20年も連載が続けば、同じところにまた行ってみることもありますが、まさかの3回目。それも市ヶ谷駅前の釣り堀に3回ですよ!
個人的には、10数年前にシャクライの発案で取材した1回目が、当時の編集部で大不評だったこともあり、シャクライ的にはもう取材に行くことはないと思っていたのですが……。
「逆に行きたい! オレも連れて行け!!」
と言い出した男一匹。そう、アカザーさんですよ。聞けばなんでも、この前のGWがほとんど仕事で休めなかったみたいで、何かいろいろ発散したかったんでしょうか?
「過去2回がなぜイマイチだったのか? それはオレがいなかったからだ!」
とキッパリ言い切り、みたび、市ヶ谷フィッシュセンターに訪れることになりました。
そして着くやいなや、アカザーさんはこの釣り堀の常連っぽいおじさんを捕まえて、情報収集。
過去2回は、釣り堀という場ののんびりした雰囲気を楽しむ回としてレポートしてきましたが、今回アカザーさんは完全に釣る気満々でした。
最初こそ、フィッシュセンターで買えるねり餌で釣っていましたが、30分くらい反応がないと、この餌に早々に見切りを付け、この日のために朝から作ってきたという『少年つりトップ』直伝の手作り餌を披露。
これをねり餌に仕込んだミックス餌で釣り始めたところ、確かに今までより反応があります。しかしアカザーさん的にはまだまだのようで、
「確実に来てる、オレの餌に来てる、でもまだ足りねぇ! アンタ、受付で売ってる“細身の浮き”買って来てくれ!」
って言われたので、言われるままに今までのより細身のウキを購入してきてあげました。
そして、そのウキに付け替え、さらに真剣に竿を握るアカザーさん。
結果が出たのは、開始から1時間50分。終了時間まであと10分というときでした。ちなみに本誌では、釣りキチ三平的に車イスを蹴り飛ばして豪快に釣り上げるシーンが描かれていましたが……。
実際はビックリするぐらい慎重に釣りあげてました。最後にその模様をご覧ください。やりとり時のしかめっ面と、釣り上げた瞬間の笑顔が対照的でした。
1匹釣ってご機嫌なアカザーさんは「これ毎年初夏の恒例取材にしようぜ!」とのことでしたが、う~ん、どうなんでしょう?
市ヶ谷フィッシュセンター(外部リンク)
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