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ニコニコ超会議で食べられる“ニコニコフード”を超味見してきた

2012年04月13日 11時30分更新

 いよいよ4月28日、29日まで約2週間と、開催が迫ってきた“ニコニコ超会議”。“ニコニコ動画のすべてを地上に再現する”をコンセプトに幕張メッセ1~8ホールとイベントホールを使って、1日中楽しめるイベントとなっている。ただやはり、お腹がすいてしまっては楽しむものも楽しめない。

 そこでニコニコ超会議のフードコートについて、お伝えしよう。ニコニコ超会議には前売り1000円、当日1500円のチケットが必要な4~8ホールに加えて、無料で入れる1~3ホールがある。

ニコニコフード

 1~3ホールは主に企業ブースが並び、ここには全国のご当地グルメを集めたフードコートが2ヵ所設置される。仙台の牛タンや、土佐のカツオなどの名物から、ご当地B級グルメまでがそろう。

ニコニコフード

 このご当地グルメメニューを購入すると、先着で“日本全国ニコニコテレビちゃん缶バッジ”がもらえる。

ニコニコフード

 そして、有料ゾーン設置のフードコートでは、ニコニコ動画の料理カテゴリーの動画とコラボした“ニコニコフード”を提供する。料理カテゴリーの人気動画のレシピや、ニコ厨ならおなじみのネタをモチーフにした料理などが登場。

ニコニコフード

 気になるそのメニューの試食会が4月12日に行なわれた。場所は門前仲町にある居酒屋『あいなん家』。

ニコニコフード
↑花粉症で両者ヘロヘロですが渡されたnecomimiは即装着。

 ここぞとばかりに腹ペコで参戦したガチとノスの2人がお腹いっぱい、全メニューを試食してきた! ちなみにこのネコ耳は超会議で売られるグッズ『necomimi』(会場価格 7900円)で、センサーで感情を読み取り、耳がくるくる回る。写真を撮っている最中も、試食直前で興奮していたせいか、ひときわ激しく回りまくっていた。

■海老カツサンド♪~チリ&タルタルソースで~(700円)

ニコニコフード

 週アスPLUSでもお伝えしたように3月19日のニコニコ生放送(関連サイト)で決まったサンドイッチ。動画を元に料理を競うニコニコ料理祭で、サンドイッチをテーマにした141本の動画の中から選ばれたものだ。

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 チリソースとタルタルソースをかけた海老カツをマフィンに挟んだサンドイッチ。ガチ、ノスともに「いちばんおいしい!!!!」と思ったのはこれ。ぷりぷりの海老がゴロゴロ入った海老カツ、ほんのりスパイシーなチリソースが抜群のおいしさ。バンズのまわりにちりばめられた香ばしいプチプチ(これなんだろう、コーン?)との相性も最高。ボリュームも結構あるので、超会議に行ったらぜひとも食べてほしい。

■ショボーンクッキー(300円)

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 おなじみの顔文字、“(´・ω・`)”や“(`・ω・´)”が書かれた、手作り感のある少し柔らかなミルククッキー(4枚セット)。お土産にも買って帰りたくなるようなかわいらしさで、食べるのがちょっともったいない。

■あの!オムライス(700円)

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 あまり多くは語れないが、例の人気アニメのキャラクターを参考にしてつくられたオムライス。

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 元動画のレシピでは、ミニトマトが使われているが、昨今の野菜高騰のあおりを受けて、やむなくケチャップで代用しているとのこと。味は予想どおりで、見た目ほど冒険もなく、ごくごくシンプルな味わいではあるが、場が最も盛り上がるので、超会議の思い出づくりとしては最適な一品。

■目玉寒天(300円)

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 寒天ばかりつくっているユーザーの目玉料理。目玉の白身の部分は杏仁豆腐になっており、実にリアルなプルプル具合に笑ってしまうが、ほどよい甘さでするりと食べてしまえる。グロウマである。

■ホイホイあんかけチャーハン(700円)

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 ニコニ国賓でもあるビリー・へリントンの人気動画の“空耳”から生まれたメニュー。チャーハンの上に、カニのあんかけ(のはず)。見た目よりもずっとさっぱりしているため、一気に口の中にかきこむべし。別売の唐揚げや焼き鳥なんかといっしょに食べると、結構、本格的な食事になる。

■オリジナルポーション(400円)

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 某大人気ゲームに出てくる体力回復アイテムを参考につくられたドリンク。実際の動画は滋養強壮ドリンクなどを使ったものだが、ここではハーブティーが元になり、スッポンやハブ、マムシのエキスが入れられるという。実際、会場では大きなタルでスッポンなどを混ぜつつ、そこから1杯ずつつぐカタチで提供されるという……。必見だ。

■ガチムチホットドッグ(500円)

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 ビリー・へリントンをイメージしたホットドッグ。コッペパンに炒めた野菜を挟んでから、はみ出すほどの特大本格ソーセージ。実際のソーセージには練乳がかけられており、「これは酷い(笑)」、「とてもコメントしづらい」といった声が。

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 見ているほうも食べているほうも、お互い複雑な気持ちになるのが難だが、あえて何も考えずにガブリといくのが正解。しかし、これが我々の予想の斜め上をいき、めちゃくちゃおいしかった。実に“甘くておいしい”のだ。練乳とソーセージがこんなにも合うなんて! すごいよ兄貴! ちなみにビリー・へリントンもニコニコ超会議のために来日し、参加する。

■Bad Appleパイ(300円)

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 東方Projectの人気曲『Bad Apple』をイメージしたアップルパイ。『Bad Apple』は影絵のPV動画は1000万回再生を超え、アレンジや踊ってみたなどでも非常に人気が高い。特製ロゴが入ったシートが魅力的。食べ物としては普通のアップルパイだ。

■ピザになるセット(500円)

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 もちもちピザの箸巻き。もちとチーズやハムなど炭水化物と動物性タンパク質を組み合わせた、いわゆる“ピザ(デブ)になるメニュー”にドリンクが付く。ドリンクは複数から選べるとはいえ、ここは当然のようにコーラでキメたいところ。

■千本桜餅(400円)

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 黒うさP作成のVOCALOID(初音ミク)の人気曲『千本桜』をモチーフにした、和菓子の桜餅。女性でもひと口で食べられるし、味もとっても上品。塩漬けの桜の葉もとっても味わい深い。

■高槻家のもやし祭り(300円)

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 アイドルマスターのキャラクター・高槻やよいの家庭で催される“もやし祭り”をモチーフにして料理。超会議で売られるものは、食べ応えがあるように“しっかりと”盛っているそうだ。

■ニコニコ動カレー(500円)

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 ニコニコテレビちゃんを描いたゴロゴロ野菜のカレーライス。目はレーズン、口にはハムが置かれ、らっきょうも添えられている。カレーは甘口の部類になるので、小さな子でも喜んで食べられそう。

■ニワンゴちゃんのイチオシ焼き鳥(300円)

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 ニワトリのキャラクター“ニワンゴ”がオススメしている焼き鳥、ってことで実はブラックユーモアにあふれた一品だが、肉がとてもやわらかく、かなりおいしくいただけた。

■ニワンゴちゃんのイチオシから揚げ(300円)

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 こちらもオススメのから揚げ。イタズラ好きのニワンゴちゃんが、ひとつだけ辛く調理したロシアンルーレット的なメニュー。実はこれ、あまり辛くなかったのだが、プレスの人たちが皆、「辛くない」と言っていたため、本番では、辛さの調整を考えるかもとのこと。

 以上で、フードコートのメニュー試食会は終了。一般的にイベントとなると、現物はちょっとショボかったりするのが常だったりするのが、今回はニコニコ動画のレシピを再現しているだけではなく、どれもキチッと“食べ応えがある”食事になっていて、味もおいしかった。イベント会場のメニューとしては、かなり満足できるクオリティーだと言っておきたい。

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 そのほか、超会議の会場では、エンターテインメントクッキングをしている団体“N.U.D.E”による、たらいを使った巨大ハンバーグ(28日15時)、巨大ホットケーキの(29日15時)の提供があるので、こちらもお見逃しなく!!

■関連サイト
ニコニコ超会議サイト

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