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Z77もH77もB75も! インテル7シリーズ採用マザーボードまとめ【60機種】(2機種追加)

2012年04月08日 00時00分更新

 いよいよインテル7シリーズチップセット搭載マザーボードの発売が始まった。同チップセットはUSB3.0をネイティブでサポートし、ソケットはLGA1155と未発表の第3世代コアiシリーズのほか、Sandy Bridge世代のCPUにも対応する。今回は主要なマザーボードメーカーのインテル7シリーズモデルを一挙紹介しよう。なお、本稿は追加情報が入り次第随時アップデートしていく。

●ASRock(関連サイト)

 ASRockのZ77マザーは、メモリーがすべてPC22400 DDR3までのオーバークロック動作に対応し、すべて『Virtu MVP』をバンドルする。ゲーミングマザーの『Fatal1ty』シリーズも健在で、今回は3モデル用意されている。また、7シリーズから『インターネット・フラッシュ』機能が追加され、UEFI上からインターネット経由でUEFIを更新できるようになった。USBメモリーなどにBIOSファイルを保存する手間が省ける。

Z77シリーズ(10モデル)

Fatal1ty Z77 Professional
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ゲーマー向けの“Fatal1ty”シリーズのフラッグシップ。16+8フェーズのデジタル電源制御、SLI/3-Way CrossFireXのサポート、チーミング対応のBroadcom製デュアルNICの搭載などハイエンドモデルにふさわしい仕上がり。予想実売価格は2万6500円前後。
Z77 Extreme6
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ミニPCI-Eスロットを備えるハイエンドモデル。SLI/CrossFireXをサポート。予想実売価格は2万1000円前後。
Fatal1ty Z77 Performance
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Fatal1tyシリーズの廉価モデル。デジタル電源制御は8+2フェーズ。予想実売価格は1万8500円前後。
Z77 Extreme4
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Extreme6との主な違いはミニPCI-Eスロットがない点。予想実売価格は1万6000円前後。
Z77 Pro4
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑全面固体コンデンサーとRealtek製NICを採用するスタンダードモデル。予想実売価格は1万3500円前後。
Z77 Pro3
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Z77シリーズの廉価モデル。Z77-Pro4からDVIを省いているが、予想実売価格は1万円前後とお手ごろ。
Fatal1ty Z77 Professional-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑SLI/CrossFireXをサポートするマイクロATXモデルで小型ゲーミングマシン自作向きだ。予想実売価格は1万8500円前後。
Z77 Extreme4-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのミドルレンジモデル。予想実売価格は1万5000円前後。
Z77 Pro4-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのスタンダードモデル。4月14日発売予定、予想実売価格は1万2000円前後。
Z77E-ITX
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Extremeシリーズと同様に“ゴールドコンデンサー”を採用するミニITXモデル。4月20日発売予定、予想実売価格は1万6000円前後。

H77シリーズ(4モデル)

H77 Pro4/MVP
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑同社のH77では唯一『Virtu MVP』が付属するATXモデル。予想実売価格は9200円前後。
H77 Pro4-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのスタンダードなモデル。4月14日発売予定、予想実売価格は9500円前後。
H77M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑メモリースロット2基の廉価なマイクロATX。予想実売価格は8000円前後。
H77M-ITX
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Z77E-ITXと比べ、電源まわりの仕様が標準的なミニITX。4月14日発売予定、予想実売価格は1万1000円前後。

B75シリーズ(2モデル)

B75M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXマザー。予想実売価格は7000円前後とASRockの中では最安となる。
B75M-ITX
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑低予算での小型マシン自作に最適なミニITX。4月14日発売予定、予想実売価格は9700円前後。

●ASUSTeK(関連サイト)

  注目は『Virtu MVP』の付属のほか、電源部分が“Smart DIGI+ Power Control”としてさらに進化し、CPUやCPU内蔵GPU、メモリーなどの電源を高精度にデジタル制御できるようになった点。また、Z77シリーズの上位機のユーティリティー『FAN Xpert2』では、CPUファンやPCケースファンを自動で連携制御できるなど、より高効率な冷却が可能だ。

Z77シリーズ(10モデル)

Maximus V GENE
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ゲーマー向けの『R.O.G』シリーズはマイクロATXモデルから投入。mSATAとミニPCI-Eの2面スロットをアドインで実装できる『mPCIe COMBO』ボードがユニークだ。予想実売価格は2万2000円前後。
SABERTOOTH Z77
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑高耐久をうたう“TUF”シリーズ。使わないスロットまでを専用カバーで覆いホコリから徹底的に守る。予想実売価格は2万6000円前後。
P8Z77-V DELUXE
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Wi-Fi/ブルートゥース両対応の無線モジュールを搭載するハイエンドモデル。予想実売価格は2万8000円前後。
P8Z77-V PRO
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑無線LANモジュールのみのミドルモデル。予想実売価格は2万3000円前後。
P8Z77-V
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑PROから電源フェーズ数やUSB3.0ポートの数を減らしたスタンダードモデル。予想実売価格は2万1000円前後。
P8Z77-V LK
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑Wi-Fi非搭載の廉価モデル。4月12日発売予定、予想実売価格は1万8000円前後。
P8Z77-V LX
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑同社のATXで最も低価格なモデル。電源まわりが従来の“DIGI+ VRM”となる。4月26日発売予定、予想実売価格は1万5000円前後。
P8Z77-M PRO
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXモデルながらSLI/CrossfireXをサポートするが、Wi-Fiは非搭載。予想実売価格は1万7000円前後。
P8Z77-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXの廉価モデル。電源まわりはP8Z77-V LXと同じく“DIGI+ VRM”を採用。予想実売価格は1万3000円前後。
P8Z77-I DELUXE
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑発売時期や価格が未定のミニITXモデル。ソケット上部の“DIGI+VRM”の大きい基板が特徴的。

H77シリーズ(6シリーズ)

P8H77-V
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑4系統の映像出力を備えるATXマザー。予想実売価格は1万2000円前後。
P8H77V-LE
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑P8H77-Vの下位モデルでDisplayPortは非搭載。予想実売価格は1万1000円前後。
P8H77-M PRO
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑H77のマイクロATXマザー。予想実売価格は1万2000円前後。
P8H77-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのスタンダードモデル。P8H77-M PROからDisplayPortを省き、PCIスロットを追加。予想実売価格は1万1000円前後。
P8H77-LE
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑メモリースロットを2基にしたP8H77-Mの廉価モデル。4月26日発売予定、予想実売価格は9000円前後。
P8H77-I
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑H77のミニITXマザー。4月20日発売予定、予想実売価格は1万円前後。

B75シリーズ(1モデル)

P8B75-M
 インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXマザー。4月13日発売予定、予想実売価格は8000円前後。

●ギガバイト(関連サイト)

 従来の高耐久設計に加え、防湿などにも配慮した“Ultra Durable 4”が登場。梅雨時や夏場にはうれしい設計だ。USBデバイスの高速充電もじ引き続きサポートし、iPadのように大電流が必要なデバイスの充電も問題なくすばやく行なえる。『3D Power』ユーティリティーでは、ウィンドウズ上から電圧やフェーズ、PWM周波数を設定でき、オーバークロックに最適な調節が可能だ。

Z77シリーズ(8モデル)

G1.Sniper 3
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑4-Way SLI/4-Way CrossFireXをサポートするゲーミング向けATXマザー。クリエイティブ製オンボードサウンドチップを採用し、ゲームなどで臨場感のあるサラウンドを体感できる。予想実売価格は3万3000円前後。
GA-Z77X-UD5H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑mSATAスロットを備えるハイエンドで、同規格のSSDを挿せば“スマート・レスポンス”や“ラピッドスタート”などが使える。予想実売価格は2万5000円前後。
GA-Z77X-UD3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑GA-Z77X-UD5Hから電源フェーズやUSB3.0、SATA3を減らしたミドルレンジ。NIC構成もデュアルからシングルに。予想実売価格は1万9000円前後。
GA-Z77-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑GA-Z77X-UD3Hから2オンス銅箔層PCBやDisplayPortなどを省いたスタンダードモデル。予想実売価格は1万7000円前後。
GA-Z77-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑デジタル電源が4フェーズの廉価モデル。SLIには非対応だがCrossFireXはサポート。予想実売価格は1万4000円前後。
G1.Sniper M3
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXながらSLI/CrossFireXをサポートしているゲーマー向けマザー。予想実売価格は2万円前後。
GA-Z77MX-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのスタンダードモデル。DisplayPortは非搭載。予想実売価格は1万5000円前後。
GA-Z77M-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXの廉価モデルで、電源部分がアナログ制御の3フェーズとなる。SLIには非対応。予想実売価格は1万2000円前後。

H77シリーズ(2モデル)

GA-H77-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ATXのH77マザー。チップセット以外のスペックはGA-Z77-D3Hとほぼ同じ。予想実売価格は1万1000円前後。
GA-H77M-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのH77マザー。チップセット以外のスペックはGA-Z77M-D3Hとほぼ同じ。予想実売価格は1万1000円前後。

B75シリーズ(1モデル)

GA-B75M-D3H
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑マイクロATXのB75マザー。SATA3ポートが1基のみとなり、PCIを2スロット搭載する。予想実売価格は7000円前後。

●MSIコンピューター(関連サイト)

 X79マザーと同じく、同社の品質規格“Military Class III”を採用し、高耐久をうたっているのがポイント。『OC Genie II』では、マザーボード上のボタンを押すと一発でオーバークロック。また、あらかじめ設定しておいたオーバークロック向けの設定を、ボタンを押すことで呼び出せる“My OC Genie”機能を新たに搭載した。

Z77シリーズ(5モデル)

Z77A-GD65
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑電源/リセットボタンや“OC Genie”ボタンを備えるATXのミドルモデル。“Military Class III”は最高品質の5つ星。予想実売価格は1万9000円前後。
Z77A-GD55
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑もうひとつのミドルレンジATX。Z77A-GD65との大きな違いはSATA3外部チップを省いている点。予想実売価格は1万7000円前後。
Z77A-G45
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑オンボードの電源/リセットボタンやOC Genie IIボタンがないスタンダードモデル。予想実売価格は1万4000円前後。
Z77A-G43
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑PCIスロットを3基備えるATXの廉価モデル。予想実売価格は1万2000円前後。
Z77MA-G45
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑MSIのZ77で唯一のマイクロATXマザー。予想実売価格は1万3000円前後。

H77マザーボード(1モデル)

ZH77A-G43
 インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ATXマザー。予想実売価格は1万円前後。

B75シリーズ(1モデル)

B75A-G43
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ATXマザー。予想実売価格は9000円前後。

●ECS(関連サイト)

 1万円以下の低価格な製品も注目だが、『Z77H2-A2X Deluxe』のように高耐久をうたっているモデルもあるので、なかなかあなどれない。コストを抑えながらも、最新マザーで組みたいという人にはオススメだ。発売は4月上旬としており、すでに販売中のモデルもある。

Z77シリーズ(2モデル)

Z77H2-A2X Deluxe
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑『Black Series』のATX。72時間のストレステストなどを課す“Nonstop Technology”で高耐久性をうたう。予想実売価格は1万7000円前後。
Z77H2-A3 with DVI
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑スタンダードな仕様のATX。予想実売価格は1万円前後。

H77シリーズ(1モデル)

H77H2-M
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑H77チップセットのマイクロATXマザーボード。予想実売価格は8300円前後。

●インテル(関連サイト)

 純正らしくNIC(LANポート)も全モデル当然インテル製で、LANの安定性にこだわるユーザーは要注目だ。なお、Z77はシリーズ新たにグラフィカルなUEFIを採用し、スライダーなどで見た目にわかりやすくオーバークロックなどの設定変更が行なえる。

Z77シリーズ(2モデル)

DZ77GA-70K
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑チップセットクーラーにドクロをあしらったATX。USBピンヘッダー接続の無線LAN+ブルートゥースモジュールが付属する。実売価格は2万6000円前後。
DZ77BH-55K
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ATXのスタンダードモデル。『DZ77GA-70K』よりもSATAポートがひとつ、USB3.0ポートが2つ減るが、DisplayPortを搭載。実売価格は2万円前後。

H77シリーズ(2モデル)

DH77DF
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑ミニITXだがHDMI、DVI、DisplayPortを備える。実売価格は1万5000円前後。
DH77EB
インテル7シリーズ採用マザーボード
↑PCIスロット非搭載のマイクロATX。実売価格は1万2500円前後。

●ZOTAC(関連サイト)

 ZOTACはミニITXマザーが2モデル。いずれも802.11n無線LANとブルートゥース3.0を装備し、小型かつ場所を選ばない省スペースPCが自作できる。また、両機種ともインテル スマート・レスポンス・テクノロジー向けのmSATAスロットを搭載するのも注目。

Z77シリーズ(1モデル)

Z77ITX-A-E
インテル7シリーズ採用マザーボードまとめ
↑デュアルギガビットLANを備えるミニITXのZ77マザー。映像出力はHDMI×2とMini-DisplayPort。4月下旬発売予定、予想実売価格は2万円前後。

H77シリーズ(1モデル)

H77ITX-A-E
インテル7シリーズ採用マザーボードまとめ
↑ミニITXのH77マザー。映像出力はDVI-I、HDMI、DisplayPortの3系統。4月下旬発売予定、予想実売価格は1万6000円前後はお手ごろ。

(※4月11日21時33分追記:ECSとインテルのマザーボードを追加しました。)
(※4月16日17時追記:ZOTACのマザーボードを追加しました。)

 

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