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乾電池で動く“備蓄するPHS” ウィルコム『防災だフォン』を発表【災害対策】

2012年03月06日 15時01分更新

 ウィルコムは万が一のときに使える“備蓄するPHS”、『乾電池PHS 防災だフォン TWX01NX-DE』を発表した。発売は4月18日、法人のみの取り扱いとなる。ふだんは防災用の非常持出袋に入れておき、もしもの災害時には乾電池で使える。昨年の東日本大震災時にはPHSが災害時の通信手段として注目を集めたこともあり、オフィスの災害対策に保管用通信端末としての利用を想定している。

 価格やプランはひとつだけ、3年(36ヵ月)契約の一括販売のみで3万5800円と事務契約手数料の3150円(1台目)。月々の支払いは発生しないが、4年目(37ヵ月)からは月々525円が必要となる。通話料は使ったぶんだけかかり、標準コースの料金が適用されるがあくまで使用しないことが前提の製品だ。

防災だフォン

●SPEC

ディスプレー 約1.8インチ(160×128ドット)
カメラ ×
赤外線通信
メール ライトメール対応
連続通話時間 約3.5時間(単4アルカリ乾電池3本)
連続待受時間 350時間(単4アルカリ乾電池3本)
サイズ/重量 48(W)×29(D)×116(H)mm/約123g

※バッテリーをのぞく端末のスペックは『WX01NX』と同等となる。

防災だフォン
防災だフォン
防災だフォン

 端末はオレンジ色のシリコンカバーで覆われ、衝撃にも強い。保管は視認性の高い製品パッケージのまま非常災害袋に入れておく。使用時には乾電池を乾電池ボックスに入れ端末に装着、シリコンカバーを装着する。パッケージ付属の乾電池の使用推奨期限は5年間。

乾電池PHS 防災だフォン TWX01NX-DE
メーカー:Netindex
キャリア:ウィルコム(販売:ウィルコム法人ダイレクト)
発売日:'12年4月18日
一括価格:3万5800円(3年契約)

防災だフォン
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