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まとめ職人が多数参加! Togetterまとめまとめレポート

2012年02月27日 11時30分更新

 『Togetter』といえば、Twitterのつぶやきをまとめられるウェブサービスだ。週アスPLUSでも、毎週、面白かったまとめをピックアップして紹介する“トゥギャッター通信”を連載中だ。2月25日、そのTogetterの公式イベントである“つぶやきメディアサミット2012 ~ トゥギャッターまとめまとめ vol.2 ~”が、東京・お台場のニフティが運営するイベントハウス『東京カルチャーカルチャー』にて開催された。

 内容は、2011年に投稿されたまとめ記事を4つの部門で振り返り、優れたものを表彰するというのがメイン。俳優でハイパーメディアフリーターの黒田勇樹氏、メディアアーティストの八谷和彦氏、子役の“はるかぜちゃん”こと春名風花さんら、Twitterの有名人らも出演して、2時間30分のイベントを大いに盛り上げていた。さらに筆者的にツボだったのは、有名なまとめ記事に関わる方々が大勢参加し、まとめ当時の裏話を聞けたこと。ざっくり写真でレポートしていこう!

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 イベントは昨年2月に第1回を開催。それに続く2回目で、USTREAMでも中継された。

 

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 司会は、Togetterの開発者・代表である吉田俊明氏(中央)と、ウェブサイト“僕の見た秩序。”の管理人であるヨシナガ氏(左)。

 

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 乾杯の様子。定員約120名の会場を満席にする盛況ぶりだった。

 

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 部門ごとにゲストを呼んで登壇してもらい、ノミネートされたまとめ記事を振り返った上で部門賞を選ぶという流れだった。

 

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 ツイートエンタテインメント部門は、黒田勇樹氏が有名人に自分のメルマガの宣伝を頼むステルスマーケティング(?)の様子をまとめた“【これはひどい】Twitterで繰り広げられるステマの決定的な証拠(関連サイト)”が受賞。黒田さんはメダルを受け取り、まとめた@NStylesさんに「お前の賞だよ」とコメントしていた。

 

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 ツイートメディア部門は、@tyokukoさんがまとめた“NHK_PRさんは阪神・淡路大震災経験者だった(関連サイト)”が受賞。司会の吉田さんいわく、「@NHK_PRさんにぜひ来てくださいとお願いしたら『ナカノヒトナドイナイ!』と断られた」そうだ。

 

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 ツイートコラムニスト部門は、@yuu_keyさんが自分のつぶやきをまとめた“日本企業の人に知ってほしい、外資系に見るグローバリゼーションの現実(関連サイト)”が受賞。@yuu_keyさんは、この記事をまとめたあとにTwitterのフォロワーが1400人も増えて、フォローを知らせるメールのためにケータイが鳴りっぱなしになったという。

 

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 ツイートドキュメンタリー部門は、ITジャーナリストの三上洋氏がまとめた“陸前高田市の高校三年生なおみさんが振り返る震災の日(関連サイト)”が受賞。三上氏はツイートの主であるなおみさんの手紙を読み上げていた。

 

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 トゥギャりの裏エピソードも面白い! 例えば、東日本大震災の直後にウェブで流行語になった「枝野寝ろ」が生まれた瞬間をまとめた“枝野官房長官、寝てください #edano_nero(関連サイト)”では、発言主である@pen2さんが「電車が止まっていて出社できず、ベッドの上でUSTREAMでテレビを見てたら枝野さんがずっと出ていたのでつぶやいた。その後、僕が寝ちゃって起きてたら、タイムラインに『枝野寝ろ』が流れてて驚いた」と語る。

 

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 カバンを電車に置き忘れたとつぶやいたら、リツイートが回り回って同じ電車に乗っている人に届いて確保されたという奇跡をまとめた“ツイッタースゲェー(関連サイト)”では、登場人物である3人が会場で感動の再会を果たしていた。

 

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 “ピラメキーノ出演中の子役が思う「都条例」。(関連サイト)”というまとめ記事でTwitterの知名度を上げたはるかぜちゃんは、「あまりはっきりとは覚えてないけど、軽い気持ちで書いたものだったからたくさんの方がこんなに見てくれてるとは全然思ってなかった」と当時を振り返る。

 

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 アスキー総研の遠藤諭所長をはじめ、Twitter、ヤフー、ITmediaの“中の人”を呼んで、Togetterとメディアについてのパネルディスカッションも開催。司会の吉田さんは、口蹄疫が国内で問題になった際、“なぜマスコミは口蹄疫の件を報道しないのか(関連サイト)”というまとめ記事などTwitter経由で情報が流れていく様を見て、Togetterがメディアになるんじゃないかと感じたという。

 

まとめ職人が多数参加! Togetterまとめまとめレポート
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 Togetterの新機能も発表。ユーザーを指定したまとめ記事の限定公開、まとめられないようにするブロック機能、優れたまとめ
職人を“マイスター”として独自に認定する3つがお披露目された。

 

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 4部門で受賞したまとめ記事の中から“ゴールデントゥギャリ大賞”を決めるリアルタイム投票も実施。なんとステマの甲斐あってか、黒田勇樹氏が受賞していた。

 

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 トゥギャッター通信もちょこっとだけアピールしてきましたよ。

 

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 というわけで2011年のまとめまとめは大盛況のまま終了。アナタも優れたまとめ記事をTogetterに投稿して、ぜひ来年のまとめまとめに参加してみよう!

 

■関連サイト
Togetter
Togetter公式イベント第2弾!「つぶやきメディアサミット2012」- トゥギャッターまとめまとめ Vol.2 - Togetter
つぶやきメディアサミット2012 ~ トゥギャッターまとめまとめ vol.2 ~ TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty

 

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