週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

堀江貴文のJAILぶれいく第40回 キーが浮かび上がる近未来派キーボード

2012年06月01日 10時00分更新

文● 堀江貴文 構成●杉原光徳(ミドルマン) 編集●相川 イラスト●桜玉吉

堀江貴文のJAILぶれいく

 今回紹介するのは、SF映画にでも出てくるのでは……と感じてしまうほどの代物である。とはいっても、機能的には普通のキーボードだ。なんで、紹介するのかというと、その見た目がスゴイからだ。

 タバコよりもやや厚みのある小型の機器を作動させると、卓上に赤いレーザー光でキーボードが投影される。ここまで説明すれば、あとはご想像どおり……。そう、レーザー光で映しだされたキーボードは、Bluetoothに接続したキーボードとして操作できるのである。なんというか、近未来的でカッコイイ感じだ。

『TK-PBL042BK』
堀江貴文のJAILぶれいく

 基本的にスマホとセットで使用するようだが、スマホには最高に優れたフリック入力があるので、こいつが必要かどうかは怪しい感じがする。経験上、シャバにいるころに触ってきたソフトウェアキーボードは、使いづらいものばかりだったということも頭にある。

 これは物理キーボードのようにキーを打った感覚がないのが原因だと思うのだが、タイプミスも多くなるので苦手だった。iPadのソフトウェアキーボードも使いづらいから、折りたたみ式キーボードを使っていたしね。もうちょっとキーを打った感覚を味わえれば、ソフトウェアキーボードもヒットすると思うんだけどね。

 まぁ、出所後ノマドになる予定の身としては、出先から長い原稿を書く際にキーボードは必要なので、出所したらとりあえずこいつも試してみようかな。

■今週のガジェット■
TK-PBL042BK

堀江貴文のJAILぶれいく
堀江貴文のJAILぶれいく

 キーピッチ19ミリ、英語66キー配列のバーチャルキーボード。キーボードモードのほか、指先の動きに合わせてカーソルが動くマウスモードも搭載。

堀江貴文のJAILぶれいく
↑キーボードの明るさと感度は3段階。キータッチ音は6段階の設定が可能だ。

発売:エレコム(関連サイト)
実売価格:1万7000円前後

■今週の近況■

Googleの『Project Glass』。コンタクト型ディスプレーを手がけている開発者もいるようで、今後が楽しみ。Googleの先端技術への惜しみない投資と遊び心は、創業者である2人のDNAだ。本社を見学したことがあるが、日本にもああいう会社をつくりたかった……。

堀江貴文のJAILぶれいく

※この連載は週刊アスキー2012年6月12日号(5月29日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。

●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう