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韓国で旋風起こす『Optimus Vu;』も体験 LGプレスツアーレポ(特別編)

2012年04月29日 15時00分更新

 韓国に日本のメディアを招待した、LGエレクトロニクスのプレスツアー。韓国で3月に発売された『Optimus Vu;』の紹介もありました。サムスンのGALAXY Noteから始まった5インチスマホの旋風を受け、Optimus Vu;も20代〜40代の幅広い層に受けているそうです。

LGの端末いろいろ
↑Optimus Vu;の購入層に関するデータ。20代〜40代に幅広く受けており、女性の割合も高い。
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↑左はGALAXY Note、右はOptimus Vu;。ひと目見てわかるように、画面のアスペクト比が異なる。Optimus Vu;はスマホには非常に珍しい4:3の比率で、解像度は1024×768ドットだ。

 Optimus Vu;の画面を4:3にした理由は、4:3の写真を表示するのに最適、ウェブや電子書籍で一度に見られる情報量が多い、など。『Vu;』(ビュー=view)というネーミングたるゆえんですね。

 しかし同時に、専用のスタイラスペンが付属し、絵を描いたりメモをとったりするのにも向いています。端末側面のボタンを押すと、表示中の画面にワンタッチでメモをとれる機能が便利です。

Optimus Vu
↑Optimus Vu;の800万画素カメラで撮影した写真に、付属のスタイラスで落書き。女子ならやるよねー。
Optimus Vu
↑ワンタッチメモ機能を試用。「こんなにリアルなう○こはGALAXY Noteでは描けなかった」とアックン・オッペンハイマーは述べています。
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↑真剣にOptimus Vu;を試用するACCN。「ペンデバイスでう○こベンチはキホンでしょ?」

 130万画素のインカメラも搭載し、“Beauty Shot”という機能が利用できます。肌を滑らかかつ明るく見せる機能です。さすが美容大国、不自然でない範囲内でより美しく見せるさじ加減がすばらしい! ぜひ、LGのほかのスマホにも採用してほしい。

Optimus Vu
↑Optimus Vu;の“Beauty Shot”で自分を撮影。Beforeの写真はありません、あしからず。

 プレスツアーでは、ソウル中心部にあるLGグループの通信キャリア“LG U+”のショップ『U+ SQUARE』も訪問しました。

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↑LGグループの通信キャリアのショップ『U+ SQUARE』。LG以外の端末もあります。

 ここでのイチオシは当然、Optimus Vu;。GALAXY Noteと一緒のディスプレーもありました。5インチという少し大きめサイズに対するユーザーの抵抗感はあまりないそう。

LGの端末いろいろ
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 日本でも売れたOptimus LTEは、日本版とはバックカバーが違うタイプがありました。表面にカーボンファイバーの編み地ふうテクスチャーがある黒タイプ、細かな凹凸のある白タイプ。こういったテクスチャー入りのカバーは、手のアブラが目立たなくて好みです。うらやましい。

LGの端末いろいろ
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 店内にはPRADA Phoneの韓国バージョンも。こちらのバックカバーは、シンプルに徹した日本版のほうが断然いいですね。

LGの端末いろいろ
↑左は韓国版、右は日本版のPRADA Phone。

 そうそう、ショップではLTEの文字がいたるところに踊っていました。LGエレクトロニクス韓国本社の林(イム)氏によると、LTEの普及率は日本とは比べものにならないほどで、ソウルに限らずほとんどの場所でLTE電波をつかめる、とのこと。
 確かに、京畿道坡州市でもLTEを利用できました。しかも、林氏のOptimus LTEで通信速度の計測アプリを試したところ、下りはなんと40Mbpsを超えたんです!! 速くても15Mbps前後の東京都は雲泥の差ですね。
 また、LTEと3Gの切り替えが少ないせいか、バッテリーのもちも韓国内のほうがよい、とのこと。「ドコモさんにはもっとがんばってほしいですね」とふたりで笑い合いました。

 LGプレスツアーのレポートは以上です。Optimus Vu;は日本でも出ると信じていますが、韓国版と同じ仕様なのか、それともLGがもつ最新技術をさらに投入してくるのか、非常に楽しみであります。

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