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モバイルディスプレーからQi対応充電アダプターまで、きっとクるアイテムいろいろ:COMPUTEX TAIPEI 2012

2012年06月09日 09時00分更新

文● 中山智 編集●スドー

 大小さまざまなメーカーがブースを出展しているCOMPUTEX TAIPEI。ブースを歩いていると小さなメーカーでも、これは!? という気になる製品が目に飛び込んでくるので、独断と偏見でいくつかピックアップ。

●モバイルディスプレーの最新モデル

 モバイルディスプレーとして筆者も愛用しているGeChic社の『ON-Lapシリーズ』。同社のブースではその最新モデル『On-Lap 2501』を展示。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑15.6インチとモバイルディスプレーとしては大型。解像度は1366×768ドットと1980×1080ドットの2モデルを用意するとのこと。

 最新モデルの特徴は、本体側面に映像入力用の端子を装備したこと。これにより、市販のケーブルが利用できるので、PCだけでなくスマホやタブレットなどからも映像出力が可能。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑HDMIやMHLの端子を装備。HDCPにも対応しているのでブルーレイなど最新のデジタル機器も問題なし。

 また、本体にはバッテリーを搭載しており電源不要で動作させられるのもポイント。駆動時間は1366×768ドットのモデルが約5時間、1920×1080ドットのモデルが約3時間とのこと。発売時期は8月だが、価格や日本での発売は未定。

●手のひらサイズのプロジェクター

 台湾のビデオ機器メーカーDXG社の、コンパクトなプロジェクター『PSP-030』。手のひらに乗ってしまうほどの小さなサイズながら、明るさは30ルーメン。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑テスト機ということで、デコレーションされているが、実際の製品はデコレーションなし。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑iPhoneからの映像を入力して投影。接続ケーブルは専用で、付属させるかどうか検討中とのこと。

 解像度は640×480ドットで、1.5メートルの距離で約30インチの映像が映し出せる。バッテリー内蔵なので電源不要で最大1.5時間の投射が可能。9月ころの発売を予定(日本向けは未定)しており、価格は115ドル~125ドル。
 このほかにも会場で手のひらサイズのコンパクトプロジェクターがいくつか展示されており、価格も120ドル前後と低価格。小型プロジェクターブームが来そうな予感。

●アジャスタブルなQi対応充電アダプター

 台湾でQi対応の充電機器を販売しているU-wayのブースでは、スマホ用充電アダプターのテストモデルを展示。Qi対応のアダプターなので、スマホに取り付けて、チャージャーに置くだけで充電が行なえる。テストモデルということで、価格や発売時期は未定。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑microUSBを装備しており、スマホの端子に取り付けるだけ。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑端子の部分は可動式になっているので、多くの機器に対応させられる。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑買ったばかりのGALAXY SⅢにセットしてみたら、ちゃんと充電された!

●iPadに貼り付けるキーボード

 タブレットでのタイピングはキーを押した感触がないのでニガテ、というユーザーに向けた商品がDIGILION社の『iSkin』。ラバー状の素材でできたキーボードをiPadのキー部分に貼り付けてタイピングが可能。すでに発売中で価格は15ドル前後。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑Bluetoothを使っての外付けキーボードではなく、直接貼り付ける。この発想はなかった。

COMPUTEX TAIPEI 2012_

↑背面は無毒制の粘着素材を採用。カンタンに剥がせられ洗えば粘着力が回復する。

 いずれの製品も日本で発売されたら、試したい&購入したい製品ばかり。各メーカーやバイヤーのがんばりに期待したい。

■関連サイト
COMPUTEX TAIPEI
GeChic
DXG
U-way
DIGILION

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