気づいたらタッチペンを全部で5本購入していたジャイアン鈴木です。自らの浪費癖に恐怖します。
このままだとただの無駄遣いに終わるので、自腹購入した5本に、KONOSUがMetaMoJiさんから借りていた1本を加えて、徹底比較することにしました。
どれが一番書き味がいいか!? |
今回試したタッチペンは下記の6製品となります。
ワコム『Bamboo Stylus』
パワーサポート『Smart Pen』
MetaMoJi『Su-Pen』
ミヨシ『タッチペンロングタイプ(ノック式)STP-01』
ミナトエレクトロニクス『Touch Wand』
TUNEWEAR『TUNEPENCIL DrawPro』
まずはそれぞれの製品について手短にレビューしたあと、私を含めた週アス編集部員10名で最後にランク付けしますね。
ワコム『Bamboo Stylus』 |
価格:2980円 |
重量実測18グラム |
先端のゴムは交換可能 |
少し重めのゴムタイプのタッチペン。ゴムが劣化したら、分解し交換することが可能です。ゴムの直径が細めに作られていますが、ゴム自体の素材は柔らかめの設定になっています。
実は編集部のペン入れに常備しているのがこの『Bamboo Stylus』で、一番使い慣れています。適度な太さと重さが、さすがペンタブレットメーカーのワコム製ですね。
『Bamboo Stylus』
販売元:ワコム
価格:2980円
パワーサポート『Smart Pen』 |
Amazon販売価格:1390円 |
重量実測10グラム |
弾力のある芯を内蔵 |
液晶保護フィルムについては必ず同社製を選ぶほど、個人的に絶大な信頼を寄せているパワーサポートのゴムタイプタッチペンです。
分解して調べたわけではないのですが、ゴム内部に弾力のある芯があり、ゴムタイプのタッチペンながら固めの書き味を実現しています。
本体が細く、かつ表面が滑りやすいので、少々ホールド感に欠ける印象を受けます。
『Smart Pen』
販売元:パワーサポート
Amazon販売価格:1390円
-
1,390円
-
1,390円
MetaMoJi『Su-Pen』 |
価格:2980円 |
重量実測22グラム |
交換可能なペン先は線維製 |
万年筆的な佇まいの線維製ペン先を採用したタッチペン。太くかつ溝のあるグリップ部で、長時間快適に使用できるように設計されています。
交換可能なペン先は市販のペンシルホルダーなどに装着して利用できる標準鉛筆サイズです。私には標準の本体部分が短く感じられたので、長めのペンシルホルダーと組み合わせて使ってみたいですね。
『Su-Pen』
販売元:MetaMoJi
価格:2980円
ミヨシ『タッチペンロングタイプ(ノック式)STP-01』 |
Amazon販売価格:1051円 |
重量実測14グラム |
線維製ペン先が飛び出す |
『Su-Pen』と同じく導電繊維を利用したタッチペン。ノック式なのでペン先を収納して保護できます。
繊維タイプということで滑りは『Su-Pen』同等ですが、ペン先はゴムタイプのように柔らかめです。筆圧の強い方には向いていないかもしれません。
『タッチペンロングタイプ(ノック式)STP-01』
販売元:ミヨシ
Amazon販売価格:1051円
-
ミヨシ(MCO)スマートフォン用タッチペン ロング...
1,051円
-
ミヨシ(MCO)スマートフォン用タッチペン ロング...
1,051円
ミナトエレクトロニクス『Touch Wand』 |
Amazon販売価格:2480円 |
重量実測8グラム |
まるで筆のようなペン先 |
導電繊維を使っていますが、ペン先の繊維が筆のように直立しています。ペン先の滑りは、上に紹介した導電繊維製タッチペン2製品よりよかったです。
ペン先を保護するため収納できるようになっていますが、その構造上、持つ箇所がペン本体の中央近くになります。なおペン先を収納できませんが、キャップなしの通常タイプも販売されています。
『Touch Wand』
販売元:ミナトエレクトロニクス
Amazon販売価格:2480円
-
2,480円
-
1,960円
-
1,960円
TUNEWEAR『TUNEPENCIL DrawPro』 |
Amazon販売価格:2405円 |
重量実測12グラム |
ペン先は特殊導電チップ |
一見すると尖ったペンのように見えますが、透明の円形板がペン先となっている一風変わったタッチペンです。
円形板はスプリングで固定されているので、ペン先を滑らせている際に自然に角度が変わります。
『TUNEPENCIL DrawPro』
販売元:TUNEWEAR
Amazon販売価格:2405円
どの製品も工夫を凝らして作られており、ある意味、タッチペンはまだ発展途上にある製品だというのが正直な印象です。
また、使っているうちにどんどん評価が変わってくるのも不思議です。そんなこんなで自分が信用できないので、今回は冒頭に記載したとおり、週刊アスキー編集部の編集部員10名に製品をそれぞれ比較し順位をつけてもらいました。その結果が下記の表になります。
週アス編集部員10名による総合順位は!? |
ご覧のとおり、圧倒的に繊維タイプのタッチペンが人気で、かつ偶然にも2製品が同率1位となりました。
ご参考までに…… |
上の画像の手書き文字は私・ジャイアン鈴木が書いたもので、ワコム『Bamboo Stylus』、パワーサポート『Smart Pen』、MetaMoJi『Su-Pen』、ミヨシ『タッチペンロングタイプ(ノック式)STP-01』、ミナトエレクトロニクス『Touch Wand』、TUNEWEAR『TUNEPENCIL DrawPro』の順番に並んでいます。……思ったより違いが出ていないですね。
今回体験してもらった編集部員の多くが口を揃えて言っていたのは、「ひっかかるのはイヤ」というものでした。今回のようにまとめて書き比べてみると、滑りやすい線維製タイプのタッチペンが評価が高かったので、高価ではありますがこれからの主流になるのではないでしょうか?
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります