大画面で見たいけれど置く場所がない、という人に人気のメガネ型ディスプレー。ソニーなどが発売しているが、最近お手ごろ価格なモノも出てきた。そのひとつ、サンコーの『ビデオグラス』が気になっている。
iPhone/iPadとUSB接続すると、メガネのディスプレー部に2メートル距離で72インチ相当の映像が映し出される。USBからの電源供給なのでバッテリーも必要なく、重量は45グラム。これなら長時間装着しても疲れなさそう。もちろんイヤフォンも付いている。
解像度がやや低いこと、YouTubeなどの動画視聴や写真のスライド表示にしか対応していないこと、使用可能時間が3.4時間程度と短かいなど、玉にきずな部分もある。
が、そもそも長時間使用することもないと思うので、グッと我慢。というか、一般的なメガネ型ディスプレーの価格は大手メーカーだと5万円以上、安いメーカーでも3万円前後だが、それに比べてこいつは1万円強と安価。だから納得もできるはず。
世間ではGoogleのメガネ型ディスプレーが話題になっているが、これは実際に見ている世界に新たな情報を重ね合わせるAR(拡張現実)に主眼が置かれているもので、今回紹介したものとはちょっと違う。
でも、今後は技術が進歩して装着感の少ないウェアラブルコンピューターが増えるだろう。その予行演習を兼ねて、触ってみるのもいいのでは?
■今週のガジェット■
『iPhone/iPad対応ビデオグラス』
独自のユニークな視点で商品を開発・販売しているサンコーのオリジナル商品。PC用『ビデオグラス』をiPhone/iPad専用に再設計したもの。
↑iPhoneからUSB経由で電源を供給するため、45グラムと軽量。稼働時間は、約3〜4時間。
発売:サンコー(関連サイト)
直販価格:1万2800円
■今週の近況■
グーグルサジェストが、日本でも法的に問題視されたようだ。同姓同名などでも同様の問題は発生すると思われ、Googleとしては「騒ぎになる前に削除をしておけばよかった……」という感じか。今後、ネットリテラシーの低い人がクレーマー化していくのが目に浮かぶな。
※この連載は週刊アスキー2012年5月22日号(5月8日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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