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WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速徹底レビュー

2012年02月15日 18時44分更新

WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速レビュー

 ASUSのWiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』。搭載CPUがTegra 2ということで、性能的にとんがったマシンではないですが、各種ベンチマークテストを中心に検証してみます!

まずは開梱
WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速レビュー

 パッケージを開けると、フィルムに包まれた本体が現われます。本体右には“WiMAX搭載”のロゴシールが貼られています。

 このロゴシール、すげーでかいうえに、本体自体に貼られています。まあ、本製品最大のアピールポイントですから当然ですね。

内容物はシンプル
WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速レビュー

 パッケージ内には、本体、ACアダプター、専用USBケーブル、そしてマニュアル類が入っています。実にシンプルな構成です。

 それではファーストインプレッション記事定番の6面写真を見てみましょう。

正面
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背面
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上面
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底面
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左側面
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右側面
WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速レビュー

 本製品のデザインはASUSらしいシンプルなもので、左側面に電源ボタン、ボリュームボタン、右側面にイヤホン端子、HDMI端子、microSDカードスロット、そして底面にはドッキングコネクターが用意されています。

 同梱はされていませんが別売りの“モバイルキーボードドック”を接続すると、ノートパソコン的に利用することが可能です。WiMAX搭載に次ぐ、第2のセールスポイントですね。

シンプルなホーム画面
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 ホーム画面は最低限のアイコンとウィジェットが並ぶのみです。個人的にはあまりアイコンとウィジェットが並びすぎている端末よりも、ゼロから環境を構築しやすいので好印象です。

バージョンは3.2.1
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 Android OSのバージョンは3.2.1。WiMAX未搭載モデルの『Eee Pad TF101』がAndroid 4.0へのバージョンアップが公式に予定されているので、同じくバージョンアップされる可能性が高いでしょう。

 それでは今回の記事の本題です。ベンチマークプログラムのスコアを見ていきましょう。使用したベンチマークプログラムは『AnTuTu Benchmark 性能評価』と『Quadrant Standard Edition』。比較対象のモデルとしてはイー・モバイル『GALAPAGOS (A01SH)』を使用しました。

AnTuTu Benchmark 性能評価

『Eee Pad TF101-WiMAX』
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トータルスコア:4689
『GALAPAGOS (A01SH)』
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トータルスコア:5355

Quadrant Standard Edition

『Eee Pad TF101-WiMAX』
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トータルスコア:1673
『GALAPAGOS (A01SH)』
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トータルスコア:2156

 『Eee Pad TF101-WiMAX』の画面解像度が1280×800ドット、『GALAPAGOS (A01SH)』の画面解像度が1024×600ドットということで、描画面積の少ない『GALAPAGOS (A01SH)』のスコアが上回ることは予想できていました。

 しかし『AnTuTu Benchmark 性能評価』において、“RAM”、“CPU integer”、“CPU float-point”、そして“Databese IO”のスコアも『GALAPAGOS (A01SH)』が高いことを考えると、画面解像度による差だけではなさそうです。『GALAPAGOS (A01SH)』がすでに何度もアップデートされていること、そして『Eee Pad TF101-WiMAX』がまだ試作機であることが、この差の理由かもしれません。

 とは言え、実使用感としては誤差範囲というのが偽らざる印象です。

SunSpider 0.9.1 JavaScript Benchmark

『Eee Pad TF101-WiMAX』
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トータルスコア:1899.7ミリ秒
『GALAPAGOS (A01SH)』
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トータルスコア:1872.5ミリ秒
iPad2
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トータルスコア:1833.0ミリ秒

 『SunSpider 0.9.1 JavaScript Benchmark』で、参考までにiPad2も加えた3機種で計測を行ないましたが、トータルスコアは1833.0ミリ秒から1899.7ミリ秒とわずかなスコア差に収まりました。

タッチペンも使える!
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 パフォーマンス的には十分満足できることがわかったあと、個人的に重要なタッチパネルの反応を試してみましたが、こちらはまったく問題なし。Androidタブレットやスマートフォンで使えないことが多い導電繊維のタッチペンも問題なく使用可能です。

なによりWiMAX高速通信が魅力!
WiMAX内蔵タブレット『Eee Pad TF101-WiMAX』業界最速レビュー

 都市部を中心に着実にエリアを広げてきたWiMAXは、1月24日に実人口カバー率1億人を達成しました。

 月額3880円と他社高速通信サービスより安価に運用できるタブレットとして、『Eee Pad TF101-WiMAX』は魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

Eee Pad TF101-WiMAX
販売元:ASUS
希望小売価格:4万9800円
発売日:2月25日
製品公式サイト
ニュースリリース

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