『Fing - Network Scanner』
バージョン:1.6
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
「ウチのWiFiタダ乗りされてない?」、「ネットワークプリンター壊れてる?」的な場面のほか、「そもそもネットワークにつながっている機器は?」というときに役立つのが『Fing』だ!
MACアドレスやIPアドレスを一覧できる |
Fingは、iPadと同じネットワーク内のすべての機器を一覧表示できるアプリ。難解なコマンド入力は不要で、ただ起動するだけ。機器がちゃんと動作しているかそうでないかが一目瞭然だ。
確認できるネットワークや機器の数は無制限。自宅やオフィスのほか、実家や友達の家に遊びに行ったらFingで確認してあげよう。もしかしたらWiFiのタダ乗りを発見できるかも!?
個人的に便利だと思うのは、WiFi機器のMACアドレスやIPアドレスをまとめて管理できる点。アプリやサービスの検証をしていると、そうしたアドレスをよく訊かれるので……。ネットワーク管理ツールらしからぬ、スッキリしたデザインも好感度大!
機器が落ちていた期間もわかる! |
管理する機器が増えても大丈夫。機器名を編集したり、任意のタグを追加し、キーワード検索すればすぐに見つかる。
また、ある機器がいつから使えなくなったのか確認できて便利。詳細画面の“Node is Down”という項目を見てみよう。1時間前や1週間前といった感じで“落ちていた期間”を確認できる。
Wake On LANに対応し、PCの前に行かずにスリープを解除するなど、ネットワーク内の機器を離れた場所から制御できるのも便利だ。ちなみに右上の矢印ボタンで機器の詳細をメールで送れる。機器一覧もメールできるのでトラブル時の連絡に役立つ。
見やすくクールなアイコンデザイン |
見やすさへのこだわりにも注目。アイコンを変更できるだけでなく、デザインもクールでシンプル。「アイコンなんか別にいいでしょ……」と思っていた筆者は恥ずかしい限りッス。
なお、機器一覧上部をタップするとインターネットプロバイダーの名前や、およその所在地を地図で閲覧できる。競合アプリと違い、見せ方がうまいというか、見る気にさせる工夫が◎。
プロトコルの確認や追加も可能 |
ネットワークに詳しい人なら、さらに一歩突っ込んだ使い方も可能。各機器の詳細画面で“Scan services”を開き、どのポートでどんなプロトコルが利用できるかを確認したり、一覧にないプロトコルを設定画面で追加することもできますよ。
ネットワークのことはよくわからないという人も「機器を見える化」するとスッキリする。iPhoneやアンドロイドでも使えるので、身近に利用可能なWiFi環境があるなら即入れだ!
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『Fing - Network Scanner』
バージョン:1.6
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) 2011 Overlook
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※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています。
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