2011年12月30日22時00分

なにかと話題の“虚構新聞”管理人さんの独占インタビュー! 2011年ネット事件を追う! 第2弾

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 週刊アスキー 1/24号(862号)特集『2011年インターネット事件を追う!』で取材に応じてくれた『虚構新聞』の管理人、UKさんのインタビューを全文掲載! ツイッターなどのSNSで急拡散し、ブームを巻き起こした虚構ネタはどのようにして生まれたのか聞いてみた。

虚構新聞

Q 虚構ニュースを配信しようと思ったきっかけは?

 もともとは運営していた個人ニュースサイトのエイプリルフール企画で虚構記事を書いたのですが、書いているうちに楽しくなってきて、必要以上の記事をつくってしまったのがきっかけです。書いた記事の評判が良かったので、その後はエイプリルフールとは関係なく書き続け、分量がたまったところで『虚構新聞』という別サイトを立ち上げました。

Q 虚構ニュースを執筆されるさいに心がけていることはなんですか?

 記事や見出しがセンセーショナルになりすぎないように、抑え目に書いています。もっと読者をあおるような書き方もできなくはないですが、“クオリティーペーパー”としての品位を落とさない範囲で書くよう心がけています。

Q '11年の記事のなかで、特に手応えのあった記事は何ですか?

 今年注目を集めた記事は“ツイッターが17文字に制限”、“リスモくん死去”、“ジョブズ氏の魂、iPhoneに宿る”あたりですね。個人的に好きな記事は“iPad2のために角膜を売った中国人少年”と“すき家強盗鉢合わせ”です。どちらもきれいな構成に収まったと自負しています。自分の手応えとネットの評判が必ずしも一致しないのが残念ではありますが(笑)。

Q 今年お詫びと訂正を出したことについては……?

“リスモくん死去”の記事ですね。まずは『虚構新聞』を銘打っておきながら、記事が現実化してしまったことをあらためてお詫びします。本紙は“現実と虚構の狭間をあいまいにする”ことを目標としているため、しばしば現実に近づきすぎてしまうこともあります。過去にもこういう事態がなかったわけではないですが、ここまで明確にお詫びしなければならない日が来てしまって何だか複雑な気分です。反響が大きすぎたあまり、この件がKDDIの副社長さんの耳にまで届いてしまったようで、何かすいません。

虚構新聞

Q ツイッターの流行以前と以後で変わったことはありましたか?

 記事を更新してから拡散するまでのスピードと規模が桁違いに上がりました。今年リリースしたiPhoneアプリの影響もあるかと思いますが、昨年と比べてアクセス数も2~3倍くらいに増えて驚くばかりです。一方でツイッター経由で“悪質なデマ”として広がらないよう、今まで以上に記事の見出しに注意を払うようになりました。あとはどういう記事が多くの人の関心を集めるのかを考える上でツイート数を参考にすることも増えました。

虚構新聞
虚構新聞の記事に対して、ツイッターが公式に否定したこともあった。

Q 今後の抱負をお聞かせください。

 ニュースの映像化やリアル虚構新聞の発行、アンドロイド版アプリのリリース、虚構新聞以外の媒体での執筆など、いろいろ挑戦したいことがあります。ですが、まずはもっと多くの人に本紙の存在を知ってもらいたいです。具体的には……

 あこがれの深津絵里さんの耳に届くくらい!

 今の30倍くらい収益が出るようになれば、本当に『虚構新聞社』という会社組織を立ち上げて、スタッフを集めて、編集部から日夜虚構ニュースを配信する……というような夢もゼロではありません。社会に1ミリも貢献しないアホな夢ですが、どうせアホなら、本気でアホなことを追求してみたいです。今後とも弊紙『虚構新聞』をよろしくお願いいたします。

虚構新聞(関連サイト)

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