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有線LANはもう不要? 600Mbpsルーター『WZR-D1100H』がバッファローから登場

2012年06月15日 10時30分更新

 バッファローは、これまで通信速度が最速だった450Mbpsを超える、600Mbps(理論値)の無線LANルーター(親機)と無線LAN子機を発表しました。
 親機『WZR-D1100H』は1万7800円、子機の『WLI-H4-D600』は1万6800円でともに7月上旬発売予定、親機・子機のセット『WZR-D1100H/E』は3万1700円、こちらは7月下旬発売予定です。

●WZR-D1100H
600Mbps(理論値)対応無線LAN子機
↑5GHz帯では600Mbps(理論値)、2.4GHz帯では450Mbps(理論値)で接続可能。有線LANは4つのギガビットポートを搭載する。
●WLI-H4-D600
600Mbps(理論値)対応無線LAN親機
↑5GHz帯で600Mbps(理論値)を実現。現在主流の11n対応製品は、2.4GHz帯の450Mbps(理論値)で接続できる。

 600MbpsはIEEE802.11nの変調方式を256QAMにすることで高速化を実現したとのこと。これは次世代規格“IEEE802.11ac”で採用予定の新技術です。
  “IEEE802.11ac”は、総務省の認可待ちで、正式版が採用された製品が国内で販売されるのは、2013年ごろと言われています。

 450Mbps搭載ノートPCもまだほとんどないのに、もう600Mbps?とも思ってしまいますが、2012年度中により有線ギガビットLANに近い速度を無線LANで再現することができる、注目の製品となりそうです。

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