曲のおいしい部分だけメドレーで聴けるiPhoneアプリに惚れた！

『Quick Mix - simple music player like DJ』
バージョン1.0.3
App Store価格：無料
（バージョンと価格は記事作成時のものです）

　iPhoneでもPCのiTunesみたいに曲の切れ目なしにスムーズに再生できたらどんだけカッコいいことか。そんなときは『Quick Mix - simple music player like DJ』（以下、Quick Mix）がイチオシだ！

曲をDJのようにスムーズにつなげる

　Quick Mixは、手持ちの曲をDJプレーのようになめらかにつなぎ、エンドレス再生する夢のようなミュージックプレーヤー。

　標準アプリ『ミュージック』にある曲を指定するだけ。ネットを使わないので圏外でも使えるよ。ただし、プレイリストはつくれず、歌詞も表示できないので『ミュージック』の置き換えにはならないけど、ミュージックじゃできないことがアレもコレもできて感動した。

1曲の再生時間やフェードの長さを設定

　涙が出るほどうれしかったのがクロスフェードができること。再生曲のフェードアウトと、次の曲のフェードインが重なるので、曲と曲の間が途切れない！　シラケない！　超カッコイイ！

　フルコーラス再生するよりも曲の一部を再生したほうがクロスフェードの効果を実感しやすい。曲の長さにもよるけど、おおむね“再生時間”は1分ぐらいに設定するのがオススメ。

　驚いたのが、再生時間を短めに設定すると、曲のサビやキメのフレーズなど“おいしい部分”だけを自動的に選び出し、再生してくれること。「この曲こんなにカッコよかったっけ？」みたいな発見がたくさんあり、埋もれた曲の発掘に役立つ。

ジャケットタップで再生や停止

　曲名やアーティスト名はジャケット写真の上部に重なるように表示されるんだけど、ダブルタップで隠せる。

　このとき再生ボタンも非表示になっちゃうんだけど、もともとタップで再生/一時停止/次の曲/前の曲ができ、そちらに慣れるとボタンは使わないのでむしろスマート。バックグラウンド再生中も『ミュージック』と同様、ホームボタンの2度押しでコントロールボタンが現われるので便利ッス。

　うれしいことにiPhone付属のイヤホンや市販のBluetoothヘッドホンでも再生/一時停止/曲送りができる。移動中や運動時も大活躍間違いなし。

85円支払うと好きな背景スキンに

　プレーヤーの背景スキンや音量レベルメーターのデザインはアプリ内から85円を支払うと好きなものに変更できる。そちらはお好みで。

　ただし「この曲全部聴きたい！」ってなっても一時的にフルコーラス再生したり、いいと思った曲に目印を付けたりはできない。また、iTunes Storeで購入した曲などDRMで保護された曲は再生できないんだけど、誤ってDRMの曲を選択しちゃうと、その後アプリがちゃんと動かなくなる。こうした点が解決されると、もっと使いやすくなりそうなんだけどなー。

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『Quick Mix - simple music player like DJ』
バージョン1.0.3
App Store価格：無料
（バージョンと価格は記事作成時のものです）
(c) digistate co., ltd.
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