2012年02月06日05時30分

スーパーボウル XLVI (4) 米国への快適なフライトはデルタ航空のe搭乗券で決まり!

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 今回のスーパーボウルをはじめ、CES などの海外イベントを数多く取材する週アスでは、国際線を利用する機会が多い。週アスをご愛読いただいている読者諸兄にも、海外出張に出かけるかたは少なくないはずだ。

 とくに IT 関連は米国出張が多く、米系エアラインを選ぶかたも多いだろう。週アスが今回、スーパーボウル取材のフライトに選んだのは、太平洋路線で最大級の路線網を誇るデルタ航空だ。

 そのデルタ航空では昨年4月から、日本に e 搭乗券(モバイル搭乗券)を導入。航空券のみならず、搭乗券まで電子化することで、完全なペーパーレスを実現している。

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成田空港のデルタ航空チェックインカウンター。今回はe搭乗券を利用したので、ここでは荷物を預けるだけだ。
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カウンターにはバーコード読み取り機を装備。スマホを係員に手渡し、スキャンは係員にやってもらう方式だ。 赤外線かなにかで読み取っているのがわかる。バーコードなので、レジのチェッカーのような仕組みだろう。

e 搭乗券ならスマホの提示で飛行機に乗れる!

 国際線ではチェックインの手続きが面倒なもの。最近は多くのエアラインでオンラインチェックインが可能になってきているが、搭乗券をプリントするのが面倒だ。たとえば帰国便ではホテルの部屋にプリンターがないため、オンラインチェックインの恩恵も受けられない。

 それを解決したのが、デルタ航空の『e搭乗券』。これは搭乗券代わりのバーコードを、スマホなどの携帯端末に表示させる仕組みだ。

 日本の国内線にはすでに同様の仕組みがあるが、国際線の場合は出国審査などがあるため、e搭乗券は難しいとされていた。だがデルタ航空ではなんと、e搭乗券で出国審査を受けることもできるのだ!

 紙の搭乗券がなくなれば、紛失の心配も激減するし、しまっておく場所で悩む必要もない。この便利な仕組みが国際線で利用できるのは実に助かる。

 記者も初めて国際線の e 搭乗券を利用してみたが、セキュリティチェックや出国審査をスマホの提示で利用できるのは不思議な感じだった。

 とは言え昔は国際線といえば、赤いカーボンで印字されたぺらぺらの航空券( TAT券 )を使っていたもの。いまはそれがなくなり、予約さえあればパスポートの提示だけでチェックインできる仕組みに慣れたのだから、いずれは e 搭乗券の便利さにも慣れるに違いないだろう。

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デルタ航空のオンラインチェックイン。国際線のチェックインもウェブ上で済ませることができるのだ。
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氏名と予約番号を入力すると、旅程が表示される。この画面から座席の指定や変更を行なうことも可能だ。 預け入れる手荷物の情報を入力。荷物を3個以上預けるときなど(2個までは無料)、超過料金が発生する場合も、あらかじめウェブ上で支払いも済ませれば、空港での手続き時間を大幅に短縮できる。
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これが注目の新機能である“e搭乗券”。スマホなどの携帯端末に搭乗代わりのバーコードを表示させる仕組みだ。送信はSMSでも電子メールでも可。今回はGメールを使ってみた。
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URLを開くと、2次元バーコード化されたe搭乗券が表示された。これをチェックインカウンターや搭乗ゲートで読み込んでもらう仕組みだ。 2次元バーコードの画像部分だけを保存しておけば、ネット環境がない状況でも安心してチェックインすることができる。

 ちなみにオンラインチェックインは PC からだけでなく、スマホなどの携帯端末から行なうことも可能。いつでもどこでもチェックイン手続きができる仕組みはいかにも、モバイル時代ならではと言えそうだ。

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デルタ航空の専用アプリを使えば、e 搭乗券を保管しておけるほか、搭乗予定のフライトを教えてくれるカレンダー機能などを利用することができる。

 なおスーパーボウルでは例年、試合翌日の空港が大混雑する。インディアナポリス空港の公式サイトでは利用者に注意を呼びかけており、フライトの5時間前にホテルをチェックアウト、4時間前にレンタカーを返却、3時間前にカウンターに並び、2時間前にセキュリティチェックを受け、1時間前には搭乗ゲートで待機するよう推奨している。

 実際、スーパーボウルや CES のあとの空港カウンターは、絶望的なほどの長蛇の列になりがち。その点、e 搭乗券を利用すれば空港では荷物を預けるだけだし、その場合は専用のカウンターを使えるので、大幅に時間を節約できるはずだ。

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インディアナポリス空港の公式サイトでは、混雑への対処を案内。5時間前にホテルをチェックアウトするところから始まっている。

ビジネスエリートなら優先レーンやラウンジでゆったり

 今回の出張ではデルタ航空のビジネスクラス“ビジネスエリート”を利用。その優れたサービスは、機内に足を踏み入れる前から始まっている。

 なお、デルタ航空ではあえてファーストクラスを作らず、ビジネスクラスを国際線の最上位クラスに位置づけているため、ビジネスクラスに最高のサービスを投入できるとのことだ。

 まずうれしいのが、セキュリティチェックを受ける際に優先レーンの“プレミアム・パッセンジャー・レーン”を利用できることだ。最近はセキュリティ強化に伴い、セキュリティチェックの列は長くなるいっぽう。それがビジネスエリート利用者なら、優先レーンで時間を短縮することができるぞ。

 優先レーンの担当者によると、利用者のあいだではまだ、優先レーンの存在があまり知られていないとのこと。ビジネスエリート利用者に加え、デルタ航空のマイレージゴールド会員や、スカイチーム各社のファースト・ビジネス利用者も優先レーンを使えるのだ。

 せっかくのメリットを利用しないのはもったいないので、ビジネスエリートに乗る機会があれば、ぜひとも優先レーンを使って時間を節約したいものだ。

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成田空港にはセキュリティチェックの優先レーンが設置されている。青い看板が目印だ。

 セキュリティチェックを終えたら、e 搭乗券を提示して出国審査を受けよう。それが済んだら、搭乗までのひと時をラウンジの『スカイクラブ』でリラックスして過ごしたい。

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デルタ航空は成田空港に2ヵ所、空港ラウンジの『スカイクラブ』を用意。ビジネスクラス利用者とマイレージ上級会員は、搭乗までのあいだリラックスできる。 窓の外にはボーイング777が。最新のビジネスエリートは、777にはインストールが完了し、現在はボーイング747への搭載を進めているところだ。
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広々としたスカイクラブ。円形の北ウイングを上手く活用した構造だ。

 スカイラウンジは北ウイングに2ヵ所用意されているので、自分の搭乗ゲートに近いほうを選ぶことができる。ゆったりしたラウンジには軽食や飲み物、新聞や雑誌、シャワールームを完備。WiFiも含め、ネット環境も整っているので、電源を取りながら出発間際のメールチェックも万全だ。

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駐機中の飛行機が見渡せる窓際には、自由に使えるマックが置かれている。マックを選んだ理由は多言語対応だからだとか。
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スカイクラブではフライトまでのあいだに楽しめる軽食を用意。旅行マニアにはおなじみの柿の種はもちろん健在だ。 軽食には春雨サラダも。2年前に利用したときはなかったような……。フライト前に口がさっぱりしますね。
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お子様連れにはうれしいファミリールーム。なかは土足厳禁で、清潔な環境で子どもを遊ばせておける。 ファミリールームにはDVDやオモチャ類を用意。ここでたっぷり遊んでおけば、機内で寝てもらえるはず。
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ホテルのような内装のシャワールームも完備。仕事場から慌てて空港に来た人は、ここでさっぱりしてから搭乗するのが吉だ。 スカイクラブ内のテレビモニターにはフライト情報も表示。搭乗アナウンスもあるが、出発時刻は気にしておきたい。

手荷物の行方も自分でチェック!

 今回、試してみておもしろかったのが、自分の手荷物がいまどんな状況にあるのかをチェックできる『受託手荷物の追跡』機能だ。手荷物を預けると荷物タグを付けてくれるが、そのタグの番号を入力することで、自分の荷物がどこにあるのかをこと細かく表示してくれるサービスである。

 実際に試したところ、目的地の空港で通関手続きをした時間や、次の飛行機に搭載した時間といった履歴がすべて表示。自分の荷物の居場所がわかるので安心だし、もし仮に荷物が行方不明になっても、すぐに履歴がたどれるのはうれしいところだろう。

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こちらは預け入れて荷物の状況を確認できるサイト。名前と荷物のタグ番号を入力する。 すると、自分の荷物がいまどこにあるかが履歴とともに表示される。これは成田からの往路で、ミネアポリスで手荷物が通関し、飛行機に詰まれた時間などがすべて確認できるのだ。

 こんな感じで、デルタ航空の快適なフライトを利用し、記者は無事にインディアナポリスに到着。快適な機内サービスは別の項で紹介するので、そちらも併せてご覧いただきたい。

●関連サイト
デルタ航空 公式サイト
デルタ航空 ビジネスエリート
デルタ航空 モバイル・チェックイン
デルタ航空 受託手荷物の追跡

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