2012年04月30日21時00分

引越し記念! よりぬき東京カレー日記(11)

討論会:インデアンカレー

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 インデアンカレーを知ったのは、大阪出張のときに代理店の方に「大阪のカレーでここをご存じないのはまずいですよ」と言われてだった。その独特の味わいに依存性というものがあって、もう大阪に来たらここに寄るしかないなと最初から感じていた。ところが、「東京でも食べたいなーっ」なんて言いながら食べていると、「うちは、東京にもお店を出すことになったのですよ」と言われた。それから半年以上経過して、東京駅の近くのTOKIAの地下に出店とあいなった。月に1度か、2度、むしょうに食べたくなって九段下からタクシーをとばすことになる。私は、まるでご飯を直接味わうべからずとでもいわんばかりのスクリーン状にかけられたソース。そのカラメルの甘さとカーッとくる唐辛子のストレートな辛さは、やはりうまいと思う。ところが、最近、2度にわたってスタッフと一緒に出かけたのだが意外や意見が分かれるのだ……(この後の議論参照)。

引越し記念! よりぬき東京カレー日記(11) 討論会:インデアンカレー

※インデアンカレー(http://www.indiancurry.jp/menu.html)。具はスクリーン状にかけられたソースに散見されるだけ。これで、大阪人は文句は言わないのかとも心配になるが、甘酸っぱいピクルスとも絶妙なバランスで、私は、かなり好きなのだ。

引越し記念! よりぬき東京カレー日記(11) 討論会:インデアンカレー

※写真は、TOKIAにある丸の内店ではなく、2005年2月の大阪。いま見ると、ご飯をよそってくれている方は、現在、丸の内店におられます。なぜか、ちょっと感動。

E(私) どうですか? インデアンカレー。
Q 甘いと思ったら、辛い。ちょっといやらしい。
K 作為的な甘さ。甘いのを味わう前に辛さが来るので、甘さを確認したくなってまた食べる。ところが、辛い。
H カレーはスタンダードの味をどうくずすかが勝負ですよね。甘さの限界というかちょうどバランスを突いている。
K たしかに、一口目に「作り間違えたのかな?」と思うくらいギリギリまで甘い。
E 甘さの絶壁。
H 辛い、甘い、両方楽しめるのはいいんじゃないか?
K しかし、この甘さは難しいことはやっていないんじゃないか?
E 脂の甘さだという意見もありますが。
H この味は、自由軒の挽肉のドライカレーに玉子をのせたカレーみたいなその系統のですよね。
E 大阪の味。自由軒も新橋の烏森にありますけどね。「名物インディアンカレー」というメニューがある(http://www.senba-jiyuuken.jp/menu/menu_curry.html)。
Q インド風の本格的なカレーばかりじゃなくて、日本風の庶民的な感じのカレーも、基本的にボクは好きなんですよ。でも、これはそういうカレーとも違うと思う。
E 具が少ないのが腹が立つ?
Q それは、全然、腹が立たない。昔ながらの小麦粉使ったようなカレーだと思ったら、そうではなくて無理矢理にエスニック感を出しているというか。
H ボクは、おいしいと思う。できれば、ウースターソースを置いてほしい。
Q 辛いもん食べてるのに甘いのが残るというのにちょっと違和感を感じる。
H でも、もう1度来たら気づくかもよ。ボクは、エチオピアは、3回までは「こんなまずいカレーはない」と思っていたんだけど、いまは旨いもんね。
E あすこは酸味でしょ。ボクは、酸味だったらエチオピアもいいけど秋葉原のベンガルの骨付きキチンだな。
H たしかに、店員がオバチャンから若い女の子2人になってパッと明るくなった。
E エチオピア、辛さの倍率を上げていくと粉っぽくないか?
H 35倍までは食べました。
E 最近で、バランスがいいなと思ったのはパンチマハル。トマトとキャベツと水菜がカレーに馴染む。
K つぶれないでほしい。あの通りはよくお店がつぶれるんで。
E でも1年以上やっているからね。
H メーヤウの目の前で1年やっているのはエライ。
E チキンカレーの3倍くらいがオススメ。
Q メーヤウは全部だめ。
E 信濃町の大辛は旨いだろう。神保町はインドカレーがいいだろう。
H 松本のメーヤウのドライカレーを食べてもらえれば好きになるんじゃないかな。
Q ああ、ダメというのは味が悪いというわけではなくて、刺激が強すぎて、胃にちょっとこたえるという意味です。
K 好きなカレーはメーヤウのグリーンカレー。
H 嫌いなカレーはメーヤウのグリーンカレー。
E メーヤウは、絶対に大辛だろう。
 :
 :
(以下、続く)

 こうまで人のカレーに対する嗜好は違ったのか? 私は、インデアンカレー、うまいのだが。カレー系の方でまだの方は是非ご賞味あれ。

【筆者近況】
遠藤諭(えんどう さとし)
アスキー総合研究所所長。同研究所の「メディア&コンテンツサーベイ」の2012年版の販売を開始。その調査結果をもとに書いた「戦後最大のメディアの椅子取りゲームが始まっている」が業界で話題になっている。2012年4月よりTOKYO MXの「チェックタイム」(朝7:00~8:00)で「東京ITニュース」のコメンテータをつとめている。
■関連サイト
・Twitter:@hortense667
・Facebook:遠藤諭

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