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鉄板GPUの『GeForce GTX560Ti』448コア版が発表……だけどアジアでの発売は未定だと!

2011年11月29日 23時00分更新

NVIDIAのミドルハイクラスGPUの『GeForce GTX560Ti』にCUDAコアを384基から448基に増設したモデルが発表になりました。GTX560Tiは、2万円前半で、重量級も充分遊べる性能をもちます。バトルフィールド3を、画質:最高(1920×1080ドット)で計測したところ、フレームレートの平均は33fpsと、快適に遊べる基準の30fpsを上回っています。

ちなみに、週刊アスキー12月13日号では『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』や『バトルフィールド3』といった注目FPSゲームを徹底的にベンチしていますので、チェックしてくださいね!

GeForce GTX560Ti 448

そして、今回登場する『Geforce GTX560Ti with 448 Cores』は、描画処理の要となるCUDAプロセッサーコア数を増やしたモデル。NVIDIAの発表資料によると、実ゲームのベンチマークで5~6fps程度向上しているようです。

以下はリファレンス仕様での比較表です。

  GTX56Ti 448Cores GTX560Ti
CUDAコア 448基 384基
コアクロック 732MHz 822MHz
プロセッサークロック 1464MHz 1645MHz
メモリー 1.2GB GDDR5 1GB GDDR5
補助電源 6ピン×2 6ピン×2
消費電力 210W 170W
SLI 3ウェイ 2ウェイ

 

仕様をみると、コアが増えているだけに消費電力も増加しており、コアのスペックを落とすことでバランスをとって40ワットアップに納めた、というところでしょうか。

……と、まあ期待感たっぷりに紹介していましたが。なんとアジア地区での発売は予定されていないとのこと!
何度もNVIDIAの資料を見て問い合わせてみましたが、

Available in the following regions
North America: USA, Canada
Europe: UK, France, Germany, Russia, Nordics


の記載のみ。ただし、搭載機はASUSTeKやギガバイト、MSIなど日本でもおなじみのメーカーから登場する予定とのこと。もし発売されたら2万5000円くらいかな? メーカー様よろしくお願いしますよ!

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