比類なき画面解像度のRetina MacBook Pro、この変なディスプレーのマシンにBootCampでWindowsをインストールできるのでしょうか?
できても画面表示が変になりそうですよね。黒い枠の中央に1920×1200ドットでWindowsのデスクトップが表示される、とか。
早速試してみました、BootCampでWindowsのインストール。用意したのはWindows 8 Preview Release版です。今さらWindows 7はないでしょ。あらかじめDVDに焼き、USB接続のDVDドライブも用意しておきます。
■ドライバーをあきらめて、Windows 8を史上最速でインストールだん
BootCampでWindowsのインストールなんて何回もやったことあります。でも、いきなりコケた。ドライバーをインストールできなかったのです。
↑“Windows 7インストールディスクを作成”のチェックを外す。 |
↑“インストールできません”、と出て進めなくなる。 |
「やはりこの変態ディスプレーゆえか」とあきらめかけましたが、だったらもうドライバーなしで低解像度でもいいや、と開き直りドライバーのインストールをスキップすることにしました。
↑上と中、2項目のチェックを外して“続ける”をクリックする。 |
するとこれが正解だったらしく、あっさりHDD分割の画面に進み、いきなりWindows 8のインストールが始まりました。DVDドライブをあらかじめ接続しておいたので。
↑ドライバーのインストールがないぶん作業はサクサク。Windows 8のインストール画面に進む。 |
↑プロダクトキーを入力してライセンス認証を行なう。 |
↑BOOTCAMP用のパーティションは、“ドライブオプション”からNTFSでフォーマット。 |
↑もうここまで来た。10~15分後、Macが自動的に再起動する。 |
ドライバーのインストールがなかったぶん作業はサックサクで、BootCamp設定アシスタントを操作し始めてから15~20分でここまで来ました。Windowsのインストーラーは自動的に再起動して、Windows 8の起動が始まっている様子です。
↑再起動後、Windows 8が起動してるっぽい画面へ。 |
↑ここらへんの設定は必要なものだけでスキップ。 |
↑とりあえず“簡単設定を使う”を選択して先に進む。 |
↑ジャイアンさんのMacなのでそれっぽい名前を設定。 |
↑わくわく、わくわく! |
Windows 8がふつうに起動しましたよ~~~!
メトロUIの画面は、よく見ると文字の輪郭がジャギっています。解像度が低いよう。コントロールパネルで調べると、1024×768ドットの設定でした。
でもこの設定、なんと変更できるんです。スライダーで2880×1800ドットまで選べる!
ただし、2880×1800ドットを選択すると、こんなデスクトップになります。細かすぎてウインドーの内容は全然見えない。ごみ箱が極小サイズ(笑)。これは使いにくい。
メトロUIのスタート画面も確認すると、ウインドーと同様に縮小表示されてしまいました。
なお、グラフィックドライバーの情報を見ると、GeForceを認識しています。ドライバーを入れていないのに! ただし、グラフィックメモリーは1GB搭載なのに256MBと表示されました。
2880×1800ドットでWindowsを使うことの実用性はさておき、BootCampでWindowsのインストールを何回も経験してきましたが、Retina MacBook ProにWindows 8 Preview Releaseを入れる作業は、これまでで最も短時間でカンタンに済みました。
もうね、OSのインストールに理由なんてないんです。そこに新しいOSと新しいマシンがあるからインストールする。
Retinaを手に入れたら試してみてネ!
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