2012年07月13日15時00分

貞本義行氏も登場 トップをねらえ2!BD BOX発売記念トークライブレポ

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トップをねらえ2!Blu-ray Box発売記念 七夕トークライブレポ
↑タイトな穴ぐら感覚が心地いい新宿ロフトプラスワン。

 7/7(土)、新宿ロフトプラスワンにて、オリジナルアニメ作品『トップをねらえ2!』のBlu-ray Box発売を記念した七夕トークライブが開催された。当日は小雨がパラつく天候ながら、開演時間の19時を待つことなく会場は満席。前売り券はかなり前の段階で完売状態とのことで、ファンからの期待の高さもうかがえる。初代、続編含めて26年もの歴史をもつ作品だけに、参加者の年齢層も20代〜50代前後と非常に幅広い。

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↑オカエリナサイ蓄光Tシャツ(先行販売)。1万2000年後に地球に帰還したノリコとカズミを迎える地球の”オカエリナサイ”(もちろん、イは反転)を再現。8月下旬発売、3045円。 ↑そのほか、先行販売の『第七艦隊エクセリヲン ウィンドブレーカー』(9月中旬発売、4935円)、絵コンテ集、デッドストック品の掘り出しものアイテムなどの販売も実施。
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↑会場では当日限定のオリジナルメニューも用意。“アンドロメダ焼”は人気殺到で、トークライブ開始直後に売り切れになっていた。 ↑懐かしの初代 トップ!の宇宙艦隊の制服(コスパ製)。価格は3万円。タイツの着用前提の設計とのこと。
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↑イベントに合わせて、デッドストック品が発掘発売されたガレージキット(浅井真紀原型)。ガイナックス通販サイトでも限定再販中!

 トークショーは前半後半の2部構成で、前半はエヴァンゲリオンをはじめ多数の名作アニメのキャラクターデザインで知られる貞本義行氏、トップをねらえ2!の鶴巻和哉監督、そしてトップをねらえ2!でヒロインのノノを演じた声優の福井裕佳梨さん。
 後半は、上記メンツに加えて、アニメの緻密な絵コンテや映画監督としても知られる樋口真嗣氏が加わり、やまけん氏司会のもと3時間のトークライブが進行した。

ノノ役の声優・福井裕佳梨さん
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キャラクターデザイナー/漫画家 貞本義行氏 トップをねらえ2! 鶴巻和哉監督
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樋口真嗣氏(第1話絵コンテ担当) 会場は大盛り上がり
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 貞本氏、鶴巻監督、そして樋口氏は、それぞれが大きな飛躍を果たしたガイナックスの黄金期を自身の手で支えてきた中心的人物たち。それだけに、トップをねらえ2!の濃い裏話や日本のオリジナルビデオアニメの金字塔的作品『トップをねらえ!』の企画秘話などの生々しい話が続出し、壇上と観客のシンクロ率MAXな状態であっという間に3時間、という濃密なイベントだった。

 まさに楽屋裏トーク的なオフレコエピソードが満載だったため詳細は省くが、書いても問題なさそうな部分で、個人的に印象深かったエピソードを2つ挙げてみよう。

・トップ2!を鶴巻監督が引き受けるに至った裏話(貞本氏目線 編)
 鶴巻監督の目線では、当時『フリクリ』を制作していた際、ふらっとやってきた貞本氏が突然、「トップの続編、やらない?」と振ってきて、引き受けることになった、というのが、引き受けるに至った経緯。
 ステージ上で司会から貞本氏にそのときの経緯を確認してみると、さらに細かい事実が明らかに。「あるとき、なにかのきっかけで武田さん(おそらく、ガイナックスの取締役統括本部長の武田康廣氏のこと)からトップ!続編企画の話が持ち上がっていると聞かされた。当時、庵野監督が実写で多忙なため、(トップ!に思い入れが深い)鶴巻監督の名前を出してみたところ、「いいんじゃない?」との回答だった。すぐ階下に降りて制作作業中の鶴巻監督に声をかけたところ快諾されたため、急いで武田さんのところに戻って話を進めた。あのとき、武田さんとたまたまトップ!続編の話にならなかったら、今のキャスティングは生まれなかったかもしれない」

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・当初バスターマシン4号になる予定だったノノが最終的に7号になった理由
 鶴巻監督がトップ2!を引き受けるにあたって、“NeXTGENERATION”(本編終了後につくられたメディアミックス作品)との整合性をどうするかで悩み、当初はそれらの存在をいったん横に置いてつくるつもりだった。曰く、ガイナックスでも把握しきれないほどのノベライズ、雑誌連載などの作品があるため(しかも作品がつくられたのは、当時で16年も前。)、手に入らない資料も多く、歴史考証の整合性がとれないのではないかと考えたそう。そのため、第4話の脚本時点でも、当初ノノは”バスターマシン4号”として記述されていた。
 それを7号に変えるきっかけになったのは、絵コンテを担当していた庵野監督。鶴巻監督が絵コンテを発注する際に、トップ!の原作者的立場の一人である庵野監督から、トップ2!をネクストジェネレーションも含めたトップをねらえ!の世界観の中に含めたい、との打診を受け、最終的に7号に。「ウルトラセブンの7だから、(特撮好きの)庵野監督もオーケーしてくれるんじゃないかって(笑)」とも。

日髙のり子さんもビデオレターで登場
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↑ノリコからノノへ、という粋な計らい(!?) たった一人の出演で会場を何度も爆笑させていたのはさすがの一言。

 会場釘付けのオフレコトークは特に後半、樋口氏が合流してからが大変にヒートアップして爆笑の連続。このほかにもイベントの最後に初代トップ!のヒロイン、ノリコ役を担当した声優の日髙のり子さんからの長〜いビデオレターや、初代トップ!のVHD(!)※販促用のポスターを含む豪華抽選プレゼントが用意されていたりと、長年のトップ!ファン、そして近年のトップ2!ファンを大いに楽しませてくれたイベントだった。

※VHD 1980年代につくられたビデオディスクの規格

●豪華プレゼントの一部を紹介

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●関連サイト
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