週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

このトゥギャリはつぶやきの宝石箱や~

【トゥギャッター通信】第55回「スライムと怪しいAndroid」

2011年12月03日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、ドラクエのスライム肉まんの盛り上がりや何だか怪しい挙動をするAndroidアプリについてのまとめなどなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

スライム肉まんがファミリーマートにあらわれた!

 先月29日、全国のファミリーマートで限定発売された『スライム肉まん』。その名の通り、国民的RPG『ドラゴンクエスト』の敵キャラクター“スライム”を模した肉まんだ。スライムそのものの知名度と、販売数が限られていることなどから、品薄や売切になる店が続出。この状況をお客に伝えるポップがユニークで面白いとTwitterでも話題になっていた。

 『ドラクエ』にちなんで、売切の場合には「スライム肉まんたちはぜんめつした……」、商品補充の際には「スライムはなかまをよんでいる」といった具合に、ゲーム内のセリフをもじったものが目立つ。ただ、あまりにも売れ行きが良すぎたためか、手書きで急いで書いたようなものが多く、当日の盛況ぶりがうかがえるというもの。本記事を読んで、当日の盛り上がりを追体験しよう。

 なお、肉まんそのものの画像を見たい人は、『【グロ注意】おお!スライムまんであそんでしまうとは なさけない!』『11/29 日本中のTLを賑わせた『スライムまん』の人気画像50枚!』なども要チェック。

Togetter:ファミマ全力過ぎ!!ファミマのスライム肉まんのポップがすごい!!

 

“ゅゅゆゅ”でTLに魚群発生!?

 顔文字やAA(アスキーアート)など、ネットの世界では文字列を組み合わせて表情や図形を作る文化がある。落ち込んだり落胆したりした時の感情を表す「(´・ω・`)」(ショボーン)などが馴染み深いだろう。その一環で先日Twitterでブームとなったのが、「ゅゅゆゅ」だ。しかしこれ、何を意味するのだろうか?

 きっかけとなったのは、ネット上のとあるニュース。それによれば、イタリア人が「ゅゅゆゅ」を見て、「魚が泳いでいるように見えた」のだそうだ。日本人である我々は平仮名の「ゆ」が並んでいると真っ先に思ってしまうが、言われてみれば確かにそう見えるかも。ほかにもまとめ記事では、「『金』がイギリス人には小さい家に見えるらしい」といった豆知識も紹介している。これを読めば、もう「ゆ」が魚にしか見えない!?

Togetter:イタリア人には「ゅゅゆゅ」がさかなに見える→魚群がTLに登場

 

理想のプログラマーになるには

 12月に入り、就職活動が本格化してきた人も多いだろう。その中でもプログラマーを自分の仕事にしたい……と思っている人に、参考になりそうなまとめをTogetterで発見。できるプログラマーとそうでない人の違い、プログラマー志望の人が就職活動で何をするべきかという、2本立ての構成になっている。

 プログラマーの違いについては、「プログラマーのプロとアマチュアの違いは運転手のプロとアマチュアの違いに似ている。わかりやすい指標で競うのがアマチュア。曖昧な命題に立ち向かうのがプロ」などの例を挙げて解説されている。一方、就職活動の方は、「学業の成果として卒論があると選びやすい」「卒論に入れ込んで就活していなかった学生を先生から紹介される事があるが、例外なくかなり逸材」という意見が出ていた。どちらにしても、自分が何をやるべきかをしっかり把握して、物事に取り組む……ということが肝心なようだ。プログラマー志望の人のみならず、現役のプログラマーも目を通してみてはいかがだろう。

Togetter:プログラマーと就職活動。その先に見えるリア充とは。

 

あなたは大丈夫? Androidアプリに潜む罠

  Androidでアプリをダウンロードすると、アプリが機能できるように様々なパーミッション(許可)を要求してくる。しかしその中には、明らかに必要のないものまで求めてくるアプリも存在する。本記事では、単なる懐中電灯なのに、“端末のステータスとIDの読み取り”、“位置情報”のパーミッションを要求してくるアプリが話題になっていた。しかも、“迷惑な宣伝なし”とうたっているのに、ファイルを確認してみると何故か広告だらけ。

 Androidアプリの中には、位置情報が米国の広告会社に送信されて、広告に利用されているケースも確認されているという。どんなアプリでもインストールする際にはパーミッションを求める警告が現れるものだが、詳しくない人がよく理解せずに「OK」を押していることも珍しくないはず。スマホの普及率が高まっている現代だからこそ、セキュリティに対する意識もいっそう求められる。このまとめを読んで考えてみては。

Togetter:どうしてこうなった?不思議なパーミッションを要求するAndroidアプリ・カタログ

 

黒歴史で語る、あの頃の同人事情とは

 人間、生きていれば思い出すのも恥ずかしい“黒歴史”があるものだ。今回Togetterで見つけたのは、かつて同人少女だった女性たちの思い出。ネットもなかった頃の同人事情が垣間見える。

 「小為替と一緒に同人便箋(同人サークルが製作した便箋)で大好きなサークルさんに通販のお願いを出す」や、「雑誌で見つけた友達とFAXを交換する」など、あの頃の自分を思い出して自爆しつつも、懐かしいキーワードを語り続けるユーザーが熱い。当時を知らない人には独特の雰囲気を感じ取れるかもしれないが、リアルタイム世代は“あるある”過ぎて読むのにかなりのエネルギーを要するかも……。

Togetter:ぼくの!みんなの!黒歴史

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

【仕事】
麻雀荘経営って難しいね。

【震災】
原発関連情報の取捨選択に役立つ、糸井メソッド

【カルチャー】
ツイッターユーザーが選ぶオススメゲーム音楽

【社会】
英国には「ハリネズミ保護協会」がある。

【地域】
渋谷・新宿・池袋のおいしいお店といえば?

 
協力:Togetterトゥギャッたん

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう