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ARROWS X:クアッドコアCPU&LTE搭載のハイスペック全部入り

2012年05月16日 11時15分更新

ARROWS X F-10D
ARROWS X F-10D

 『ARROWS X F-10D』は、auが昨日発表した富士通フラッグシップスマートフォンのドコモ版。CPUにクアッドコアの『Tegra 3』を採用し、テザリング、ワンセグ、赤外線、防水機能を搭載している点はもちろん同様ですが、大きく異なるのがau版がWiMAXを採用しているのに対し、ドコモ版である本機がLTE(Xi)を採用している点です。現時点ではWiMAXのほうがサービスエリアが広いですが、ドコモのLTE(Xi)も急速にエリアを拡大しており、現時点でどちらを選ぶかは非常に悩ましいところです。

 セキュリティー機能もドコモ版、au版ともに同等の機能を備えており、ロック解除をワンタッチで行なう“スマート指紋センサー”、特定の人物に関するメール・電話帳・発着信履歴を非表示にするプライバシーモード、アプリごとにロックをかける“アプリロック”、指定したアプリを隠せる“アプリケーションシークレット”、複数のID・パスワードを一括管理する“パスワードマネージャー”などがドコモ版でももちろん利用できます。

ARROWS X F-10D
ARROWS X F-10D
ARROWS X F-10D
ARROWS X F-10D

 au版のカラーはブラックとレッドの2色展開でしたが、ドコモ版はブラック、ホワイト、ブルーの3色が用意されています。ドコモ版のほうが本体カラーの選択肢は多いわけです。

 ドコモ版とau版のどちらを買うかを考えるとき、最大のポイントになるのはLTE(Xi)とWiMAXのどちらを選ぶかです。提供エリアにかぎればWiMAXのほうが現時点では広いですが、実際に利用できるかどうかはユーザーの生活圏によって異なります。回線速度についても実効速度は場所、時間に大きく左右されます。

 ただしLTE(Xi)は基本的にユーザーが任意に切ることはできませんが、WiMAXはユーザーが自由に無効に設定可能なため、バッテリーの消費電力を抑えられるという大きなメリットがあります。できるだけバッテリー消費を抑えて使わなければならない用途が多いのであれば、au版を選択したほうがいいかもしれません。

OS Android 4.0
通信 LTE/3G(下り7.2Mbps/上り5.7Mbps)
ディスプレー 4.6インチ(720×1280ドット)
CPU Tegra 3(1.5GHz、クアッドコア)
メモリー(RAM) 1GB
カメラ 約1310万画素(インカメラ約130万画素)
バッテリー容量 1800mAh
サイズ/重量 約67(W)×12.2(D)×135(H)mm/約155g
おサイフ
ワンセグ
赤外線通信
防水/防じん ○/○
テザリング ○(8台)

 

ARROWS X F-10D
メーカー:富士通
キャリア:ドコモ
発売日:7~8月発売予定
予想実売価格:1万円台半ば

 ※2012年5月16日12:15:記事公開時のスペックに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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