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MWC2012:クアッドコアでLTEな10インチタブの決定版 ファーウェイ『MediaPad 10 FHD』発表

2012年02月28日 18時35分更新

文● ガチ鈴木 イラスト●加山紀章

 スペインのバルセロナで開催されているMWC2012で、ファーウェイはクアッドコアCPUを搭載した、同社4台目のAndroidタブレット『MediaPad 10 FHD』を発表した。CPUは前日に発表のあったAndroidスマートフォン『Ascend D quad XL』も搭載するHiSilicon社製CPU“K3V2(1.5GHz、クアッドコア)”で、OSはAndroid 4.0、10インチ(1920×1200ドット)の超高解像度IPS液晶ディスプレーを搭載する。

MediaPad 10 FHD

 厚さは8.8ミリ、重量598グラムで、シルバーで光沢のあるアルミニウム合金を使用。ネットワークはLTEに対応する。発売は、'12年4~6月を予定する。

MediaPad 10 FHD
ディスプレー 10インチ(1920×1200ドット)
OS Android 4.0
CPU K3V2(1.5GHz、クアッドコア)
カメラ画素数 800万画素(インカメラ130万画素)
メモリー(RAM) 2GB
ネットワーク HSPA+ 21/42/84Mbpsほか
本体サイズ 8.8(D)mm/約598g

 

花のアンドロイド学園的に表現すると……
ファー・ウェイちゃん「カラダも心(CPU)もファーウェイ製ネ!」

MediaPad 10 FHD

 今回、ファーウェイ製ハイエンド端末『Ascend D quad』と『MediaPad 10 FHD』で採用した『K3V2』は、“4ARM Cortex A9コア”、16コアのGPUと64ビットメモリーを搭載するクアッドコアのCPUだ。CPUとGPUのステータスをハードウェア上で自動管理できる“A.I.PS (Artificial Intelligence PowerScaling)”システムを組み込んで、バッテリー駆動時間を向上させている。同社が実施したベンチマークテストでは、CPU、GPU 共にAndroid端末で最速を記録したという。NVIDIAの『Tegra3』との比較が今から楽しみだ。

K3V2

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