀県知事の古川康氏も出席した。いきなり「佐賀県で知事してます古川康といいます。プレミアム会員です」と切り出し、観客を「おおおっ!!」と驚かせて、つかみはバッチリ。「知事宛のメールでこのイベントの話が届いて、何かいっしょにやろうと話して、言い出しっぺなので自分で出ることになった。もともとなぜニコ動の世界を知ったかというと、佐賀の人でスゴくいいことをやってる人がいると教えられたからです」と話を進めて、ニコ生の配信者(生主)である“よーらい”さんをステージに呼び込む。

 よーらいさんは、ゲーム実況のほか、野山で遊ぶバラエティー番組風の“佐賀よかでしょう”シリーズの投稿でも有名だ。クワガタ取りなど、仲間といっしょにさまざまなことにチャレンジする様子がニコ動ユーザーにウケて、'11年7月に公開した“【実写版】ぼくのなつやすみ(佐賀)実況プレイ part1”は、優秀な動画をユーザー投稿で決める“動画アワード2011(夏)”でグランプリを受賞した。知事はそのシリーズを「おもしろいから」と勧められて観たことがきっかけで、よーらいさんを知ったという。知事の「なんで始めたんですか?」という質問に「佐賀のよさを伝えるためですよ」とよーらいさんが答えると「うれしかやんねー」と返していた。

ニコニコ町会議佐賀

↑浴衣がお似合いのぼんさん。今回、町会議に来た方々は彼に感謝すべし!

ニコニコ町会議佐賀

↑左が古川知事、右がよーらいさん。「知事なんばしよっとね」、「ほんなこってすたい」などあまりに息のあったトークに、ニコニコ生放送では“漫才コンビ”との褒め言葉(!?)も飛び出す。それにしてもニコ動を知ってるとは、知事もお若い!

ニコニコ町会議佐賀

↑お決まりのテープカットで、町会議がスタート!! 左より、有名生主でMCの百花繚乱さん、ぼんさん、古賀会長、古川知事、ニワンゴ社長の杉本さん。

ニコニコ町会議佐賀

↑ちなみに町会議の終了後、運営のメガネさんがユーザーからカブトムシ(♀)をもらったと見せてくれた。リアルタイム佐賀よかでしょうに、ちょっと感動。

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↑水光呼子港まつりは、町会議より前に始まっていた。14時からは、タイヤにつかまってターザンの要領で進み、人口の浮き島に降り立てるかどうかを競う“遊海夏(ゆかいな)運動会”を実施。スギちゃん風の小学生や、ベム、ベラ、ベロのコスプレをした女性などが果敢に挑んでいた。

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↑もちろんたこ焼きやかき氷などの出店もアリ。呼子港は観光地なので、朝市通りも含めて手軽に買える食べ物屋がいくつかあって、祭り以外でも楽しめた。

■歌ってみたと踊ってみたに熱狂 奇跡のタイミングで空に虹が
 町会議の会場は、大きくステージとブース展示に分けられる。ステージでは歌ってみたや踊ってみた、地元の名産PRを実施。ブース展示では、グッズ販売や食べ物の配布などを企画している。物販を除いて、基本無料で提供しているというのがポリシーで、ニコ動の本気が感じられるところ。事前に記者発表会で言われていたものの、これはどう考えても採算度外視の赤字でしょう(笑)。

ニコニコ町会議佐賀

↑会場が前回の鳥取より狭かったこともあって、ステージ前には目当ての有名ユーザー待ちの人垣が、ブースには長蛇の列が速攻ででき上がり、終了の20時までずっと絶えなかった。

ニコニコ町会議佐賀

↑というわけでまずはステージから。過去の“ニコニコ大会議”や“超パーティー”の伝統に則って、ニコ動の新要素を発表していた。地方巡業で恒例のユーザー数発表で、佐賀は登録者数が10万8000人、プレミアム会員数が6500人と、実数で九州最少ということが明らかに……。前回の鳥取は日本最少だったが、ユーザー数を伸ばしたい土地を狙って回ってる!?

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↑ニコ動の新要素では、6日より、ニコ生の公式番組のみで先行投入していた“NG共有機能”を、ユーザー生放送とチャンネル生放送にも適用することを明らかにした。これにより、各ユーザーからNG報告を多く受けたコメントをフィルタリングして、自動で非表示にしてくれる。

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↑原発といじめ問題について、ニコ動のユーザー100万人アンケートを採ることも発表した。期間中にニコ動にアクセスするとアンケートが表示され、100万ユーザーが回答すると終了する。集計結果は後日発表とのこと。

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↑8月25、26日にライブイベント“Voca Nico Night Live Stage”を実施する。初音ミクなど合成歌声ソフトの“ボーカロイド”を使って楽曲をつくり、ネットに投稿しているクリエイター(ボーカロイドP)が出演するイベントだ。じん(自然の敵P)さん、buzzGさん、ナノウさんなど、有名Pの生音を聴けるチャンス!! チケット代金は、1日2500円(2日間通しで4500円)。ネットでの視聴は無料だが、ボカロに興味があるならぜひ現地で!

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↑企画・監修が小山薫堂さん、企画・演出が片岡Kさんという黄金コンビによる“本当にジワジワくる動画”も上映。鳥取に次ぐ今回も、“ボルチーニ茸”、“備蓄庫”、“なめこ”などの放送禁止用語っぽい単語を艶かしく女性に言わせるという内容だった。ネットは「おいwwww」や「運営が思春期wwww」などと大いに反応。会場は前回より受けていた印象だ。

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↑“歌ってみた”からは、Da-little(ダリル)さんとkoma'n(こまん)さんの男性2人が出演。Da-littleさんは、『月のワルツ』、『rain stops, good-bye』、『glow』の3曲を熱唱。繊細な“美ブラート”に鳥肌が立ちっぱなしでした。『rain stops, good-bye』の前には、「ちょちょい雨が降ってましたけど、この曲、雨が止まるという歌なので」とつなぎのトークも巧い。

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↑koma'nさんは、今をときめく男性歌い手ユニット“√5”(ルートファイブ)のリーダー。歌だけでなく、ピアノ演奏やボーカロイドでの作曲も手掛けるなど、多才なクリエイターだ。今回は『二息歩行』、『from Y to Y』、『BadBey』の3曲を披露。きれいに伸びる高音にうっとり。観客からは「カワイー!!」の声も飛んでいた。

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↑さらにデュエットで、ボーカロイドの名曲『Fire◎Flower』。サビのハモりがぐっときます。生放送では「( ゚∀゚)アッオッエーイエイエー!!アッオー♪o(´Д`o)(o´Д`)oエーイエイエー ♪」というコメントが飛び交う。さらに終盤では、空に虹がかかるというイキな演出が……。佐賀はアツかねー!

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↑その場で参加者を募集する“町ニコニコのど自慢”は、佐賀でも大盛況! 応募が殺到してすぐに定員が埋まってました。ちなみにJOYSOUNDのカラオケシステムを利用してます。

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↑“踊ってみた”からは、めろちんさんが出演。自身で振り付けした、EasyPopさんのボカロ曲“ハッピーシンセサイザー”を約20人といっしょに踊っていた。できばえを聞かれると「よかったです。皆さんも手拍子していただいてありがとうございます」とコメントしていた。周囲には踊ってる姿を撮影する親御さん(?)も。

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↑町会議に行ったならぜひ参加してほしいのが、踊り手が直接レクチャーしてくれる“踊ってみたレッスン”。本番に出ずに、レッスンだけの参加も可能だ。今回もステージ裏で50~60人ほどのユーザーを集めて、1時間ほどかけてみっちり特訓していた。

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↑地元のPRコーナーでもアツい。とれたてのケンサキイカをポリ袋に入れて送ってくれる「活きてるまんま!」(1パイ2500円)は、普通に注文して食べたい! 人間鯉のぼりの大道芸では「おおおお」っと大きく会場がわいていた。

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↑運営側もがんばった! 今回は電源不足による生放送やカラオケの中断、突然の雨など何度もトラブルが降り掛かったが、なんとか最後までやり抜けていた。

■人垣と行列が途絶えない ブース展示も大盛況
 ブース展示では、合計8種類が出店。前回の鳥取で物販の行列がえらく伸びたことを反映して、物販ブースのみは離れた場所に設置していたが、それでも各ブースの人だまりがスゴいことになっていた。近所の方にちらっとお話をうかがいましたが、「あのスペースにあれだけの人が集まってるのは見たことがない」と驚いてました。

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↑物販ブースは中央の白いテント。そこから右上にぐぐっと行列が続き、さらに港にそって対岸のほうにまで伸びていた。ただ、中には何の行列かわからずに並んでいる人も……。

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↑鳥取では売り切れてしまったことから、今回は2.5倍に在庫を増やしたそうだ。それでも最後は、ストラップと数枚のCD、『Necomimi』しか残ってないという……。恐るべし。

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↑町ユーザーマーケットでは、ボカロ合唱曲を頒布する“合唱団P”、天狗のお面がズルいガチDJで生主の“DJ天狗”さんの2組がCDを販売していた。

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↑町ゲーム実況のブースでは、オープニングに出演したよーらいさんが担当。佐賀よかでしょうのメンバーであるむねおさん、じゃげさん、かよぴんさんの3人やユーザーといっしょに、ぷよぷよや東方Projectなどのゲームで遊んでいた。特にかよぴんさん、何者なんですか!! 強すぎです(笑)。プレミアム会員は、ぜひタイムシフトで観てみるべし。

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↑好きなゴム銃を選んでコップを打ち倒すと景品がもらえる“町ニコニコ射的”も列が長かった! 日本ゴム銃射撃協会が協力しているだけあって、“ゴム充”といえるぐらいに銃のラインアップが豊富だった。

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↑左はハンドガン風ゴム銃。金属製で、撃鉄を回すことで6つゴムを充填して連射できる。右のガドリングゴム銃は、電動で96連発という鬼のような仕様。ゴム銃でここまでやる必要あるのか(笑)。

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↑ニコニコ静画で『お前のご奉仕はその程度か? ニコぷらす』を連載している町田とし子先生による、似顔絵コーナーも用意。町会議の最中、1度の休憩以外はずっと描き続けていた。特徴をとらえたイラストがとてもウマい!! 本当におつかれさまです。

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↑“町ニコニコフード”としては、テレビちゃん焼きとニコ動オリジナルのポーションを先着50名で無料配布。テレビちゃん焼きはともかく、ポーションはよく見ると中にハーブとか唐辛子が入ってるんですが……。飲んだ方の体力が回復したかどうかは謎です。

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↑オープニングでMCをつとめた百花繚乱さんは、“町ニコニコフード”でたこ焼きをつくり、1個ずつ無料配布していた。ニコ動で有名になる前はたこ焼き屋でアルバイトしていたというだけあって、とても手際がいい。撩乱さんは、町会議のために食品衛生責任者の資格も取得したという気合いの入れよう。ユーザーからの写真撮影やハイタッチを求められれば、気さくに返すいいキャラです。

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↑謎なのが、koma'nさんがたこ焼きのアシスタントとして、ソースや青のりを振りかけていたこと。そ、そんなところにいていーんですか!? √5のリーダーが手伝うたこ焼きが食べられるのは町会議の佐賀だけ!

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↑町会議のシンボルといえば、ニコニコカー。後部に神棚とカメラが設置されており、参拝者の様子をネットに生中継していた。ステージ前で目立っていた某ゲームキャラ風やる夫の方も参拝し、「●●●●を定価でみなさんが買えますように」とお祈りしていた。

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↑アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』と落語の古典『大工調べ』を組み合わせた映像作品『マギカ調べ』も上映。ひろゆきさんの女装、夏野さんの特殊メイクなど見所満載なので、今後町会議に行く予定がある方は要チェック!

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↑今回、チェキで撮ってコメントを残せるコーナーが新たに設置されていた。筆者も書き置きしてきましたよ!

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↑有名ユーザーの中でも異彩を放っていたのが、ロシア出身で関西育ちという生主のぶいらさん。ロシアネタや圧力釜動画などで知られており、芸人顔負けのボケと突っ込みがスゴい。今回はステージのMCもこなしたほか、Da-littleさんといっしょに会場を回る。子どもに「楽しんでますか」と質問し、「かわいいですけど、ヤバいー」と謎のお姉キャラを見せる一幕も。

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↑ゲーム実況ブースでは、ぷよぷよの操作方法がわからず、かよぴんさんのアドバイスに従ってコントローラーを回す一幕も。かよぴんさんの笑い方に「どこの国の鳥ですか。やめて怖い怖い、ここゲーム実況じゃなくてお化け屋敷」とつっこんで周囲を爆笑させていた。

■呼子の情熱がビンビン伝わってきた! 次は北海道・長万部だ
 あっという間のお祭りが終わって、7時50分からはエンディングだ。出演者一同がステージに上がって、お客さんに挨拶をする。ぶいらさんは、「いろいろな人がきてくれてすごくうれしかった。大成功ですよ。いろいろなハプニングもあったし、虹も出たし、これ以上ないですよね」とコメント。よーらいさんは、「佐賀はいいところでしょ? ていうか皆さんは佐賀県民ですね(笑)。今日はゲームにおつきあいいただきありがとうございました。佐賀が盛り上がって何よりです!」と声を張り上げていた。

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↑鳥取より多い10人ほどのボランティアも列整理などを手伝っていた。中には東京から来たという絵師の方も(スゴい!!)。見て楽しむだけでなく、裏方に回って誰かをニコニコさせるのも楽しいです。まだ福島、八丈島は町会議のページで受け付けているので、機会が会えばぜひ参加してみよう。

ニコニコ町会議佐賀

↑ガールズバンド、ZONEの名曲『secret base ~君がくれたもの~』をみんなで大合唱。超パーティーの『粉雪』といい、曲の選択がニクい!

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↑最後はなんと町会議のカウントダウンを合図に、水光呼子港まつりの花火が上がるという感動的な演出。単に相乗りさせてもらうだけでなく、こんな風に地元のお祭りと連携できて盛り上がれるといいですよね。

 佐賀で印象的だったのは、古川知事やよーらいさんをはじめとする地元の人たちの情熱だ。商工会青年部の方も「何でも言ってください!」と協力的で、実際、筆者も“ふかん撮影”のために向かいのお店の方にお願いして屋上を貸していただいた。そもそもお祭りとはいえ、商店や民家の真ん前にステージをたてて、大音量でカラオケをするのだ。地元の方々の寛容さがなければ、決して成り立たなかったイベントだ。いろいろな意味で「アツかねー!!」と感じたイベントだった。

 会場に足を運んだユーザーも、ふだんはネット越しに見る人やコンテンツに生で触れて、いろいろな思い出を持ち帰れたのではないだろうか。超会議は、約4億7000万円の赤字を投じて、2日間9万2000人の人を集めた。仮に町会議が1会場1000万円かかったとしても、その赤字額で47都道府県を全部回れてしまう。1会場あたり2000人来れば、合計の規模としても同程度。自分の地元に来てくれて、身近に(というか目の前で)有名ユーザーや運営に触れ合えるなら、ニコ動への愛着もより増すはず。もちろん超会議は、規模の大きさで注目を集める意義があったが、その真逆を行く町会議も同じくらい意義があるイベントだと思えてならない。プロ野球や相撲などの地方巡業に近い感じでしょうか。

 IT系のサービスというと、とかくネットでの効率化、顧客ひとり当たりの売上高をいかに増やすかといった部分に注力しがちだ。そんな中、赤字を出しながらもユーザーと顔を合わせて“あさっての方向”に向かうニコ動は、長い目で見ると、損して得を取ってるんじゃないかと感じられた(って書くとすごく提灯記事っぽいね!)。こういうイベントってほかのIT企業もやれませんかね?

 次の町会議は、8月11日の北海道・長万部町だ。有名ユーザーは、生主ではゆうこりんさんと恭一郎さん、踊ってみたから恐怖。さんといとくとらさん、演奏してみたから町屋さん、技術部から悪の組織“ekot企画”のサトさん、ゲーム実況からせんとすさん──という7人が参加する。北海道といえば、大規模ダンスオフで知られる土地で、特に踊ってみたが盛り上がりそうだ。北海道に住んでる方で都合が合うなら、ぜひとも参加してみよう!

■関連サイト
ニコニコ町会議 全国ツアー2012|niconico
ニコニコ町会議 全国ツアー2012 in佐賀県呼子町~水光呼子港まつり~(ニコニコ生放送)
 

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